ろばくん ROBA DIARY

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9月30日 Sat

 週末だし、菅原さん(詩森夫)とゴハンでも、と思い、紅王国の終演後、池上駅で待ち合わせる。旗の台で乗り換えるとき、家に電話して、これから乗り換えるよー、と言ったのだが、なぜか気がつくと五反田にいた。電車を逆方向に乗ってしまったのだ。池上に着くと、空腹でさすがの菅原さん(詩森夫)もご機嫌ナナメ。ごめんよ。池上の菜香楼は、とても美味しい中華屋である。どの料理もレベル高し。菅原さん(詩森夫)は五目ヤキそばが食べたいと注文したのだが、詩森が注文した豚角煮ソバの方が美味しいと気付き、そればかり食べていた。詩森が寺田師匠へのグチをだらだら言っていると、菅原さん(詩森夫)から「それは気を許しているんだよ」と言われる。おととい会った伊藤くんにもそんなことを言われた気がする。しかし私は言いたい。あれが気を許した行動なら、ぜひ気なんて許さないでもらいたいと。まあ、そんな週末である。

9月29日 Fri

 紅王国3日目。つつがなく。

9月28日 Thu

 今日は平日マチネもあるので、会社を午前中で切り上げて劇場へ。夜公演を見にきたナツメとともに恵比寿へ。舞台監督の伊藤くんと待ち合せして、次回公演の打合せなど。ワケのわからない装置のエレベーションをドンと渡して、図面を書いてもらうことになり、悪いなあと思いつつちょっと気がラクに。今度の劇場はフラットな上に、変形しており、そこに雛壇の客席を舞台を囲む形で作りたいため、詩森の手には負えないのだ。とは言え、この間のT.Yハーバーだって、詩森は絵を一枚書いただけの舞台美術家なのでいつだってタイヘンなのは伊藤くんである。そう言えば伊藤くんは4日前に結婚したそうである。ビックリ。まあ、でもメデタイことではある。オメデトー。そう言えば、香辛料孤児の大嶋さんも結婚&二世誕生なのである。結婚パーティのご案内が届いてた。時は流れているワケよね。

9月27日 Wed

 紅王国ゲネ、そして、初日。今日から助手の仕事は特にないので、制作のお手伝いなどもする。何故か客席作りを仕切ったり、掃除したり。
 ゲネや本番では音がらみのダメを取る。助手の仕事と違ってそれは本職なので、急に強気が復活。ここ最近寺田くんと話すときは怖すぎてハイとかイイエくらいしか言葉を発してなかったんだけど、ガンガンダメ出しする。それにいちいち口ごたえする寺田くん。でも気にしない。もう助手じゃないから。
 初日打ち上げ。さんざん風邪とか言ってたくせに寺田くんも元気に飲んでいる。むかつくが無視。野中さんが評論家の七字英輔さんを紹介して下さったので、そこで四谷怪談がらみのお話や七字さんがモルドバから呼んだという「ゴトーを待ちながら」のお話を聞く。終電で帰宅。

9月26日 Tue

 助手として唯一の大仕事と言っても過言ではないレベルチェックの音出しをする。ジマンではないが、音響の機材なんて扱うのも見るのも今回が初めて。でも一度で覚えないと何を言われるか解らないので、メモとりまくり。よくわからないうちに終了。
 でもって場当たり。場転がメチャクチャ多く、なのに舞台監督がいないので、結構タイヘン。なんとか終了。
 明日の初日に備えて、さすがに飲まずに帰ると、なぜかワープロの内職仕事が来ていた。明日午前中まで、というメモを見て一瞬泣きそうになるが、ダンディズム、ダンディズムと自分に言い聞かせて、赤血球がどーのこーの、という文章を打ちまくる。それで知ったんだけどRHマイナスは200人にひとりだそーだ。ふーん。そういえば寺田くんはRHマイナスなんだよなあ。RHマイナスは性格破綻者が多いとか、そーゆー統計ってないんだろうか。ま、どうでもいいけど。

9月25日 Mon

 ここ数ヶ月の日記を読み返すと、忙しい、忙しいで、なんだかカッコ悪い。最初のうちは、こんなに忙しいのもギャグの一環くらいに考えていたが、ここまで続くと、そして、日記で、こんなに、あんなに、そんなに忙しくて、なんてばっかり書いてると、出来の悪い業界人(どこの業界かは不明)みたいだ。ワタクシのダンディズムに反しますわ。今日からは心を入れ替え、(せめて日記は)泰然自若でいくことを決意する。
 と、いうわけで今日は紅王国の仕込みでしたの。
 会社に行ってから夕方小屋へ。寺田師匠は明日からの小屋入りなので、頼まれたQ−シート作りやら台本へのQ書き込みやら、チマチマ調光室でこなす詩森。師匠に、「あんたこういうの苦手でしょう」と吐き捨てるように言われて、一応ワープロやらエクセルやらコンピュータ業務を伴う事務職のプロとして長年食べてきた詩森としては、結構ムキになってやる。
 完璧主義なのだ。
 しかし、こんなに完璧主義なのに、性格が粗雑なせいで、結局いつでも完璧にならない。ジレンマである。おかげでまわりの人は詩森が完璧主義だなんて、誰も気付いていないほどである。それはもしかしたら完璧主義とは言わないのかもしれない。でも自分で完璧主義だと思うことをやめたら、もっと大変なことになりそうなので、そこはヒトとして最後の砦としてとっておくことに。まあ、そんなこんなで、まだ仕込み日だというのについつい飲みに行く。でももちろん忙しくない。忙しくありませんてば。

