ろばくん ROBA DIARY

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3月31日 Fri

 顔合せ。いろいろ話す順番とか考えていったのに、結局アガって話すはずだったことの半分も話せなかった。トホホ。詩森の地図が解りづらかったため、路頭に迷う人が続出したのも原因で、SOSの電話のたびに、迎えに行く境。そのたび段取りを忘れ、うろたえる詩森。まあ、こんなもんスね。
 最後に椅子を外して読合せ。動きがあって面白い読合せだったけど、長い。そして、予測されていたことではあるが、起伏に欠ける。まあ、いきなり起伏があって無茶苦茶おもしかったら稽古する必要もないんだけどね。がんばりますよ、ってかんじだ。
 その後は場所を移して飲み会。行ったら広い座敷にポツンと飲み会から合流のオープンシアターの中田さんがいた。たった今読合せを終えてきた一同に「イメージにピッタリ」と大評判の中田さん。詩森、大満足。顔合せが金曜日になったのがうんのつきで、もちろん終電には順調に載り損ねる。イキナリ徹夜だ。そういえば衣装の大川くんに「王子と呼んでいいですか。若、という案もあるんですが」と手紙に書いたきりこわくて本人に確認していなかったのだが、その話を詩森から聞いた面影さんがトイレから戻った大川くんに「王子と若、どっちがいいですか?」とさっそく突っ込む。動じることなく真顔で「若」と即答する大川くん。そうか、「若」がよかったんだ。というワケで大川くんの渾名は「王子」改め「若」に。その「若」こと大川くんとブーフーウーで夜明けのコーヒーなど飲む。いいですねえ。美少年とエイプリル・フールの朝に、夜明けのコーヒー。場所がブーフーウーなのがなんですが。まあ、そんなこんなで、ボロ雑巾のようになって帰宅。


3月30日 Thu

 ついに明日が顔合わせなので、今から緊張する。苦手なんだよなあ。顔合せ。しかも今回は、張り切っていたので、照明さんやら、音響さんやらスタッフご一同様まで、呼んでしまったのだ。風琴工房のゴッド・ファーザー照明の小境さんなんか、今まで呼ばれたこともない顔合せにいきなり呼ばれたものだから、なにごとかと驚いていた。明日、伝達すべきことや、持っていくべきプリントをノートに書いて何度も確認する小役人体質の詩森。でもこれだけやってもきっと何かしらトチるんだよなあ。トチるんだよなあ、とかボヤいてるヒマがあったらちゃんとやれよってかんじですが。


3月29日 Wed

 劇団員ミーティング。明後日の顔合せの件とついに出来上がるチラシについて。今回のチラシはサイズがA4でいつもより大きい。「会場が大きいから」というよくわからない理由で詩森が決めたことなのだが、それもあってデザイナーの岡田さんには、「ダイナミックなかんじにして下さい」とお願いしてあった。どちらかと言うと、スッキリ都市型のデザインを得意とする岡田さんがどんなチラシを作るかなあ、と楽しみにしていたら、送られてきたラフは、いつも通りのシンプルな紙面構成に、いきなりどどどーん、とこれ以上は大きくできない、というような大きさで「透きとおる骨」という文字が入っていた。なるほどダイナミックだ。カッコいいっス。でもなんかオカシイ。


3月28日 Tue

 今日はとある雑誌の編集部に知り合いを通じてアポイントとっていただいて、行ってきた。うちなんか載せてもらえるような雑誌じゃないんだけど、とてもテーマに興味を持って下さり、実に丁寧に話を聞いて下さった。載る、載らないより、その応対に感激。まあ、載せてもらえれば、もちろん嬉しいんだけれどね。


3月27日 Mon

 指輪ホテルを見に辰巳の倉庫に。今日に限ってついウッカリ薄着で行ったら、もの凄く寒かった。毛布の貸し出しくらいはするべきかも、と思う。加藤チカさんの装置がとてもステキ。衣装もカワイイ。とは言え、昔はメイン・カルチャーがあったから、こういったサブ・カル系というのは価値があったんだと思うけど、今やメイン・カルチャーは喪失して、世の中、サブ・カルが主流になってしまった気がする。いいんだろうか。でも私ごときがいいんだろうか、と思っていたって、どうしようもないんだけどさ。
 身辺落ち着き、ようやく本を読める精神状態になってきたので、マサトさんから借りた養老教授と古武術の人の対談を読んでいるんだけど、これが、ものすごく面白い。ふたりともすっごいクレイジーだけど、クレバーで。一緒に加わって話したい。まあ、口を挟む余地はないと思うけど、せめて現場で相槌くらいは打ちたい気分だ。マサトさん、どうもありがとうございました。


