■2003年8月の日記

8月31日 Sun 白痴最終日

 今日で白痴も最終日。長かったような。短かったような。明後日からはユビュもはじまるし、ホームページも移転するしね。そしてそのあと、ユダもあるしね。がんばらないとね。打上げはアテにしていた西村シェフと田丸シェフがいなかったため、いたしかたないかんじで詩森シェフが陣頭指揮。アゴラでチラシ寿司を作りました。いや。タイヘンだったよ。一升のゴハンを酢飯にするのは。そのほかのメニューは、油揚げのネギミソ挟み焼き・鳥の胡麻煮・チャプチェ・ネギとジャコのサラダ、でした。お疲れ。ワタシ。お疲れみなさま。楽しく飲んで終電で帰宅。そのままユビュの台本の続き。演劇の日々は続く。


8月30日 Sat 盆栽美術館

 朝から法政で打合せ。いっしょに行ったタクヘイさんが「盆栽見ていい?」と言うので着いていったら、そこは高木盆栽美術館というところなのであった。盆栽美術館なので展示物は基本的に盆栽。最近、芸術新潮の盆栽特集を購入した詩森としては、興味深く拝見する。奥が深そうな世界だわ。ユビュに関してタクヘイさんからさまざまな人脈を紹介される。求めよ。されば開かれる。どんなヒトを求めていたかはナイショ。でも長年の夢が叶い、嬉しい詩森なのであった。


8月29日 Fri ユニポイ版2日目

 働いて、作業して、飲みました。


8月28日 Thu ユニポイ版初日

 働いて、観劇して、飲みました。


8月27日 Wed ジンジャン・ユビュ王

 積み下ろしを手伝い、家に帰り、死んだように眠った後、法政大学に「ユビュ王」。ああ、空間の使い方が上手だなあ、演出意図が明確だなあ、などと感心しているあいだに終わってしまいました。面白くてお上手で、なんの文句もありませんが、好みの問題だけ言うと、やっぱりわたしはこういうオバカチックな演劇ってキライなのねー。ってコトはユビュ王に向かないってコトよね。いや。ヒトがやるのはいいのよ。見るのもキライじゃないし。できることなら来月も法政で白痴をやりたい。そんなコトも言ってられないので構成台本、書いております。イヤイヤ書いているので、どんどんレッドゾーンへと。ハッキリ言って過激です。振り切りますよ。


8月26日 Tue 

 昼は驚きの音響ミス。頼むよ。寺田くん。しかし芝居は上向き。そして夜、またも鳴り止まぬ拍手。今回くらい芝居の出来と観客席の拍手が呼応していたことはなかったかもね。昨日の拍手はほんと、パラパラってかんじだったもの。そういえば今日アゴラの関係で見に来てくださった、とある大学の教授の方が、わたしの顔を見た途端「いや、女性とは思わなかった」とおっしゃるので、「よく言われます」と答えると、「でも男性とも思わなかったけど」と茫洋と言われた。じゃあわたしはいったい何?やっぱり家畜?ああ。白痴が終わったなあ。明日からはユニポイ版。


8月25日 Mon 

 本番直後、ちょっとビックリするようなダメ出し。 生ものだから落ちる日もある。でも限度があるだろう。それを許してしまう原因は解っている。憎しみという感情にはひごろ縁のないわたしだけど、こんな夜は憎しみとはこんな形をしているものか、と思い知る。


8月24日 Sun 

 昼の回は奇跡のような拍手。たしかに素晴らしかった。たった一個、大きな照明のミスを除いては。夜は多少落ちる。安定しない。みんながこの作品と格闘している。


8月23日 Sat ずっと

 怒ってた。大魔神みたいに。スタッフに。俳優に。こんなに疲れたゲネは初めて。すべてが雑すぎて、それをぜんぶ拾ってメモして、とやっていたら、感覚が開きすぎてしまったみたいで、本番が終わっころにはボロ雑巾のようになっていた。耳も目も全開だったから。でもよくぞ初日が開いたよ。怒ってはいたけど、深くスタッフ、俳優に深く感謝もする初日。特に劇場に籠もりっぱなしなわたしにかわり、すべてを滞りなく進めてくれたフロントスタッフと受付を飾り付けてくれた京さんには感謝。あの丁寧な志の高い仕事ぶりを見てエネルギーをチャージできなかったら、途中でヒューッて倒れていたかも。「これでいいや」も「これでいいか」もぜったいに嫌い。こうありたい、という理想に妥協しないひとだけが好き。