9月24日 Sun

 紅王国の音出し機材がないので、稽古場には行かず、でも芝居のハシゴ。指輪ホテルと三月ウサギコーポレーション。指輪ホテルは劇場のロビーを空港に見立てた客入れが楽しい。まあ、そのせいで客入れはメチャクチャ段取り悪くなっていたけど、その心いき、買いますわ。それにしても羊屋さんというのは目が離せないヒトである。赤いドレスを着てひたすら走る羊屋さん、ただそれだけなのに、なんだかスゴイ。
 三月ウサギのほうは、走る羊屋さんより更にスゴかった。お話は長野まゆみさん風の幻想劇で、チラシの印象通りなんだけど、まあ、なんというか、いろいろすべてがスゴいのだ。あなたの知らない世界ってかんじだ。やってるお芝居が、というより、劇団のあり方が。うまく言えないんですが。
 最後はネオゼネに行って、ちょっとだけバラシをやってちょっとだけ打ち上げに参加。命からがら終電で帰る。桃唄309と田辺日太くんのダブルエッジにはついに行けなかった。ほんとうにどうもスミマセンでした。

9月23日 Sat

 タービンとの待ち合わせ時間をいきなり30分間違う。ごめんよ。タービン。まだ切れていないチケット(印刷したチケットが気に入らなくて、前売りチケットだけは、詩森の手作りなのだ)やら、まだ切れてないご挨拶文やら、かなりな不備のある書類を受け渡す。なんかタービン事務所では昨日12時を過ぎた途端、FAXやら電話予約やら入って大騒ぎだったらしい。「次からは朝10時発売開始と入れたほうがいいですよ」と進言される。その上「指定席作っちゃったんだけど、どう管理しよう」などと今更相談する詩森。全てがダメダメ。
 ネオゼネのマチネの客入れを手伝ってから紅王国へ。風邪でダウンしていた寺田師匠が来ている。21日にある日記の大ピンチとは実は師匠の風邪のこと。このまま生き返らなかったら、詩森が音オペやんなきゃならないところであった。そんなやったこともないのに、怖ろしすぎる。師匠からは会って5分くらいでものすごくたくさんの仕事を申し渡される。人づかい、メチャクチャ荒らし。家に帰ってからは、某所に出すための資料作り。結局朝方。ふー。

9月22日 Fri

 会社行ってから、紅王国。飲みに行って、終電で帰宅。ハッと気付くと明日土曜日(もうその時は日付変わってたけど)はチケットの発売日ではないか!!予約ページの最終チェックをして、明日タービンに渡す書類をチェックして、とやっていたらあっという間に明け方に。疲れ果ててソファで寝てたら、公式ウェブ担当の菅原さん(詩森夫)に起こされて、朝6時、予約ページと公式ウェブ(まだ仮オープンだけど)をアップ。ヨレヨレで就寝。

9月21日 Thu

 明日ナツメと新人石橋くんにに挟み込んでもらうチラシ2500枚を持って家を出る。チラシ2500枚というのはフツーのチラシならたいしたことないけど、ウチのチラシだとほとんど凶器と言ってもよいほどの重さ。なんたって持ち上げようとして持ち上がらず、前につんのめってしまったりするのだ。その重いチラシを抱えて、会社。そして、ネオゼネの受付を手伝いに新宿へ。ネオゼネに行くと、人がたくさんいるので、これはやることないなー、とノンビリ構えてたら、レジ係の梅ちゃんが青い顔をして呼んでいる。ナント、お釣りの100円玉が足りないというのだ。千円札を持たされて新宿の町に飛び出すも、あたりにゲーセンはなく、パチンコ屋はプリペイドカード機しかない。ヤバイ。仕方ないので劇場近くのお店に片っ端から入り、「と、となりの劇場でお芝居やっている者ですが、お、お釣り銭が無くなってしまって」と泣きを入れ、ほんの少しづつ両替してもらう。1000円両替するごとに劇場に駆け戻り、釣り銭を補充。なんだかひとりで無駄に修羅場。
 今日しか見られる日がないので、お芝居も見る。初日なせいか、ちょっとテンポ悪し。シーンとシーンのかみあわせが悪いのかもしれない。劇場から出てくると若が得意げに白いピカピカの自転車に乗っていた。どうやら、衝動買いしたらしい。聞けば昨日もほとんど徹夜とか。まあ、そんな若も交えてみんなで飲みに行く。ものすごい人数。チラシを受け取りにナツメも来る。
 途中、紅王国の野中さんから電話が入る。実は今、紅王国ではたいへんなことが起こっているのだが、それが今日も解決しなかったという電話であった。詩森大ピンチ。その内容は怖すぎてここには書けない。ああ、なんとか解決しますように。
 松岡さんと芝居のあんなコト、こんなコト、話しつつ、帰宅。

