ろばくん ROBA DIARY

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8月30日 Fri

 今日の稽古はちょっと劇的。こういうことがあると、演出は楽しいな、と思う。なにがあったかはナイショだけどね。
 いつもは下北沢の稽古場だが、今日だけは池の上だったので、稽古の後は「光春」へ。昨日ミーティングで松岡さんが淋しそうだったので、今日は予約をしておいたのだ。みんなが行くとも言っていないのに予約までしていたので呆れられたが、あくまで松岡さんのためなのだから、仕方ない。帰りの電車で、「今日の稽古はびっくりしたねー」などと話す。気付くと8月最後の日。

8月30日 Thu

 なんとはなしに切ない一日。
 自転車屋に自転車を持ってったら、とてもあっさり、リム交換ですね、と言われる。稽古の後、劇団ミーティング。無駄話もできないほどに。

8月29日 Wed

 公演前で予定のない最後のオフ。最近凝っている茗荷と茄子のみそ汁をまた作る。夏のせいか、ネギより茗荷が美味しい。たくさん刻んで、たくさん入れる。100円で投げ売りしていた桃がとても美味しく、もうひとつ買えばよかった、などと思ったり。
 そう言えば仙台で32歳と26歳の兄弟が餓死してみつかったらしいが、これはいったいどういうことか。立派な家に住んでいるのよ。いくらローンの支払いに困ったからといって、謎めく話だわ。

8月28日 Tue

 何かに取り憑かれているとしか思えないのだが、稽古帰りの山手通りで接触事故を起こした。相手も自転車である。いや、私はちゃんとよけたのだが、相手が私のことを少しも認識していなかったらしく、前輪に体当たりされるかたちになったのだ。寝ていたのだろうか?かなり不自然な接触であった。まあお互いたいしたケガはないということで、そのまま別れたのだが、走り出してみると前輪が明らかにおかしい。リムが曲がってしまったに違いない。走ることに困難を覚えるほどだったが、こんな場所に投げ出していくワケにもいかず、ひたすら徐行運転で家まで帰る。家にたどりついて冷静になってみると左膝を打ったらしく、赤く腫れ上がっていた。こんなことをしていたらいつか自転車で死んでしまうかもしれない。でも自転車で死ぬのなら本望なので、万一そういうことになっても、皆さん、いたずらに悲しまないで下さい。
 いろいろあったが、本日食べ頃、マサトさんとヒロくんから貰ったメロンを食べる。とても美味しい。すごいな。メロネット。今日のところはほんと、死ななくて良かったことだよ。

8月27日 Mon

 アゴラでの小屋打合せに行こうと「自転車」で会社を出たのはいいが、途中、道を一本間違え、麻布十番のほうへ行ってしまう。あ、と思って、六本木方向に右折したところで雨。合羽を買おうにも、コンビニすらないような都会のエアポケットで、アッというまに豪雨になってしまい、信じがたいほどの濡れネズミに。電車に乗り換えるにも駅もなく、駅に行き着いた時には電車に乗ることなど考えられないようなビショ濡れ状態。しかも雨のせいかカンが鈍り、いつもほとんど間違えない道をことごとく反対方向に曲がってしまう。迷走状態。なので、通常30分程度で到着する渋谷に1時間以上かかり、更にそこからも右往左往したので、小屋打ち合わせに大幅に遅刻する。いい大人がなにをやっているのか、と心から悲しくなった。アゴラの方もさぞ呆れたに違いない。すみません。こんな座長ですが、9月はヨロシクお願いいたします。
 下北沢で、ジャージを買って着替え、早めに到着した稽古場でグッタリと眠ってしまう。雨は人のパワーを吸収するね。でも稽古は最後のシーンまで回り、昨日のメロメロぶりも解消されて、さらに、また最初のシーンからセリフチェック。今週の木曜日が初通し、の予定。

8月26日 Sun

 ユニークポイントさんのトークライブ出演。あんなカタチで人前に出たのは初めてなので、緊張する。緊張するが楽しかった。なんだかんだと出たがりなのだろう。それにしてもオフオフシアターって、あんなに小さいのに客席と舞台に距離がある劇場だ。それが芝居になにがしかの影を落としていた。残念。
 山田さんにトンカツをご馳走になってから、稽古。今日はラストシーン。女優たちは、めくるめく愛の世界にメロメロ。オセンチモード全開。「クールになろうぜ、クールにさ」と指示を出す。
 稽古終了後はユニークポイントさんの飲み会に行く。自転車ということで油断し、結局、二次会にも行ってしまう。深夜3時。山手通りを飛ばして帰還。