8月22日 Fri 案の定

 ほぼ徹夜で仕事をしたが制作系の仕事が終わらず1時間ほど遅れて小屋入り。そしてなにがなんだかわからないほど過酷な一日仕込み。


8月21日 Thu 最終稽古

 最後の稽古場。ホント、熾烈な稽古場だったね。最終通しは疲れてしまってみんなヘロヘロだった。明日は小屋入り。


8月20日 Wed 稽古

 してたね。思うように進まない。詰めるべきところが詰められない。イライラする。今日も終電近くまで。文句も言わずつきあってくれる俳優たちに感謝。


8月19日 Tue 稽古・・・

 稽古してました。


8月18日 Mon 折り込み・小道具・修羅の稽古場

 俳優に付け帳を出させたら、あまりに膨大にあってビックリする。探さなくちゃ。探さねば。風琴工房では小道具探しは詩森の仕事。女優のストッキングまで一緒に買いに行くような演出家なので衣裳・小道具の類は、一切、人に任せられない。合羽橋、浅草橋、下北。そのうえスズナリで折り込みもこなす。そんな一日の途上でいろんなひとに少しづつ会う。今日はその全てのひとから力をもらうようなかんじがした。別に励ましの言葉とかかけてもらったとかではなく、例えばスズナリの現場にいたフラジャイル舞台監督の松下くんがパワフルに働いていたり、そこで美術をやっているのがort伊藤ちゃんで、松下くんと楽しそうに喋ってたり、隣りで折り込んでいたのか青年団に今年制作で入った結奈ちゃんだったり、チラシを置かせてもらっている小里くんちにユビュのチラシを取りに行ったら12月公演の脚本を書いていたり、ただそれだけのコトなんだけど。つまり誰に頼まれてやっているワケでもない。自分がやりたくてやっている演劇だということ。みんなそれぞれ見えない場所でひっそり戦ってるんだっていうこと。稽古場に行く。とうぜんまた修羅場。修羅のなか劇的に変わっていく俳優もいる。変われずもがく俳優もいる。その全てに立ち会いたい。立ち会えることの醍醐味を味わいつくしたい。


8月17日 Sun 合同稽古

 今日はユニーク版と風琴版、並べてみんなで見る日。ユニークバージョンのこともとうぜんいろいろ思ったけど、なんか風琴バージョンのダメなところがピンときた。そうだよ。そこから逃げてたらこの物語は完成しない。ただ完成度の高いだけの空しい物語を作るのなんてイヤだ。劇場の暗がりで客とホントの話しがしたいなら、まずはわたしが口を開こう。演出家は腹芸が大事なんてわたしはコレッポッチも思わない。そんなのどこかの政治家気取りの(自分の影響力を確認するのが大好きな)演出家に任せておけばいい。俳優はそんなにバカではない。そんなバカな俳優は俳優とは呼ばない。俳優と立ち向かえ。本音で話をしろ。その意志がありなおかつ越えていける俳優と演出家だけが安吾をやる資格のある人間だ。おそらく。きっと。


8月16日 Sat 熾烈な稽古

 今日もガシガシとダメ潰し。ほとんど休みなく返し、女優陣は通しの準備しながら軽くおにぎりかなんかを食べて、それから通し。でもそれでも気に入らず、ラストだけもう一回稽古。とうぜん終電間近まで。女優中心の座組だから体力的なコトを考えても早く返してあげたい。でも今がんばらないと来週キツすぎる。ある意味、風琴工房史上でも最も熾烈かつ過酷な稽古だ。しかし、これだけ細かくダメをつぶしていると、ある意味完璧なくらいディレクションが行き届きはじめた。しかし、なんかこのままじゃ最終的にダメなんじゃん、という気がする。それはきっといくら稽古しても埋まらないなにか。もう夜も眠らない。ゴハンなんて食べなくても平気。考える。考えつづける。