9月20日 Wed

 朝、急遽入った挟み込み用のチラシを菅原さん(詩森夫)に新橋の駅まで持ってきてもらい、受け取ってから会社へ。ナツメにチラシを渡し、私はネオゼネの挟み込みへ。挟み込みはネオゼネの方がやってくれるというのでお言葉に甘え、紅王国へ。詩森が着くと、みんなが「来ちゃったよー」と大騒ぎしている。なんでもこれから装置の話合いで稽古がないのだと言う。稽古がなければ詩森の仕事もない。どうやら紅王国ではタイミングの悪い人、として詩森は認識されてしまったようだ。悲しい。でもとりあえず稽古終了まではいる。みんな飲みに行くと言うし、思いの外元気なので行きたかったけど、ここで行って体調を崩すワケにもいかないので、今日はスゴスゴ家に帰る。徹夜なのに、寝てないのに、お酒飲めないのに、飲みに行くと言われると行きたくなる詩森、ほとんどビョーキである。困ったもんだ。

9月19日 Tue

 紅王国の稽古場に音出しの機械を届けた後、風琴工房の第一回新人ワークショップに。鉄村が先輩っぽく、カラダと声のレッスン。俗に女長嶋ともチョーさん演出とも呼ばれるワケのわかんないトークのナツメだが、今日はノートに話すことをまとめてきたらしく、非常にスムーズ。いつもこうあって欲しいものだ。
 その後は、ネオゼネ衣装でてんてこ舞いの若のところに衣装のお手伝いに。久しぶりに会った若はやつれ果てていた。手伝いと言っても詩森にミシンが踏めるワケもないので、ボタン付けやらアイロンやらの作業が中心。若は「詩森さん、明日仕事だから」と気遣いつつも、「次の仕事は?」と聞くと、無尽蔵に作業が出てくる。結局ほぼ完徹。若、ヨレヨレ。でも衣装はものすごくカッコいい。しかも衣装なのに裏にきちんと端ミシンまでかけて、このまま店で売れそうである。前に寺田くんの音作りに付き合った時も感じたけど、ほんとに裏の作業って手間ヒマがかかる。そういうことを忘れたくないし、出来うる限りで付き合っていきたいと思う。

9月18日 Mon

 朝、重い音出しの機材を持って会社に着いた途端、紅王国の脚本を家に忘れたことを思い出す。や、ヤバイ。記録が取れないじゃないか。もともと無駄足、二度手間の多い人生だが、やはりここに来て更にダメダメになっている。仕方ないので昼休みを利用して家に帰る。ついでに昨日のDMの山(激重)を会社まで持っていく。うちの会社の近くの郵便局には料金別納郵便のスタンプ押し機械があるので、いちいち手で押さなくていいから便利なのだ。まあ、封筒に印刷するときに一緒に印刷すれば良かったという話もあるが、詩森は自分用のDMは絶対切手を貼りたい派なので、あのスタンプが押してある封筒はイヤなのだ。
 で、会社のあとは紅王国へ。今日の稽古場は鎌田という世田谷のはずれのはずれ。地の果てみたいな場所だ。ここまで機材は持ち歩いていたが、実は音は一回も出していない。はじめてちょっとだけ出してみる。ド緊張。明日からはMOMOの稽古場なので、機材を持ち歩く日々も今日で最後。ちょっとウレシイ。
 関係ないけど、今週は、いかなければいけないお芝居がドワワワワッとある。全部はいけないのは確実だが、どれにいけばいいのか、泣きそうな気持ちだ。そうこうしていたら、また今日一通DMが送られてきた。しかも招待券入り。いっそ全部いかないというのはどうだろうか。まあ、そうはいかないのだが。考えててもしょうがないのでとりあえず就寝。

 
9月17日 Sun

 朝、ナツメとともにまたも家を飛び出し、一路五反田へ。DMに必要にあれやこれや5000枚ほどを印刷。お手伝いの人との待ち合わせに間に合わず、五反田に来てもらう。ようやく印刷しおわり、さあ、帰ろうと思ったら、もの凄い雷雨。タクシーで帰宅。  そのあとは、チラシ折って折って折って、シール貼って貼って貼って、封筒つめてつめてつめて、封筒にノリ付けしてノリ付けして、というかんじで、夜10時近くまで。でもようやく顧客分だけは仕上がる。なんたって顧客分だけで、1000通近くあるのだ。ぐったり。最後には疲れ果てた詩森からナツメ、アタラレまくり。日頃、寺田師匠からのイヤミでたまりにたまったウップンをここぞとばかりにまき散らす。「ワ、ワタシの、要領が悪いから……」と必要以上に反省するナツメ。実はマゾ体質。そんなこんなで、DM作業一応終了。今日一日作業を手伝ってくれた皆様、ほんとうにアリガトウございました。