3月26日 Sun

 撮影日。決まることは全部決まって、いよいよ現実的なスタートなわけだな。今日の撮影は松岡さんのシーン。松岡さんは一見たおやかなフツーの女の人なのだが、実はかなりイカれた酔っ払いでもある。それが証拠に前日飲み過ぎて終電を逃しファミレスで夜明かしをしたというのである。しかも一人で。現場にあらわれた松岡さんの目は腫れ、鼻の頭がなぜか赤い。大丈夫なのか、そんなで、という周囲の心配をよそに、一度カメラが回りだすとしゃきっと背筋も伸び、いつのまにか女優の顔になっていた。不思議だ。
 今日は撮影の後、BSMLの飲み会に。宮城聡さんを中心に利賀の話で盛り上がる。倉迫さんに無事コーヒー代も返し、今日もまた終電にて帰宅。


3月25日 Sat

 明日の映像撮影のロケハンで、撮影監督の梁くんと西立川にある昭和記念公園へ。遠かったけど、広々してるし、天気はいいし、撮影に良い場所も見つかったし、いい気分転換になった。梁くんがキアロスタミの映画に吹いている風が好きだ、という話をしてくれて、私もタルコフスキーの映画に吹いている風が私の故郷に吹く風に似ている、という話をする。そういう人にスタッフとして関わってもらえることは、幸運だなあ、などと思う。きっと明日の撮影もいい風が吹くだろう。吹くといいな。


3月24日 Fri

 風琴工房のお客様であったことが縁で御知り合いになった戸田さんのパフォーマンスを見に、御茶ノ水へ。これくらいスケジュールがキチキチだと、人の公演を見に行くのもなんだか命からがらって感じだが、まあ、命が続く限りは出掛ける私。内容はまんまメタシアターなんだけど、解体に解体を重ねていくかんじが、前衛というよりむしろなんだか懐かしい。戸田さんはパフォーマーとして無茶苦茶面白くて、それだけでも見る価値ありではある。でもあまりに面白すぎて、とても演劇的に感じられるのは、一体創り手の意図としてはどうなんだろう、などとも思う。もうひとりのパフォーマーが見事にタイクツな肉体と精神の持ち主なので尚更だ。彼が戸田さんの意図に外れているのか、戸田さんの肉体と精神が戸田さんを裏切っているのか、うーん、どっちだろう。まあ、いずれ戸田さんは面白い、ワケだな。どう面白いかはうまく言えないけど。


3月23日 Thu

 昨夜遅く、最後の役者さんが決定した。今日の朝にはチラシの校正の申し送り。4月のアタマにはすごいステキなチラシが出来る予定である。
 ところで、この最後の役者さんが決まるにあたっては、とても面白い経緯があった。
 風琴工房では、キャスト会議というのがあって、もちろん作・演出である詩森の意向がいちばん反映されるのではあるが、境くんと夏芽の意見も聞いてから出演依頼をする、というシステムになっている。そこでこの空木という役を選ぶにあたって、どんな人がいいかねえ、という話になった時、ふと、詩森の口をついて出たのが「オープンシアターの中田さんみたいな人」というものであった。ちなみにオープンシアターの中田さん、というのは、オープンシアターというところの主宰者で、昨年の劇作家協会新人戯曲賞の最終選考に残った劇作家でもある。詩森とはバックステージメーリングリストで知り合って、結構ポツポツと交流のある方なのだ。しかし、中田さんは役者ではないので、当然中田さん本人ではなく、「中田さんのようなムードを持った役者さん」ということで候補を選考したのだが。しかし、他のキャストがどんどん決まっていく中、この役だけが決まらない。最も、ひとりダメになるたび、また慎重にキャスト会議をするので、実際脚本を読んでもらったのは二人だけなんだけど。しかしとにかくキャスティングは大切なので、三人目の役者さんにスケジュールの都合で断られてしまうと、後はもう「オープンシアターの中田さん」しかこの世に中田さんのような人はいなくなってしまった。公演も近いし、働いてらっしゃるし、どうかな、と思ったのだが、夏芽と境くんが強く押すのでおそるおそる交渉すると、脚本を読んで即決でOKして下さった。役者は学生の時以来とか。なんでも脚本を声を出して読んでみてこの役なら大丈夫だ、と思ったそうである。なんかカワイイ。
 この中田さん、竹内先生のからだほぐしに精通していて風琴工房でも一度ワークショップをやってもらったことがあるのだが、さっそく「ぜひまたアレをやって下さい」と電話口で甘える夏芽。電話の向こうで中田さんは、「これからよろしくお願いします」と何度も何度も言っていた。こちらこそ、どうぞヨロシクお願いいたします。