8月15日 Fri 稽古オフ

 頭の中味が過積載気味なので、見に行くべき芝居も放り出し、リフレッシュに国立化学博物館にちょいと出かける。そしてミュージアムショップでついウッカリ恐竜を2匹も買ってしまう。ブラキオザウルスとティラノザウルス。大散財。それにしてもフェバリットコレクションはスゴイ。リアルだよ。造形も口の中の塗装とかまで。こういうフィギュアの高いのってひとつひとつ目とか微妙に違うんだけど、それにしても、目の塗装を確かめたくて、すごく厳重に梱包してあったのにワザワザ開けてもらうというのはどうか。開けてもらって気に入らない塗装だったら「別のにしてください」って言わなくちゃと思ってドキドキしたよ。まあでもショップのお姉さんも当たり前のように開けてたからそういうお客さんはたくさんいるんだろうけど。自分がそんなお客さんのひとりかと思うとちょっとイヤ。そんな最後の稽古オフ。


8月14日 Thu うれしいことに

 停滞していたチケット予約がまた動き始めている。しかし残念なことに、詩森の予約はぜんぜんこない。DM、届いていないのかしら。メールも不達になっているのかしら。そんなはずないわね。きっと、人気がないだけね。認めよう。自分の人徳のなさを。それでなくても山路さんやら奈々ちゃんやらとお客さま被りまくりの今回。なんとかしなくちゃ。みなさま、来てね。しかも詩森のチケットで。
 でもって今日の稽古はダメ潰し。昨日のダメを徹底的に叩くつもりが、半分くらいしか終わらず。しかし、潰したところは確実に格好よくなっていく。達平くんに約束したあるシーンの決定版は今度こそ見せてあげられるかも。制作を喜ばせるためにガンバってどうするってカンジだけどね。まあでも制作さんくらいは喜ばせないとね。それにつけても派手な芝居ね。風琴工房、約束通り歌舞いております。しかも「白痴」で。もちろん「白痴」で。


8月13日 Wed 衣裳・高津・稽古

 まずはメイク用品を買いに銀座のセイセイドーへ。今ひとつ商品知識のない店員たちに苦労しつつ、なんとか必要なモノを揃える。ああ、なんたって眞美ちゃんの携帯番号を聞いてなかったんだろう・・・。これでいいのかしら。不安。そしてそのまま下北沢へ。女性キャストの今度は洋服探し。普通は俳優を連れてくるのだが、今回はその時間がなさそうなので、ひとりで探し、ひとりで買う。これも不安だ。なにせ着るのが体型がやたらと華奢な奈々ちゃんと、いまひとつ体型を把握していないノリちゃんのなので、着せてみないことにはフィットするかどうかわからない。奈々ちゃん用にコレだ、というワンピースを見つけ、仕方ないので自分で試着してみたが、腰のところを通すのに非常に苦労するくらいサイズが小さかったので、これならなんとかイケルかと、購入。しかし稽古場で実際着せてみたら、アチコチつまめるほどユルユルだった。ワタシがきたらあんなにパンパンだったのに・・・。やはり腹部マッサージに賭けるしかないのか。まあでも思った以上に奈々ちゃんには似合ったので満足する。ノリちゃんのは探しに探し、もう時間切れだよ、と思ったその瞬間、最後に寄った古道具屋の片隅にディスプレイされていたブラウスをゲット。はあ。衣裳と演出兼ねるのはタイヘンだよ。
 その後、本番用のとある道具を借りるため高津へ。ちょっと早めに借りて慣れたかったのだ。ついでに京さんから頼まれたとあるモノもゲット。そして稽古場へ。
 今日はスタッフ一同に会しての通し稽古。音楽の寺田くんは青木さんからたくさんキッカケダメを出され、グッタリした様子になっていた。セリフ噛むのが多すぎてどうかとは思うけど、じょじょに面白くなっていると思うわ。いいものにするわ。きっと。きっと。
 達平くんがCDにユビュの写真を焼いてきてくれたので、懸案のポストカード作りをしようと開けてみたら、今度はなんと解像度が600もあった。前のは75とかだったのに。中庸というものはないのか。さすがB型。制作スタッフにB型がふたり(含詩森)も集まってしまい風琴工房は大丈夫なのか。不安は募る。でもそんな藤原くんの撮った写真はカッコいいので、やたらと妖しいポストカードができましたとさ。どんとはれ。