9月16日 Sat

 朝、早起きしてDM作業の準備の続き。家を飛び出し、新宿サザンシアターに向かう。燐光群「2.5minits Ride」。ご挨拶もそこそこにこんどは劇場を飛び出し、紅王国へ。稽古後、飲みに行くというので行きたかったが、ナツメと待ち合わせしてしまっていたので、後髪を引かれる思いで、仕方なくスゴスゴ帰る。今日、ナツメはうちに泊まって、明日のDM作業のための準備をするのだ。ナツメは名簿の整理、詩森は新規顧客の打ち込み。「前回はじめて」の人がものすごく多かったので、新規打ち込みは膨大な数に。「また絶対次も来ます」というアンケートに「ホントだな。ホントに来るんだな」とプツプツつぶやきながら打ち込みしていたら、あっという間に明け方に。もうイヤ、こんな人生。

9月15日 Fri

 朝、寺田師匠に電話でタイムの申し送り。どうやらFAXの故障は詩森のせいではなかったらしい。ヨカッタ、私の送信ミスじゃなくて。こんなささいなことにも怯えてしまう家畜、詩森、悲しいサガである。その後は一日バソコンに向かい、稽古場取りやら、日曜日のDM作業に向けての書類作り。夕方、会社に行って脚本の打ち出し、忘れ物の回収。その後、昨日の師匠の怒りのもうひとつの原因でもあった「まだヘッドホンを買っていない事件」を解決すべく、渋谷の池辺楽器に向かう。HOSTEXのT−5、ようやくGET。楽器屋さんねえ。いくら電気屋さん探してもないワケね。
 そして今日は風琴工房のカスパー彷徨のキャスト顔合せの日でもあった。本番中、本番前の人もいるので、とりあえず集まれる人だけ集まってみる。見事にバラバラのキャストなのに、いろいろ話すと共通の知人がいたり、意外なところで繋がっていたり。演劇界は狭い。緊張しすぎて疲れたらしい新人組は一次会で帰り、その他5名は2次会になだれ込む。カスパー母役のあきやまさん、その中盤で実はカラオケに行きたかったと判明。カラオケなんて、年に一、ニ回しか行かないけど、今度ぜひ行きましょうとお約束。そう言えば、前のカスパーの時のメンバーも意外にカラオケ好きだったことを思い出す。カスパーとカラオケ。まあ、関係ないですけど。

9月14日 Thu

 3000枚のチラシを持って息絶え絶えに会社に着いたとたん寺田くんから電話が入る。昨日、今日は機材を持っていかない旨FAXしたことに対してのお怒りの電話である。機材を持って行ったほうがいいならその旨連絡してもらおうと思ってFAXをしておいたのだが、裏目に出てしまった。持っていくと言った機材を持ってこなかった私がいけないので、まあ、仕方ない。でも重いものを持つのがイヤだから持ってこなかったと思われたのはちょっと悲しい。確かに機材は持ってこなかったが、私の荷物は充分すぎるほど重い。まあでもチラシを挟み込みしなければならないのはウチの事情でしかなく、寺田くんには関係ないので、言っても仕方のないことではある。
 この後、アゴラでチラシを挟み込んで、客先に行って、中野でチケットを受け取って、池袋の芸術劇場で挟み込みをして、紅王国の稽古場へ行って秒数計って、会社に戻って、でもエレベーターのカギがなくて無駄足となって、銀座のマイアミでさっき計った秒数をコピーした脚本に書き込んでまとめて、深夜12時バイトあがりのナツメと会って芸術劇場に忘れたトランクを受け取り、そういえばゴハンを一日食べてなかったことにハタと気付き、家の近所のデニーズで菅原さん(詩森夫)に付き合ってもらって遅い遅い夕食を食べ、家に帰って寺田師匠にFAXをしようとしたら相手方のFAXが壊れる、という憂き目にあい、作業中で留守電になっている師匠の電話に「FAX壊れました」とおそるおそる電話を入れて、明け方、就寝。なんだろうなあ。

9月13日 Wed

 音出しの機械を持って、更に挟み込むべきチラシを1600枚持って家を出発する。重い荷物には慣れている詩森だが、さすがにキツイ。今回のチラシは、なにか、鉄の成分が入っているのではないか、というほど重いのだ。駅で階段があるたびに、まずチラシを持ってダダーッと駆け下り、その後機材を持ってまた降りる。チラシを持ってあがり、機材を持ってまたのぼる。その状態で会社に行き、そして、TOPSで挟み込みをし、稽古に向かう。嗚呼、うるわしき家畜の一日。
 明日はなんと3000枚のチラシを家から運ばねばならないので、さすがに両方持つのはムリと判断し、稽古後ナツメと待ち合せして機材を渡し、明日挟み込みの場所まで持ってきてもらおうと思っていたが、「明日は機材はいりません」と演出家さんに言われたので、待ち合せは中止して、家に帰る。ぐったり。