3月22日 Wed

ようやくヒマが出来たので、妹のチワワページの日記を更新する。彼女は実にマメに日記を付けている。しかも話題はチワワのことに限定されている。なんで毎日こんなにチワワのことばかり考えて暮らしていられるのか、と呆れると同時にちょっとだけ羨ましい。まあ、作ると言ったのは私だし、やるしかないワケなんだけど。そして全然宣伝もしてないのに、それなりにカウンターも上がっているのだな。チワワパワーあなどりがたし。


3月21日 Tue

BSMLのミーティング。さんざん盛り上がっていざ帰ろうとしたら、お金が一銭も、まさに一銭もなかった。銀行に行き忘れたのだ。吟遊市民の倉迫さんからコーヒー代を借りてさらに交通費も貸してもらう。私の人生、こんなことでいいのだろうか。交通費もないくせに、詩森、ゴールデンウィークは利賀村の新緑フェスに行くことを決意。暇じゃないけどー、金もないけどー、新緑の利賀村で、私たちのこれからについて真剣に考えてまいりますわ。コーヒー代も返さなきゃならないしね。ところで、利賀村って、ドコ?


3月20日 Mon

今日はナツメが出ている自主映画の上映会だった。風琴工房の役者陣は、ここのところ自主映画づいていて、境くんもついこないだ、1本終わらせたばかりだ。男にモテモテのミステリアスな女の役だ、というのでそのつもりでいたら、ハイライトをすぱーっとくゆらすオヤジのような女だった。いつもと全然かわんないじゃないか。映写機の調子が悪くて音声が汚くなってしまい、監督の梁くんはすごく落ち込んでいた。しかし、すこぶるつきのいい男なので落ち込んでいる姿も実に絵になる。そんなステキな彼は、風琴工房の6月公演の映像監督でもある。今回のスタッフはみんないい男ぞろいで、顔で選んでいる、と言われても仕方ない位なんだけど、どういうワケか、みんなもの凄くガンコなんである。上映会の後、打合せをしたら梁くんもとてもガンコそうだった。君もか、梁くん、とちょっとだけゲンナリする詩森。ま、それだけクリエーターだってことだよね。そういう詩森は実はぜんぜんガンコじゃないんだけど、きっとそれだけクリエイター度も低いワケだな。いい女でもないし。自分で書いて悲しくなったので、今日の日記はこれでおしまい。


3月19日 Sun

日曜なのに会社で仕事をした後、夕方から、ほんとーに久しぶりに映画を観た。「スリーピー・ホロー」とどちらにするか迷ったあげくに「マグノリア」に。これがもう、ものすごく良かったんだよねえ。ビックリ。3時間半あるんだけど、全然飽きないし、ラストがねえ、ラストがねえ、こればかりは「決して話さないで下さい」と書いてなくても言えないな。ネタばれにならない程度に書くと、もつれにもつれた登場人物たちのそれぞれの問題が、ある出来事によって結果、ささやかな救済を得ていくワケなんですが、この救済というか、カタルシスが、ぶっとびなんだよねえ。仰け反ったよ。あたしは。とにかく「マグノリア」超オススメですよ。次は絶対「スリーピーホロー」。ティム・バートンでジョニーディップで、ああ、もう楽しみだなあ。というワケでこれから死ぬほど忙しいのに、映画モードにスイッチが入ってしまった今日の詩森であった。


3月17日 Fri

劇場決定を受けて緊急劇団ミーティング。境くんの香辛料孤児の稽古終わりを待って行ったため、まるきり電車のある時間には帰れず、徹夜で細かく打ち合わせる。ああ、こんな風に24時間戦う日々が始まるんだなあ。詩森、行く店、行く店でありとあらゆるものを落としまくり、そのたび店員に「お客さん、忘れ物」と追いかけられる。「詩森さんの落し物も本格化してきましたね」と遠い目をする境くん。コンタクトから眼鏡に取り替えとてつもなく不細工になっているナツメ。風琴工房なりふりかまわず行きますわ。でも、落し物は困るー。