8月12日 Tue ついてない

 昨日腹部マッサージをされたところはやや内出血気味の痛みが。大丈夫なのか。中国整体。
 で、今日はポストカードを作る日にしようと思って、まずはフラジャイルからもらったCDを開けてみる。すると入っているハズの写真が数枚しか入っていない。これじゃ作れない。ガッカリ。じゃ、ユビュ王でも作るか、と藤原くんから貰ったユビュのCDを開けたらこっちはどーゆーワケか解像度が低い。これもダメだ。結局仕事は今ひとつ進まず、ずっとほったらかしてたWEB仕事をやって、ユダ用の企画書文書を推敲して、それから稽古。今日は3場。ふう。まだまだ荒いな。しかし、今日はなんとか時間中に収まった。そう言えば今日は当日パンフの打合せに京さんが稽古場に来てくれたのであった。なので、打合せがてら、前々から目をつけていたアジアンダイニングとやらに行ってみる。アジアンダイニングという割にサシミやらエイヒレもある普通の居酒屋だったが、料理は全て美味であった。安いし。京さんとのめくるめく打合せはfringeの連載を読んでくださいませね。

8月11日 Mon 謎の中国整体

 稽古は1場。1場と簡単に書くけど、今回、なんせ3場構成なので1つの場面が30分くらいはある。だからかなりタイヘン。今日は居残りしないと思っていたけど、やはり居残りになった。
 ようやく1場が全て通るともう11過ぎ。ここのところ夏バテも相まって肩こりと背中の疲れが尋常ではなく、前から目をつけていた中国整体の店に行ってみる。リニューアルオープンとかで割引中だったので、いつにないゴージャスなコースを頼もうとしたら、妖しい中国人(男性)が「絶対コレにすべきだ」とさらに高いコースを指差す。「いや、コレで」と抗うが、「いや、あなたはとても疲れているからコレにすべき」と譲らない。言葉もあんまり通じなくて面倒なので「じゃソレでいいです」と諦めて診療台へ。そしたらいきなり頼んでもいない腹部マッサージを始めた。なんでも老廃物が溜まっているから、コレをなんとかしないと疲れも取れないし、なんといっても下半身ダイエット効果があるという。そしてわたしの腹を触らせ、「ほらこんなに老廃物が溜まっている」と妖しい笑顔である。「・・・それは脂肪では・・・」と思ったが、これをやると腹も足もどんどん痩せて行く、という甘言にのせられ、ついつい激痛を伴う腹部マッサージに耐えるワタシ。そうかと思うとこれまた妖しいオイルのようなモノを塗られ、更に蒸しタオルをのせはじめる。そして、「あなたはあと一回今週中に来るべきです。木曜日、11時に予約を入れておきます」と勝手に予約まで入れてしまった。そして蒸しタオルを取り、またワタシに触らせて「ホラどうですか」と妖しい笑顔。なにが変化したのかよく解らなかったが、その尋常ならざる妖しさにやられ、「はあ、スゴイですね」などとお世辞を言ってしまうワタシ。お金、払っているのに。しかし、腹部マッサージを含め、眼精疲労、手、背中と続くマッサージはさすが中国三千年の歴史、というかんじで、素晴らしかったので、次回も来て見ることにした。それにしてもホントに下半身はどんどん痩せるのだろうか。密かに期待は募る。以下、次号に続く。


8月9日 Sun 初通し

 一日稽古。夕方からは元紅王国の恩田眞美ちゃんによる着付けとメイク指導。そして初めての通し。初通しとしてはまあまあのデキ。でもね。今回一日稽古が入らないので、残った稽古時間を計算し、ダメが全部潰れるか、ちょっと不安に。俳優からもそれぞれ早出稽古と居残り稽古の申し出が。稽古延長って俳優を疲れさすだけだから、殆どしない風琴工房だけど、さすがに今回はやりますか。