9月12日 Tue

 本チラシが届いた。見た途端、「制作」の成功だけは確信する詩森。もうカッコいいです。カッコ良すぎます。岡田さん。さあ、あとは芝居ね。芝居なのね。
 挟み込みに行ってくれるナツメに渋谷でチラシを受け渡し、詩森は紀伊国屋の青年団「月の岬」に。徹夜明けだし、「静かな芝居」だし、眠くなっちゃうかもー、なんて不埒なことを思ってたら、主役の内田淳子さんの第一声を聞いたとたん、目がパッチリ冴えてしまった。もう、もう、もう、素晴らしいとは聞いていたけど、ホントに素晴らしい女優さんなんですね。戯曲自体は「海と日傘」に比べるとちっとも緻密じゃないし、けっこう謎が謎のまま放り出されているかんじが、ほんとうは苦手だったりするのだけれど、夏という特別な時間の、生者と死者が行き交う刹那の、そんな踊り場のような場所にもあの居間が思えてきて、解釈なんてどうでもいいよね、という気持ちになるのは、きっと演出の平田さんの手腕なんだろうなあ。紀伊国屋で舞台が遠くて、それだけはとても残念だったけど、場面転換で風鈴を鳴らす風が自然風でないことが悲しくなるくらい、繊細で美しい舞台。そして、女優さんたちの生理をきちんと見せ物にしていく演技とそれに挟まれた男のダメぶりが、愛おしく心に響く舞台だったことだよ。これは久しぶりにコラム書かねば、だわ。
 そして、間にまたナツメを打ち合わせをして、(昨日したばかりなのに、また山のように確認事項が出てくる。何故!?)それからナツメは「月の岬」に。詩森は王子に池田火斗志さんの芝居「タンゴ…冬の終わりに」を見に行く。徹夜DE芝居ハシゴ。超人詩森。で、芝居はというと選曲がもうひとつ残らずダメダメ。タンゴのところでヨーヨーマのピアソラのあの誰でも知ってるCM曲をかけるとこなんざ、こちらが赤面してしまうほど。おまけにここぞとばかりにブチッと切れる音響オペ、もう死んでいいってかんじ。池田さんはこっちがヒヤヒヤしちゃうほど真剣な顔でカッコ悪いタンゴ踊ってるしさー。コロスはリズム感ゼロだしさー、だけど、ものすごく、面白かった。他人の言葉でいっぱいになって自分が何者か解らなくなって狂っていく俳優。もう池田さんのためにあるような役。奥さんをやった友定さんも、蜷川版では名取裕子が全てをぶちこわしていた若い女優役の人も「帰ってきたエビス」の主宰にして怪優進藤さんも素晴らしい。この芝居、こんないい話だったんだって、2回も蜷川版で見たハズの詩森、そしてそのたびガックリきていた詩森、はじめて大感動。もうね、こういう芝居を若い子は見るべきね。これが芝居というものよね。あんな狭い空間で、あんな演技をみることできて、奇跡のようだわ。池田さんから何回も電話掛かってきて、なのに楽日に行きますって電話しても留守電にすらなって無くて、そうとううっとおしかったけど、まあ、芝居がよかったから許してあげよう、などと思う詩森。それにしても、忙しいっスね。(涙)

9月11日 Mon

帰ってきた途端待ちかまえる辛い現実。
まずはサザンシアターで燐光群の公演に挟み込み。2000枚。
最後の100枚くらいをナツメに任せて、フジタヴァンテでやっているreset−N、「LOCK」に。途中ものすごい雨に降られて全身びしょ濡れのまま観劇。フジタヴァンテってはじめて行ったけど、かなり嫌いな空間だわ。役者さん頑張ってるのに、空間がね、そして、それにともなう装置もね、なにか気を吸い込んでいくようで、とても残念。「天辺ノ夢」をやった渋谷のスタジオを思い出し悲しい気持ちに。
 芝居後ナツメと待ち合わせてミーティング。3日会っていないと、連絡事項が山のように……。ぐったり。
 それから紅王国の稽古場に。行った途端、「SEのQシート、間違ってた」と寺田くんから怒られる。「倍の時間をかけてやって下さい」だと。ホント、上司に持ちたくない男、ナンバーワンである。まあ、でもそれは詩森が悪いので反省し、口ごたえもしない。当然だけど。ああ、でも助手って、タイヘン。
 家についてからは、ようやくNGPのパンフの材料が揃ったので、パンフ作り。やめとけばいいのに、ついアイデアを思いつき、ものすごく凝ったことをはじめてしまい、徹夜。もちろん、徹夜。ららららー。

