ROBA DIARY
| 1月31日 Wed |
インナーチャイルド観劇。「カスパー彷徨」に出てくれた安元が出演するというので、見に行ったのだ。シンゴ、日太、清滝も一緒である。芝居はインナーチャイドという名前の通り、「うちなる子供」の話だ。クリエイターのハシクレとして、人様の芝居についてあまり言いたくないけど、「こころの問題」を扱っている劇団なのに、同性愛者や性同一性障害者で「笑い」をとろうとする姿勢はいかがなものか、とそれだけは心底アンビリーバブルな気分になる。多重人格の女の子の中に、性同一性障害者の人格がある、ということで「性同一性障害者を揶揄したわけではなく、それを揶揄する人々を風刺したのだ」、と好意的に見ることもできるが、出来上がってきたモノだけを見るとそうは見えないのはやはり問題だと思う。 |
| 1月30日 Tue |
ワークショップ初日。参加者12人。スゴイー。人数が多いのがあまり好きではない詩森としては、本公演より多い参加人数に、かなりウツな気持ちになる。しかし、そんなことも言ってられないので、かなり頑張る。後でシンゴに「痛々しくて正視できませんでした」と言われてしまうほど頑張る。 |
| 1月29日 Mon |
ワークショップの要綱作り。基本的に全回参加、などという条件を付けたにも関わらず、10人強の人が参加してのワークショップである。要綱を作りながら、進め方をシュミレーション。なんか、これ、時間、足りないよね、とアタマを抱える。あーでもないこーでもない、と思いつつ、A4一枚の進行表をようやく仕上げる。 |
| 1月28日 Sun |
「月の犬」最終日。いいかげんコスプレにもウンザリなのだが、コスプレリーダー清滝が睨みをきかせているので、しぶしぶメイド服に着替える詩森。だって寒いんだもん。公演が最終回5時スタートだったので8時30分には打上会場に。早いわー。受付のお金も今回はホント、バッチリあったし、初日に500円玉を両替し忘れ、コンビニとかで拝み倒して両替してもらうハメになった以外は順調だったわ。詩森にしては上出来。当然徹夜で飲むつもりの面々を残し、一次会で帰宅。今週はいよいよワークショップも始まるし、がんばりますわよ。 |
| 1月27日 Sat |
朝、起きたら大雪。こりゃやばいでしょう、と早めに出たのに、バスがぜんぜん動かなくて、家からシアターブラッツまで2時間もかかってしまい、受付開始ギリギリ滑り込みアウトで、劇場着。受付関係の皆様、ほんとうにご迷惑お掛けしました。 |
| 1月26日 Fri |
「月の犬」初日。早めに行くつもりがこんな日に限って仕事が入り、ぎりぎりまで格闘し、メールで送ってから劇場へ。受付なのだが、なぜかメイド服。今回の受付はコスプレ付きなのだ。この年になってリボンまでつけて、恥ずかしいよ。ホントに。そして、シアターブラッツの受付は。死にそうに寒いのであった。 |
| 1月25日 Thu |
「月の犬」のお手伝いでシアターブラッツに。挟み込みをしていたら、スズナリの二ツ森支配人がチラシの挟み込みに来たのでビックリ。そ、そんなこと、やるんだ二ツ森さん。なんでも2月にやるB級遊撃隊の佃さんとツマヅキノイシの寺十さんのふたり芝居のチラシなんだとか。「けしかけちゃったのはワタシだから」と言っていたが、なんだかケナゲ。大勢で行きますよ、とお約束。少年王者館の天野さんまで出て、この芝居、かなり面白そうなので、皆さん、行ったほうがよいですよ。ええ。ぜったい。 |
| 1月24日 Wed |
脚本があがったので、こんどは助成金の二次審査用の書類の仕上げに着手。なにしろはじめてことなので、例えば「将来展望」と「到達目標」はどのように違うのか、とか助成金はどのように使ってよいものなのか、とか、さっぱりわからない。大言壮語も甚だしいことを山のように書いてたら、なんとなく楽しくなってきた。いいじゃないか。目標くらい大きくたって。まあ、でも真面目な話、お金が欲しいというのはもちろんあるけど、このように自分たちがやろうとしていることをきちんと相対化する機会というのは、いいことかもしれないな、と思ったりもする。別に助成金用に目標とか将来展望をひねり出すワケではない。明文化できずにいたことを、明文化し、顕在化するチャンスとして、これからもこういったことには積極的にチャレンジしていきたいな、と思う。出来上がった書類は会社(そう、わたしはこのメンドウな書類作りを会社でやってました。会社よ、ゴメン)から近いので、ハンドポストで入れに行く。 |