8月9日 Sat 衣裳のいちにち

 朝10時45分に女優さんたちと待ち合わせ、白痴の衣裳をお借りしに行く。先日ポカリン記憶舎に衣裳提供をしてらした「灯屋」さんが今回の白痴にも衣裳協力してくださることになったのだ。レンタル料はお支払いするけど、なによりアタマの痛いコーディネートをお願いできるし、簡単な着付け指導もしてくださる。担当してくださる社長の渋谷さんはとてもステキな女性で、とにかく迷わない。チャッチャッと帯を決め、着方を決め、しかしそれが全て的確で、斬新。4人の衣裳が決まり、並んで立ったときには思わず店員さんも詩森も大喝采。本番がホント、楽しみでございます。
 外は台風だったが、詩森は日暮里へ。岡田桂子ちゃんと待ち合わせてユビュ王の衣裳用の布を買いに行くのだ。ダイレクトメールで配られるポストカードでそのテイストの一環が見え隠れするはずだが、スゴイよ。今回の衣裳はハッキリ言って。衣裳だけでも見なくては損よ。
 そして稽古。さすがにもうグッタリだけど、稽古は佳境だし、死力を尽くしてがんばる。今日は3場。3場は松岡のシーンなのでさすがにサクサクと稽古は進む。しかし、ラストの山場に行くとまた一気につっかかる。芝居の全ての要素が怒涛の勢いで一気に4畳半になだれ込んでくるのだ。今日からそれに着物という要素も加わる。それはずっと着物着て稽古はしてたけど、本式の衣裳だとまたなにかと気を使う。ああ、なんてタイヘンなの。ほら、そこそこ、所作が汚い、と思うと、こっちはヘンなあるき方してるし、と思うと、そんな芝居じゃどうにもならない、という芝居をしているひともいる。すべてがカンペキ、などという日はくるのだろうか。いや。なんとかしなければ。技術面で難しい芝居だろうと書いているときも思っていたけど、実際やってみると思った以上だわ。俳優の負担いかばかりか。そんなこんなで明日は初通し。がんばらなければ。

8月8日 Fri 2場は続くよどこまでも

 今日も今日とて打合せを済ませてから稽古場へ。今週はずーっとずーっと2場をやっているのに終わらないよ。果てしもないよ。「白痴」。特に2場はふたつの世界が4畳半に同居し、さらにそれがいくつもの要素に細分化されていくので、それを整理するだけでも大変。そのほかスピリチュアルな面でも俳優と話さねばならないことも多いし。そんなこんなで今日はひさしぶりの怒声が稽古場に響いた日。そんなこんなでようやく2場が最後まで通る。
 今日はひさしぶりにユックリ飲みたかったが、詩森は下北へ。まだ打合せがあるのだ。いったいなにをそんなに打合せているんだ。ワタシ。しかも雑談する間もなくギチギチに打合せ。体力的にというより神経が消耗するよ。稽古のあとにはバカ話。大切ですね。

8月7日 Thu どんどろ最終日

 今日は稽古オフ。だけど「どんどろ」最終日。一件打合せを済ませてから劇場へ。
 ユニーク制作大木さんも達平くんも風琴新人 椎葉ちゃんも、すっかり仕事を覚え、何も言わなくても掃除やら折込やら進むので、とても楽だった。しかし、詩森の個人DMは進まず。
詩森は受け付けチーフにも関わらずかなり無理やりソワレ観劇。ほかの日はどうしても見られなかったけど、本番はなんとしても見たかったから。岡本さんのソロのほうがそれは比べようもなく好きだけれど、これはまだ新しい一歩をはじめたばかりの作品。子供のはじめての運動会を見守るような気分。かなりドキドキしたわ。

8月6日 Wed マチネもあるけど稽古もね

 どんどろマチネがあり、ソワレがあり、稽古があり、稽古から戻ると達平くんがポツンと宴会の世話をしていた。風琴工房の新人 椎葉ちゃんが風邪により宴会準備までがんばって、その後帰ってしまい、頼りの寺田くんが別の店に飲みに行ってしまったからだ。そして詩森が進めようと思って劇場まで持ってきた個人DMはまるで進まず。トホホ。