9月10日 Sun

 朝から一緒の宿に泊まってた人たちが宿の悪口でやかましい。こんなヒドイ旅館ははじめて、とか言ってる。まあ、確かにひどい旅館なんだけど、安いし、仕方ないじゃん、と思っていた詩森。洗顔パウダーをなくしてしまったので、宿の出際、宿の人に聞こうと思ったら、さんざん呼んでも(いるのが見えてるのに)無視された上、「知らない。そんなの自分で探して」と言われ大ギレ。「ふざけんなババア。こんな旅館もう二度とこねえよ」(詩森言ったママ引用)とガングロコギャルのようなタンカを切り、旅館を後にする。奈良に満ちる仏の心も詩森のたぎる血潮の前にはなんの役にもたたない。
 興福寺宝物殿で阿修羅様を見てから一路京都に。詩森的には今回のメインイベント、広隆寺で弥勒菩薩半伽思惟像を拝観するのだ。オバカさんな詩森はこの有名すぎるほど有名な仏像が奈良にあるものと思いこんでいて、前回の奈良行きの時に、見損ねたのだ。もちろんその一年前の京都旅行の時にも奈良にあると思っているワケなので、見ていない。まあ、そういうことはよくある詩森の人生である。
 広隆寺の後は嵐山でゴハンだけ食べて、京都駅を挟んで反対側にある洛南の名刹宇治平等院へ。洛南は観光客が少なくてゆっくりできる、というガイドブックの言葉を信じて行ったら、修学旅行生と観光客で平等院はごったがえしていた。中を拝観するのも行列で順番待ち。しかも平等院工事中。美しかったけど、写真と見比べるとやはり格段に落ちる。それでも10円玉とともにニッコリという小ギャグの利いた記念写真を撮るのだけは忘れない詩森。
 その後はガイドブックで厳選したお店でカブラ蒸しがメインのおまかせ懐石を食べる。この旅唯一の贅沢である。と言っても夜の懐石にしては安いんだけど、この店が、お値段の割にものすごく美味しい。予約していたからか、2階の座敷でゆったりと、コースを満喫。満喫しすぎて帰りの新幹線に遅れそうになり、京都駅を全力疾走し、滑り込みセーフ。かぶら蒸しのお店は「一平茶屋」と言って、南座のとなり。家に帰ってインターネット検索したら、「桃太郎電鉄」を作ったさくまさんも日記で絶賛していた。
 あんなに楽しみにしていた奈良旅行もついに終わり。仏像のことを書くと長くなりそうなので日記では割愛したけど、写真が出来たらごっそり買い込んだ仏像ポストカード(買うなよそんなものを)とともに奈良仏像絵日記を作る(予定)なのでそちらをどーぞ、ご覧下さいねええ。

 
9月9日 Sat

 今日は談山神社という山奥の神社に行くことにする。十三層の搭がある以外にはコレといってたいしたものもなさそうなんだけど、まあ、そこに行く。奈良から電車で40分近くかかる上、そこから更にバスで30分。ここが霊場、というかんじの場所でスゴイ気に満ちてて、面白い場所だった。
 今日はどうしても奈良の博物館も見たかったので、そのまま駅に直行し、ついでに安部文殊院だけ見て帰ろうかなあ、と思っていたら、バス停で知恵遅れの青年というかオジサンから「聖林寺」には行かないのか、と話しかけられた。「時間がないからどうしようかなーと思って」と言うと、彼はものすごく熱心に聖林寺行きを薦める。なんでも彼の家は聖林寺の近くなんだそうだ。マヒのある人だったので、言ってることも半分くらいしかわからないんだけど、まあ聖林寺の観音様はかなり見てみたかったし、バスが一時間に一本しかないので、ちょっと悩んだけど彼の熱心さも何かの縁と思い、寄っていくことに。菅原さん(詩森夫)との間では彼のあだ名は「営業部長」に決定。
 まあ、でも聖林寺は、深閑として美しい小さなお寺で、かなり気に入ってしまったので、営業部長には心から感謝、である。
 聖林寺から文殊院はなんとか歩けるかんじだったのでバスは待たずに徒歩で出発。文殊院は、佐野厄除け大師もかくやという現世利益追求バリバリなかんじのお寺さんで、かなり俗っぽく、幽境と言った趣の談山神社から降りてきた身には、なかなかいいコントラストで、面白かった。今流行りの安部晴明とも縁があるらしく、お坊さんの説明では「陰陽師」をヤケに強調していて、それが最近のウリなんたろうなあ、と笑いそうになってしまった。
 そして、滑り込みセーフで奈良の国立博物館へ。前回は休館日にあたってしまい涙を飲んだので、もう絶対、ここだけは寄りたかったのだ。もちろん、目当ては仏像。
 帰り道、奈良公園で鹿にセンベイをやったら、角で突かれるは、服を囓られて唾液まみれにされるは大騒動に。でもやっぱり面白い。奈良に行ったら鹿センベイ。はずせませんね。
 夕食は昨日から目を付けていた創作料理の店、ペピタに。ここがさあ、路地にある薄汚れた店なんだけど、もう、もう、もう、ホントにホントに、美味しかったのよ。基本は洋食なんだけど、全ての味付けがひと工夫されてて、和風、エスニック、自在なかんじ。美味しい店は店構えでわかる、という詩森の言葉に半信半疑だった菅原さん(詩森夫)も大満足。並はずれたくいしんぼうもこんな時には役にたつワケだな。そんなこんなで奈良二日目の夜も更けるのであった。