| 1月23日 Tue |
脚本に校正かけたり、直しを入れて、メールでナツメや愛ちゃんに送る。出演が決まっている人、これから依頼する人にもメールや郵送で送る。 |
| 1月22日 Mon |
朝、脚本を書き始めたら止まらなくなった。よく筆が滑っている時は書き止めた方がいい、というが、まあ、せっかく滑っているので滑るに任せて書き続ける。たぶん中間部にエピソードがひとつ足りなさそうだけど、全体のボリュームを見てまた調整することにして、ひたすら書く。さあ、クライマックスだっ!というところで、劇団員ミーティングの時間になってしまい、しぶしぶパソコンを切り未練がましくでかける。 |
| 1月21日 Sun |
今日も今日とて朝から買い出し。マサトさんやヒロくん、ナツメとアキちゃんが新年会でウチに来るのだ。スーパーまで辿り着いた時点で昨日の遊行三昧でお金を使い果たしていたことに気付き、銀行にお金をおろしにいくが、すぐ隣りの銀行のキャッシュディスペンサーはなぜか使えなくなっていて、そのまた向こうにあったハズの銀行は廃行となっていて、結局自分ちの近所の信用金庫まで戻るハメに。朝からなにをやっているんだ。ワタシ。 |
| 1月20日 Sat |
昨日は脚本の解決しない何点かについて考えながら眠りにおちた。そしたら朝、目覚ましも鳴っていないのに、パッと目が覚めて、そしたらなんと驚いたことにそれらの問題が全て解決していたのだ。これはほんとうに驚いた。セリフもうわーっと音楽のように聞こえてくる。このセリフが浮かぶかんじというのはたぶん劇作家によって様々なのだと思うが、詩森の場合はほとんど空から降ってくるようなかんじだ。それで起きあがって書けばいいのだが(朝、起き抜けで書くことはけっこう多い)、しばらくしてまた寝てしまう。でも起きてもちゃんと覚えていたから、夢ではなかったのだろう。 |
| 1月19日 Fri |
更に脚本。中盤の苦しいところを書きあぐねる。2、3の懸案事項があり、解決しないのだ。そこをきちんとしないでこれ以上書くと、微調整では成立しなくなる。まあ、それでも全体の1/2まで書き上げる。結構なハイペース。もともと書くのが遅いほうではないが、「病の記憶」シリーズで加速した感はある。なんと言ってもあのときは1年間で6本の新作を、しかも間断なく本番をやりながらやりとげたのだ。 |
| 1月18日 Thu |
またも八重洲ブックセンターにて。真っ青な空に「sydney!」の文字。村上春樹のシドニーオリンピック観戦記。こんなもん1600円も出して買わなくてもなー、とかなり躊躇したのだが、つい買ってしまう。こんな温度の低いオリンビックものなんてきっと他にはないだろうなあ、という淡々とした感じが予想されるが、果たしてその通りであった。まあ、でもハルキさんの旅行記は好きだからいいか。 |
| 1月17日 Wed |
脚本を書いているので、いろいろ真面目なことも考える。演劇はどうなるんだろう、とかそういう類のことだ。去年は個人的に素晴らしい舞台をたくさん見た。青年団Pの「月の岬」、ク・ナウカの一連の公演、reset−Nの「MARKET」、ユニークポイントの「アンダーグラウンド・カフェ」、ロクロウの「アイヒマンの密室」、池田さんがやった王子小劇場の「タンゴ・冬の終わりに」、その他いろいろ。見に行って「これはグッタリ」という芝居の方が少なかったくらいだ。演劇は今、わたしにとっては近年になく面白い。なのに、もの凄いいきおいで衰退している、というイメージがある。まともな演劇人なら誰しもそのことに対して危機感を持っているし、危機感のあるところに面白いものが出来上がるのは当然だと思うけど、それでもこのままではどうしようもない気がする。