3月16日 Thu

激動の一日をライブ中継。
☆朝、仮押さえしていた劇場とは違う劇場に電話をして、日程を押さえる。
☆仮押さえしていた劇場に断りの電話を入れる。担当者つかまらず。
☆劇団員に新劇場連絡。
☆デザインだけ先行して発注していたチラシのデザイナーさんに劇場、日程その他の連絡。
☆客先に外出。
☆帰り際、再び、仮押さえしていた劇場に電話。担当者つかまらず。
☆会社に帰って、掲示板その他に劇場決定の報をのせる。
☆仮押さえしていた劇場に3度目の電話。担当者つかまらず。折り返しの電話を頼む。
☆いろいろ書類を作成する。
☆担当者からようやく電話が来る。断ろうとしたまさにその時、「正式にお受けします」と驚愕のお返事。何度もしつこく念を押す。
☆デザイナーさんに劇場変更の連絡。
☆朝、仮押さえして劇場に取り消しの連絡。
☆その他各方面に連絡。
書いているだけでぐったりな一日。劇場、ようやく正式決定いたしました。でもさすがにいろいろありすぎたので、まだまだ疑心暗鬼な私。発表は2、3日後にさせていただきますわ。
おまけ。ようやく一心地ついた5時過ぎに今日いっしょに「雨の森」に出てくれた千恵ちゃんが出演しているぼっかめろんを見に行く予定だった面影さんから電話。なんとそれは「今日のソワレは6時から」という電話であった。平日のソワレが6時だなんて、それはーそれはー、どーゆーことー。泣きながら駒場アゴラに駆けつけ、10分遅れで会場に滑り込む。あーもーいやー。結局、面影さんは間に合わず、だけど千恵ちゃんに謝るためにわざわざ劇場に来ていたので、いっしょにゴハンを食べ帰宅。下らない話をいっぱいしてようやく元気を取り戻す私さ。


3月15日 Wed

 北村想さん演出の「滝の茶屋のおじちゃん」を見にスズナリへ。今月はスズナリの月だなあ。砂をいっぱいにはった美術が美しい。砂好きの詩森、大満足。その後は某秘密パソ通結社の仲間と下北沢某沖縄料理店で想さんを囲む会がとりおこなわれる。カナダ帰りのとくながさんも来る。その席でとくながさんのカナダ留学が国費留学だと知って憤る詩森。と言っても憤るほど実は税金払っていないんだけど。「恐怖の水飲み女」の詩森としてはその店のシークァーサージュースが美味しくてぐいぐい飲む。たくさん飲む。結局最後は「恐怖の水飲み男」ことネオゼネの大西さんと渋谷の駅を疾走するハメに。あと5分早く飲み屋を出る、そんな習慣を私はつけたい。


3月14日 Tue

 こんなにいろいろ決まっていくのに、劇場が、決まらないー。仮押さえから進まないー。全く劇団のズサンな経営が問われるというものだ。でもそうしてもいられないので、夏芽と緊急ミーティングして別な劇場を押さえることに。制作も押せ押せになってきたので、規模が大きいのに制作が遅れるワケにもと、日程もついでにずらす方向で動く私たち。これを読んでいるあなたは大丈夫なのか風琴工房と手に汗を握っているかもしれない。いやー、このスリル、代われるもんなら代わって欲しいー。主宰代理、大募集中。でも当然誰も代わってくれる筈もなく、重責に耐える詩森、そしてどうしようもなく巻き添えを食う夏芽。でもいよいよもって2、3日中に発表できると思います。発表できると信じていますわ。期して待て!!
 どうでもいいけど、最終稿って日記にも書いたのにとある役者から電話が掛かって来て、いろいろ学術方面から攻められ、それがまたいちいちもっともだったので、書き直しを余儀なくされる。直しますよ。直しますとも。