9月8日 Fri

 奈良初日。まずは法隆寺。
 法隆寺行きのバスの中で詩森いきなり中国人とケンカ。だってふたり席のまん中にどしんと座って、詩森が隣に座ったら、どんどんこっちに押してきて、なにやらセクハラまがいに太股に密着してくるわ、こっちは席からずり落ちそうに座っているのに、どしんどしん揺れるわ、大はしゃぎなんだもの。ちなみにはしゃいでいたのは、推定40才くらいのオジサンなんだけどさ。
「ここはふたり席なんだから、ちゃんとつめて座って下さい!!」
と日本語で大抗議。日本語わからない、というアクションをしてたけど、こちらも負けじと派手なアクション付きで応戦。勝利。
 で、ようやく法隆寺。とにかくこの時期の奈良は観光客が少なくて、というかけっこういつでも少ないんだけど、法隆寺貸し切り状態。素晴らしい。前回はふーん、これが法隆寺かあ、てなもんだけったけど、今回は伽藍の素晴らしさやら、宝物殿のスゴサやら、大感動の嵐。
 それから西大寺までバスと電車と徒歩で乗り継ぎ、レンタサイクルを借りる。
 秋篠寺から唐招提寺はトバして薬師寺、古墳なんかも回って、4時間。古都の秋(まだものすごく暑いけど)満喫。
 旅館に帰ったら、もうほんとにグッタリで、ふたりとも9時過ぎには寝てしまう。12時前に寝るなんて、いったい何時ぶりのことやら。

9月7日 Thu

 奈良行きを夕方に控えて目の回るほど忙しい一日。来週のDM作業のためにチケットやら封筒やら印刷に出したり、紅王国のためにSEの拾い出しをしたり、カラダがふたつ欲しいほど。しかし、そんな中、詩森は、四谷シモンの人形展を今日みないと奈良から帰るまでに終了してしまうことをハタと思い出してしまう。
 いやー、そんなのいやー。絶対、絶対、絶対見たいー。
 というワケで、こんなに忙しいのに、電車の乗り換えが新宿であったことを幸いに小田急美術館へ。もともと美術展を見るのは早いけど、もうそれはそれはスゴイスピードで、ダダダダーッと見る。滞空時間、約10分。そんなスピードでちゃんと見てるの?とよく聞かれるけど私の目には高速シャッターがついているので、大丈夫なんだな、コレが。もちろん気に入った人形のポストカードも買う。カタログが2300円と安いので欲しかったけど(しかもシモンがそこにいたので多分サインもしてもらえた)、まさか奈良にこんな人形のカタログを持っていくワケにもいくまい、と諦め、一路東京駅へ。仕事から駆けつけた菅原さん(詩森夫)とともに車中の人となる。
 ようやく、ようやく「休日」だわ。遊ぶわよー。休むわよー。
 なんといってもこの旅行が終わったら、もう公演まで一日たりとも休みなしのノンストップなんだもん。しかも前の公演からだってコレといって休んでないんだもん。あああ、楽しみだなあっ。

9月6日 Wed

 挟み込みハシゴデー。合計6000枚。シビレルねえ。紀伊国屋ではものすごくノロイ人がいてムカツク。隣の人も怒ってた。みんな怒ってた。もうくるな、と言ってやりたかったが、ガマンしてたら、最後の最後にそのトロイ子が「ああー予定より30分も早く終わった。ウレシー。」と言ったので、みんなで立ち上がりそうになった。隣の人は半分立ち上がってた。これから挟み込み作業をする皆様、もし自分が回りよりノロイと感じたら、せめて、一生懸命ヤッテマスという演技したほうがイイですよ。ワタシみたいな性格の悪い人もああいう場所にはイッパイいるからさ。ホント。
 挟み込みしてたら、寺田くんから電話。一方的に指示だけ出してガチャっと切れる。ああ、私は今、部下、部下なのねー。やりますよ。やりますとも。
 そう言えば、若にとあることをメールでお願いしておいたら、OKの返事がきてた。嬉しかったけど、なんかここにも書けないようなスゴイジョークが添えられてたので、ビックリした。若はまだまだ奥深いなあ。
 そんなこんなで明日から奈良旅行。イノチのセンタクしてきますわよー。