また、ごく個人的な自分の才能に関する問題もある。例えば詩森のこの企画力と行動力を制作者として「ここぞ」と思う劇団のために使う、というのはどうだろうか。このまま創作者としてずるずると芝居を作り続けるより、そのほうがずっと演劇界のためになるかも、と思う日もある。まあ、でもモノゴトはそう単純にはいかない。創作を諦める才能があるならとっくに演劇なんて辞めている。結論はそう簡単には出ない。とりあえず、次のホンを書くしかない。そんなことを思いながら、今日も書く。ああ、もうまったく。 |
| 1月16日 Tue |
7月に公演をやる小屋の契約に行って来た。小屋の方がとても良い方で感動する。打ち合わせをさせてもらったら思った以上に自由度の高い舞台の組み方が出来そうで、ワッとイメージが広がる。いいね。 |
| 1月15日 Mon |
猛然と脚本を書き始める。400字詰め原稿用紙換算で一気に40ページ。でもこれでいいのか、不安だ。「カスパー」とも「透きとおる骨」ともまるきり作風が違う。で、次のスズナリともぜんぜん違うんだよなあ。この作風が安定しない、というのはなぜなんだろうか。いつものことだけど、漠然とした不安に陥る。新しい世界に慣れちゃうと、どうということもないのだけど、まだ今は「カスパー」みたいなどっぷり暗い場所に、カラダが帰りたがっているみたい。でも書くしかないんですけどね。 |
| 1月14日 Sun |
昨日は夜中に帰ってから、企画書など作り始めてしまい、ようやく明け方就寝したのに、朝早く電話でたたき起こされる。しかも、FAX。なんだろう、と寝ぼけマナコで待っていると、一枚のFAXがガアーッと送られてきた。送り主は寺田くんである。そして、そこには「ナントカ・プラスティック」のナントカにあたる単語がじゃじゃんと書き記されてあったのだ。実は昨日のうちに詩森もこれで行こうかなあ、というタイトルを考えついていたのだけれど、その紙には発音記号やら同音異義語まで書きしるされていて、とてもじゃないけど、そんなこと言えないムードである。追い打ちをかけるように電話が鳴り、「こんなことやっているとついいろいろ考えてしまって、(1月末にもうひとつ作曲の仕事があるのに)集中できないから、俺に話を振るのは一切やめてくれ」と言って、ガチャンと切れた。お、面白しろすぎる。きっとロクすっぽ寝ないでタイトルのことを考えてくれたのであろう寺田くんに敬意を表して、今回のタイトルは寺田案で行くことに決定する。「Sol Plastic」。プラスティックの太陽(神)、という意味だ。 |
| 1月13日 Sat |
ゲームプログラマーのハシクレとして、やはりプレステ2は買っておきましょう、ということになり、今更ながら菅原さん(詩森夫)と蒲田へ。お年玉景気のせいか、どこでもプレステ2は売り切れ。諦めて入ったオモチャで、ふと見ると「プレステ2入荷しました」の張り紙が。無事、ゲットする。中古ソフト屋でソフトも買う。ついでにJ−Phoneショップに行き、詩森用に新しいJ−phoneを注文する。 |
| 1月12日 Fri |
道を歩いていたら、突然、脚本の最終的なアイデアが降ってきた。この夏にやりたかった脚本のプロットを来年のスズナリに回してしまったので、今回のプロット作りはほんとうに苦しかったけど、書ける。これで書けるわ。あとは八重洲ブックセンターに注文した専門書を待ってディティールを詰めるだけ。これで仕上がったも同然ね。書くわよー。 |
| 1月11日 Thu |
7月公演に出てくれるかもしれない女優さんふたりと新宿で会う。ホンを読んでからでいいよ、と言ったのだが、読まずして、ふたりとも出演してくれるという。制作面でも協力してくれるということで、いろいろ話す。この美しいふたりの女優さんに関しては、もう少ししたら、このホームページ上でも発表するので、どうぞお楽しみに。その他決まりつつあるキャストのラインナップを考えると、7月はもしかしたらビジュアル系かもね、風琴工房。よきかな。よきかな。ほほほほほ。 |