3月13日 Mon

 9日の日記にある「会社を休んでやったあること」とは、実は出演交渉中の役者さんの「おためし稽古」であったのだけど、その甲斐あって役者がまたひとり決定した。「おためし稽古」なんじゃそりゃ、という方に説明すると、出演交渉をした役者さんに「脚本は好きだけれど、演出をどうやっていくのかが不安」と言われたので、じゃあ一回ワークショップしましょう、ということで、彼のためだけに一回きりの特別ワークショップをやったワケだな。つまり演出の私がオーディションされたとも言える。フツー、オーディションというのは主宰者側が選ぶためにやるものだけど、されてしまうあたりがまだまだ小物というかんじで我ながらちょっと情けなくって可愛らしい。でもこのワークショップがものすごく面白くて、とても触発されたし、稽古の終わり頃には「いっしょにやっていくしかないよね」と確信に近い信頼関係まで生まれ、なかなか得がたい体験であった。なんでもやってみるものだよね。
 そして今日は「すこたん企画(同性愛に関する正確な知識や情報、そして同性愛者のおかれている現実を当事者および社会に伝え、いままでの常識にしばられない、新しいライフスタイルを創る事業をしている団体)」を共催してらっしゃる伊藤さんと梁瀬さんにお会いして、6月公演についてのお話を聞いていただいたのであった。企画書を読んでもらえるだけでも、と出掛けたのだが、思った以上のかたちで協力体制をとっていただけることになり、大感激。それもこれも素晴らしい人脈を持っているナツメヨメのおかげですわ。ありがとう☆ナツメヨメ。ブラボー☆ナツメヨメ。(ってこんなところで言われてもねえ)後の宴会も楽しくて、ろば、我を忘れて大ハシャギ。おふたりの共編である「異性愛をめぐる対話」(飛鳥新社)という本は、セクシャリティ・ジェンダーについての偏見をやわらかく揉み解してくれるようなステキな本なので、一読をオススメ致しますわ。


3月12日 Sun

 今日は「お勝手の姫」というお芝居のマチネを見に、中野あくとれへ。これが、もの凄く面白かった。詩森的には大ヒット。地味な芝居だし、ちっともオシャレでもないのかもしれない。正直言ってこれから世にじゃじゃんと出ていくものでもないのかもしれない。でも素晴らしい。それはもう圧倒的に。お芝居というのは、新しいこと、先進的なことをやっていくものではあると思う。思うけれど、差し当たって目新しいものでなくても、例えば東京のどこかに、いつも今回のお芝居くらい面白くてきちんと作られたものが掛かっている劇場が存在したなら、フツウの人ももっとお芝居を見るようになるかもしれない、などと思う。セットの細かいところまで、お芝居に対する愛で溢れているほんとうにステキな舞台であった。
 そして今日は制作チーム会談日でもあったのだった。今回の制作さんは、2月に音響をやってくれた鈴木さおりちゃんが制作兼舞監助手というワケのわかんないポジションで参加してくれる他、reset−Nで知り合ったタービンこと萩原さんがチケット管理、同じくreset−Nで知り合った香月ちゃんがチラシ折込部隊他として手伝ってくれる。3人もいてなんだかスゴイ。そんなに人がいて使いこなせるのか?風琴工房。失礼があったらゴメン、でも頑張るからね、と今からあやまっておきますわ。


3月10日 Fri

 今日はナツメとナツメヨメとその友達のアキちゃんとシュウマイ屋に行った。最初に行こうと思ってた餃子屋がいっぱいで入れなかったので、系列店のシュウマイ屋に行ったのだが、餃子とどこが違うのかがよくわからない以外はとてもおいしくて大満足であった。
 スゴかったのはその後いった喫茶店である。「アメリカンハウス」という一見フツウの喫茶店なのだが、メニューがぶっとんでいる。いきなり「ヤキそばのパニーニ」なんてものがある。オシャレな食べ物代表みたいなパニーニに躊躇なくヤキそばをはさんでしまうそのセンス、侮りがたし。アキちゃんが頼んだストロベリーパフェには、いきなりピンクのウサギのチョコが乗っていた。なんか温泉地っぽいセンスだよなあ、と思ったら、それもその筈、「アメリカンハウス」はかの有名な飯坂温泉「ジュラク」の系列店だったのだ。うーん、スゴイ、スゴすぎる。詩森が頼んだティーフロートにもぐったりするくらいの量のソフトクリームがのっていた。ちなみにこの「アメリカン・ハウス」、新宿東口の高野と三愛の間くらいにあって、夜も12時くらいまでやっている。ぜひ一度ご体験あれ。