9月5日 Tue

 紅王国の稽古場に行こうとしたら、上祖師谷と祖師谷を間違えてしまった。世田谷区のウェブで場所を確認して、「駅から近いじゃん。楽勝。」と思ったのに、とんでもなかった。ま、住所をちゃんと見比べなかった私が悪いんですけどね。仕方ないのでタクシーに乗ったらそれがウラメにでて、とんでもない場所に行ってしまい、その後、様々な通りかがリの方に懇切丁寧なウソをたくさん教えられて、身も知らぬ町を西へ東へと放浪するワタクシ。7時に駅に着いたのに、稽古場についたのは8時30分。心配してくれる劇団の方に「お願いだからこのことは寺田くんにはナイショにして下さい」と苦しい息の下、懇願する。いろいろ難しいところのある寺田くんだが、方向音痴にはことのほか厳しい。ましてや詩森は住所さえあれば、ドコでも行ける、などと日頃から吹聴しているので尚更だ。こんなことバレタ日には。あああ。恐すぎる。住所はちゃんと確認する。大切なコトですね。
 稽古が終わった後は、一路五反田へ。ネオゼネのパンフの打ち合わせがあるのだ。自分の劇団のためにもこんなに働いているのに、人の劇団のためにまで身を粉にし、体力の続く限り働く、なんてエライ私。なのに、人並み外れて体力があるせいで、ちっともタイヘンそうに見えない。むしろ楽しそうにさえ見える。なんかソンした気分だ。関係ないけどネオゼネ衣装でもある若が20着くらい縫うんです、とニコニコしてた。あなた、飲んでる場合なの??本番は約10日後だよ。一日2着だよ。まあ、飲んでる場合じゃないのは私もいっしょなんですが。

9月4日 Mon

 一日中劇団の用事に追われる。しかも会社で。
帰ろうとしたら、電車が止まる。でも面白い本を読んでたので気にならない。だけどそのせいでスーパーが閉まってしまい、夕食は焼きうどんになってしまった。しかし、詩森の焼きうどんは実はそうとう美味しい。得意料理、と言ってもいいくらいだ。でも焼きうどんが得意料理です、なんて言ったら、料理しないヒトみたいだよね。実際、してないけどさ。
 そうこうしてたらある方から電話が掛かってきて、演出の仕事の依頼を受ける。しかも詩森の舞台を見たことはないと言う。それ、いったい、大丈夫なんですか?無下に断るのもどうかと思ったので、とりあえず企画書を下さい、と言って電話を切る。謎めく毎日である。

9月3日 Sun

 今日はとあることで激怒した。最近年のせいかこらえ性がなくなり、この場にいたくない、と思った3秒後くらいには席を蹴るクセがついてしまった。もともと怒りっぽい性格なんだと思うけど、割と最近まで自分でも知らなかったので始末に負えない。詩森近辺の皆様、どうぞお気をつけ下さい。詩森最近、怒りっぽいです。ホントです。でも更年期じゃないですよ。あああ。ついに認めてしまったので、怒りのパワーが更にアップする気が……。気の毒なのは役者だな。
 その他にはTOPSシアターで東京オレンジ、夜はナツメが出るかもしれない映画の打ち合わせに同席。一日ナツメと一緒。お互い飽きてしまって雑談するネタもない。ううう。辛いー。

9月2日 Sat

 今日は劇団のオーディションの日。書類で絞らせてもらい、受けたのは4人。オーディションは久しぶりというか風琴工房としては初めてなのでとても緊張する。どう見てもナツメの方が落ち着いていた。ダメじゃん、あたし。よくお芝居出して下さい、という申し出は受けるんだけど、ここまでほとんど出てもらったことはない。まあ、オーディションの内容と結果はマル秘ということで。
 ナツメとオーディション結果についてミーティングした後、WENZスタジオに下見を兼ねてダンスを見に行く。ついたとたんから自分ところの装置のことで頭がいっぱいになってしまい、ここをこーして、あーして、とアタマの中がタイヘンなことに。
 で、肝心なダンスなのだけど、ダンスって、一流どころの来日か舞踏しか見ていないので(それでもかなり見ているほうだとは思うケド)、まあ、フツーのコンテンポラリーだとこんなものなのかなあ、と思ったりもして。こうして見ると、やっぱH.R.カオスって、好みかどうかは別にして、すごいカンパニーなのね。テクニック、図抜けてますよ、日本のカンパニーとしては。まあ、セットが美しく、WENZも今までにない使い方で、いろいろ参考にはなったので良しとすることに。

9月1日 Fri

 珍しく家に早く帰る。夕食は青炒肉絲と中華風冷奴。その後は、ネオゼネの宇鉄さん用のお知らせハガキを作る。けっこうかわいく仕上がったので、張り切って清滝くんに待ち合せの電話をしようとしたら、電話番号がわからず、松岡さんに電話したらもう寝ていて、それから清滝くんに電話したら、やはり寝てた。今日は稽古休みであったらしい。ゴメンよ。みんな。気付かなくて。
 そう言えば今日寺田くんから紅王国の音が届いていた。正確には昨日届いていたらしいんだけど、几帳面な寺田くんが速達で送ってくれたため、日頃使っていない新聞受けの方に放り込まれており、発見が遅れたのだ。マジメなのでさっそく音を丸覚えするくらい聞き込む詩森。なかなかカッコいいんじゃないでしょうか。コレ。
 岡田さんから、チラシのラフががあっと送られてきた。あああ、公演が、怒涛の日々が、始まるんだなあ。


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