| 1月10日 Wed |
一日、7月公演の脚本。大嫌いなプロット作りを、あーでもない、こーでもないとひとりツッコミながら、やってみる。夕方、資料を買いに八重洲ブックセンターへ。ああ、なんでもあるぜ。八重洲ブックセンター。店員さんは親切だし。いいぞ。で、どう考えても資料にならないような本まで買って帰宅。 |
| 1月9日 Tue |
7月公演の件で寺田くんと打ち合わせしなければならないのだが、ヤツは今非常に忙しい状態だ、というのは何となく知っていて、そーゆー時に下手に電話すると、かなりイヤな目に遭うので、電話を掛けたくなくてずっとほっておいた。しかし、これ以上先のばしにしても別段状況は良くならないと判断。おそるおそる電話すると、「いつ打ち合わせの時間をとれるかわからない」とにべもない返事。ガチャン、と切られる。ああ、もう、ウンザリ。 |
| 1月8日 Mon |
制作お手伝いをしている飛ぶ劇場のチラシの挟み込みで紀伊国屋ホールへ。第三エロチカ。今回、ほりゆりちゃんが「弱法師」で主役を張っているらしいのでぜひ見に行かなければね。 |
| 1月7日 Sun |
青年団若手自主公演「スリヌケル」を観に駒場アゴラへ。個人的には一本目の男の子ふたりの話の方が好み。もう少し、「言葉がくる」分量が欲しかった気もするけど。うちの芝居にしても、他所の芝居にしても、この頃、コトバがクルかんじが味わえなくて、それはどうしてかしら、と考える日々。どうしたってコトバ主体の芝居をやっている風琴工房としては、かなり深刻な問題ではある。 |
| 1月6日 Sat |
いろいろ用事をしてから、「月の犬」の制作会議と新年会へ。「月の犬」とは「透きとおる骨」に出てくれた松岡さんの新ユニットである。1/26〜新宿シアターブラッツにてお披露目だ。詩森も受付におりますので、みなさまぜひいらして下さいませ。 |
| 1月5日 Fri |
会社に行ってから銀座で菅原さん(詩森夫)と「ダイナソー」を見る。ホントは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観たかったけど、正月らしいかんじにしたくて、「ダイナソー」に。「ダイナソー」はディズニーにかかると恐竜ですらアメリカン・ヒーローになってしまう、という素晴らしい映画であった。恐竜だけど、愛と勇気、そして友情。恐竜だけど、表情豊か。恐竜だけど、ハンド・イン・ハンド。ああああ。恐竜マニアの詩森には正直言ってかなり辛い映画だった。駄目だよ。恐竜を擬人化しちゃ。恐竜は恐竜であるだけでもう充分すぎるほど素晴らしいんだからさー、と憤懣やるかたなく劇場を後にする。あ、でも別に詩森のよーに恐竜に思い入れのない人にはぜんぜんオッケーだと思いますよ。ちゃんとしてます。なんていってもディズニーだからね。マニア的にも恐竜のですね、肌の質感はかなり満足でしたわ。そんなトコロ。 |
| 1月4日 Thu |
今日は「透きとおる骨」チームの新年会&ビデオ会。 |
| 1月3日 Wed |
岩手船越に別れを告げ、帰京。何事に付け計画性というものがない我々夫婦は、新花巻で乗り換えるつもりで切符まで買ったのに、急遽盛岡に寄って焼肉と冷麺を食べることに。盛楼閣の冷麺はやっぱり美味しい。並ぶのを覚悟して駅に戻ると拍子抜けするほど呆気なく新幹線に座ることが出来た。待ち時間0分。お陰で買うつもりだった蜜ゆべしも胡麻摺りダンゴも買い損ねた。ま、すわれたからいいケド。 |
| 1月2日 Tue |
今日も今日とて誰も見たくない「箱根駅伝 往路」を夢中で見つづける。今年の駅伝は突風、山越えバトル、そして逆転劇。トップと2位の差、なんと8秒。ホント、凄かった。箱根駅伝フリークの詩森も新世紀に相応しい戦いと大満足。そしてまた「道の駅」。そしてまたテレビ。ああ自堕落に過ぎていく岩手船越の日々よ。 |
| 1月1日 Mon |
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 |