8月5日 Tue 再び写真・どんどろ・稽古・どんどろ

 起きたら8時だった。待ち合わせ、8時なのに。遅刻魔なのであまり気づかれていないが、詩森は実は寝坊というのは4年に1回くらいしかしない。寝起きがいいのだ。特に演劇関連の場合はキチッと起きる。そしてアレもコレも、と準備や仕事をやっているあいだに遅刻する。
 しかし今日は寝坊した。ユダの写真撮影なのに。通勤ラッシュを狙うというピンポイント撮影なのに。泣きながらタクシー。でも8時25分には東京駅に着いてた。近くてよかったよ。東京駅。で、撮影。どうやらカメラマンの達平くんはモデルの西嶋くんがいたく気に入ったらしく、詩森が遅刻したにも関わらず微妙にご満悦だった。
 受付グッズを整え、アゴラ劇場へ。今日は「どんどろ岡本芳一&橋本フサヨ デュオ」の初日。当パンを印刷したり、チラシ挟んだり、チケットにミシン目入れたり、コマネズミのように働く。受付チーフのときはゲネは基本的に見ないのだが(事前に通しを見せてもらっているし、初日は作業で忙しい)、コレみたら、アトが地獄だな、と思いつつ、なんとしてもゲネが見たくて見てしまう。
 すごくステキだった。どうなることかと思ったこの異種格闘技戦みたいなコラボレーションだけど、すばらしく美しいものだった。もちろんゲネだからいろいろ失敗もあったし、集中のとぎれる瞬間もあったけど、これが本番、岡本さんと橋本さんのソロで培ってきた集中力が100%になったらいったいどうなるんだろう。そんなにものすごく感動していたつもりもなかったのだが、ラストは涙がこぼれて困ってしまった。やはり非凡だな。どんどろさんは。
 8時の開演を見届け、詩森は稽古場に。怒涛のごとく稽古をやり、シリアスなダメ出しもし、そしてアゴラにとって返しおかたづけ。こうして長すぎる一日が終わったのであった。それにしても、みなさま、ぜひ「どんどろ岡本芳一&橋本フサヨ デュオ」来てくださいね。ホント、ステキなんだから。

8月4日 Mon どんどろ・稽古・インタビュー

 あんなに疲れていたのになんで昨日眠れなかったかというと「どんどろ岡本芳一&橋本フサヨ デュオ」の仕込みが今日からなので当日パンフやらアンケートやら作っていたからなのでした。なにがなにやらわからぬままアゴラ劇場へ。食事の手配・制作作業などしてから、夕方には稽古に。中盤のクライマックスシーンの稽古を延々とやる。それから下北沢のぶーふーうーで藤原くんとユビュの写真検討ととある企画のためのインタビュー。終電で帰ってもまだ仕事がある。だって明日は「どんどろ岡本芳一&橋本フサヨ デュオ」の初日だから。睡眠時間を削るしか必要な時間を確保できない季節がついにやってきたわ。

8月3日 Sun ユビュ王撮影

 最近の風琴工房の公演は取り敢えず写真撮影から始まる。これがないと企画書もウェブもポストカードも作れないから。と、ゆーワケで、今日は朝9時から都内某所で「ユビュ王」写真撮影。いやいやいやいや。スゴかったなー。女優さんたち。なんたってメイクに1時間30分かかりましたからね。風琴工房版ユビュ王のテイストを余すところなく伝えるセクシー写真が撮れたのでは、と思いますわ。レアよ。かなり。
そしてこんな夜テイストの写真を朝から撮っているかというとそれはモチロン稽古があるからなのでした。しかも一日稽古。マジ、死にましたよ。

8月2日 Sat やるべきことも

 あった気がするけどグズグスしていた。夕方から稽古。明日朝早いから飲まずに帰ろうと思った日に限って飲む気で満々の寺田くんが稽古に来るものだ。ついついつきあう私、そして松岡。そしてこれも飲む気満々だった山路さん。しかし「ねぶた」のゴーヤ卵トジはやたらと美味しいのであった。

8月1日 Fri 8月が始まったらしい

 大嫌いな夏が8月と同時に始まった。でも今日はいい日だった。大嫌いな坂道を歩いた。でも今日はいい日だった。