3月9日 Thu

 今日は会社を休んで、あることをやった。あること、というのは、まだ詳しく言えないけど、とても楽しいことだった。6月公演の件で毎日ほんとうに忙しい。でも忙しいけどバタバタはしていない。丁寧に人と会い、丁寧にモノを創っているかんじがして、とても楽しい。最近の毎日を思うと、今まで、なにをやっていたんだろうなあ、と思う。ぼんやりしてたし、手を抜いてた。イキオイにのって最終稿を書き上げる。来週アタマにはいろんなことが全部発表できるといいなあ。


3月8日 Wed

 唯一と言っていいほどの演劇関係でないお友達、香苗ちゃんと久しぶりにゴハンする。原宿の「吉」は高いけど、美味い。特にウニとネギとチャーシューの味噌風味のパスタは絶妙でございますわ。どうでもいいけど香苗ちゃんは今日もオシャレで可愛かった。奈良に行こうと盛り上がる。いいなあ、香苗ちゃんと旅行、しかも奈良、ちょっと幸せな詩森であった。


3月7日 Tue

 香辛料孤児の制作会議と風琴工房ミーティングの打合せ2本立て。あげくに終電を逃し、境くんちに泊めてもらう。頭が冴えてなかなか眠れず、ようやく眠ったらヘンな夢を見た。なんか菅原さん(詩森夫)といっしょに路上生活者になっている夢だった。救世軍らしき人がが配給してくれているケンチン汁を食べているところで目が覚める。上手く言えないけど、いい夢だった。どういい夢だったかは夫婦のヒミツだな(笑)


3月6日 Mon

 さすがにまっすぐ家に帰って久々の自炊。気が付くとローカロリーのものと青いものばかり買い物カゴに入れている。疲れているのね。メニューは豆苗の玉子とじと菜の花のカラシ和え、鰆の西京漬け、キノコのオイスターソース炒め。美味かったっス。


3月5日 Sun

 reset-N、最終日。最後の最後にお金が1000円合わなかった。悲しい。バラシはとっととっとと終わり10時頃には飲み屋着。しかし、今日は自転車じゃなかったので、終電で帰宅。この5日間、長かったような、短かったような。

3月4日 Sat

 ナツメヨメの手作りの朝食を食べてから、マチネでreset−N、夜はガマ発動機、というおくむらさんご提案通りのハシゴをすることに。ガマ発動機に出演中の寺十吾さんは、人間を超えてる。必見だ。ところで、今回のガマ発動機ではエレベーターの仕掛けがあるんだけど、その操作をネオゼネの大西さんがやっている。それを事前に知っていたせいで、エレベータが最初に作動した瞬間、エレベータに出ウケしてしまった詩森。それをたまたまヨコで観ていたおくむらさんに飲み会でチクられる。わたくしとしたことが、タイヘンな不覚でしたわ。
 reset−Nでは日々地道に動員を伸ばす受付嬢詩森。ついには「受付詩森に(そしてナツメに)」と差し入れを頂き、感激する。そしてその差し入れとはものすごく美味いワッフルであった。アルさん、ありがとうございました。ここを読んでいたら今度売ってる場所を教えて下さい。そしてreset−Nは、詩森はknobの方が好き、ナツメは今回の方が好き、ということで意見が分かれた。knobを観ている方はぜひ劇場でお確かめ下さいませ。

3月3日 Fri

 reset−Nを終えてから、制作の萩原さん、受付チームの香月ちゃん、ナツメ、なぜか観に来た面影さんで、ゴハンとお茶。買い食いしすぎてオナカがいっぱいだったのでサラダを頼んだら、えええっ、というような量でビックリ。
 その後はナツメのウチに泊まりにいき、かいがいしくナツメが家事をする横で殿様状態の詩森、そしてナツメヨメ。おしゃべりしていて、結局寝たのは4時。ああ、狂乱の日々は続く。

3月2日 Thu

 reset−N、2日目。どんどんお手伝いさんが芝居を見て、更にナツメのヨメまで観ているとゆーのに、詩森はまだ見れてない。土曜日のマチネになると思うんだけど。芝居後はナツメ、ナツメヨメで無国籍料理。結構美味くて大満足。
3月1日 Wed

 今日はreset−N、初日。マクラとマクラカバーを買ってきてくれと言われるが、時間はないわ、マクラカバーの色はあざやかな黄色、などという難しい注文で、いっそのこと作ってしまえ、とヌードのマクラと黄色の布を買って帰る。というワケで、reset−Nの舞台に詩森製作の黄色のマクラ出演中。必見!!



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