8月25日 Sat

 マサトさんとヒロくんが引越し祝いに来てくれる。引越し祝いはメロネツトのメロン。これはメロン農家がメロンを愛するあまり消費者と直接コンタクトをとりたいとはじめたネットでのメロン販売である、らしい。お手紙にこめられたあまりの情熱に笑う。でもメロンは好きなのでとても嬉しい。28日が食べ頃だそう。
 夜は菅原さん(詩森夫)とほりゆりちゃんが出ている第三エロチカ「ニッポン・ウォーズ−リバイバル・バージョン−」を見に行く。思えば詩森はこれの初演を見ているのだ。伝説のスズナリ若手5劇団連続公演。ものすごく面白かったような気がするけど、今日のはフツウのお芝居ってかんじだった。役者さんの肉体の違い、という気がすごくする。すっかり出世して、ヒロインを演じるゆりちゃんはとてもステキだったけど、他の子たちは白い体操着風の衣装が衛生的な匂いしか放たない。あれじゃ、燃えない。でもこちらが大人になった分、戯曲の内容は前よりずっと把握できた。それにしても、若干23歳でこれを書いた川村さんって、やっぱり天才だったんだなあ。

8月24日 Fri

 徹夜明けのずたぼろの状態で会社へ。客先に行ってから、飛ぶ劇場「ロケット発射せり」を見に行く。でもさすがに集中しては見れない、というか、ところどころ、かなり意識が飛ぶ。ああ、もうホントにゴメンナサイ。今日しかこられなかった私を許して。
 のち、稽古。稽古場ではなにか変な麻薬が脳から出ているらしく、元気に頑張る。あと少しで、最後までシーンが上がりそう。そして終盤間近のナツメと奈々ちゃんのシーンは詩森的にかなりツボ。ふたりの役者の一挙手一投足にいちいち撃ちぬかれる。演出なのに。いや演出だからこそ。
 稽古終了後は帰るつもりが、2丁目の女の子ばかりのお店にみんなで行く、というのでついつい一緒について行く。女の子ばかりの店は当然のことだけど、店中、女の子ばかり。ナツメ営業部長、大活躍。知らない女の子に声をかけまくりつつ、フライヤーを渡している。一緒に徹夜だったのに元気いいなあ。ま、わたしもなんだかんだと飲んでるけど。
 そんなこんなで深夜帰宅。死んだように眠る。というか、眠るように死ぬ、といったほうがいいかも。

8月23日 Thu

 緊張する。何がって、出演交渉だ。知らない役者に電話をして、「出演してほしいのですが」と言うのはほんとうに苦手だし、辛い。でも知り合いだから、という理由で安易に頼むのはもっとイヤなので、そこは頑張るしかない。今日はそんな風に2件の出演交渉。最も1件はテツムラさんにかけてもらったんだけど。
 夜は例の作業をしにまたもや都内某宅に。当然徹夜。でも仕上がったよ。うん。頑張りました。頑張りましたね。


8月22日 Wed

 日曜日にトークセッションのパネラーとして出演するユニークポイントさんの稽古場にお邪魔する。最後の通し稽古を見せてもらったのだけれど、とても良い。戯曲と役者さんのバランスが、特に。日曜日、苦手なフリートークだけど、がんばろう、などと思う。
 稽古終了後は稽古場でそのまま稽古場打上げ。久保田さんは相変わらずだらしなく酔っていた。演技は、あんなにナイーブでステキなのに。でも「青年の恋」。詩森はとても好き。みなさん、ぜひ見に行ってください。というか、必見。


8月21日 Tue

 9月公演のチラシであるポストカードが上がってきた。かなり可愛い。こんな乙女なポストカードを寺田くんがデザインしたのかと思うと、ちょっと笑える。このポストカード、たったの4000枚なので、希少品でもある。風琴工房でポストカードを作ったのは初めてなので、ちょっと嬉しい詩森だ。
 これができたということは、制作作業もしろよ、ということなので、昨日は徹夜だけど、一日事務仕事。それから稽古。
 いやあ。それにしてもステキね。女の子ばかりの稽古場。眠気も吹っ飛ぶわ。美しすぎてクセになりそう。テツムラさんのコト、オヤジだなんて言えないわ。でもねえ、今回の稽古場は好みの女の子ばかり。松岡さんはいつになくオトナな役だし、奈々ちゃんは美しいし、愛ちゃんはケナゲで可愛いし、怜雅ちゃんのスッキリとしたルックスもステキだし、ナツメは意味もなくカッコイイしね。特にケナゲキャラに弱い詩森としては、愛ちゃんにハートを撃ち抜かれっぱなし。役の上とは言え、ナツメに邪険にされる愛ちゃんを見ていると、「チクショー。俺が、俺が幸せにしてやるぜ」と演出席から身もだえする毎日。まあ、もっとも愛ちゃんは新婚ほやほや。私が幸せにしてあげなくても十分すぎるほど幸せなワケですが。
 というワケで「麒麟草の舟」。「女の花園みたいな話には、男はやっぱり弱いよね」(寺田談)、「なんか、ステキですよね」(今回舞台監督の梅澤嬢談)、「演出としての立場を忘れてしまうほど夢中」(詩森談)と稽古場訪問者を中心に人気沸騰中。これは見に行かねばなりませんな。ええぜひ見にいらして下さいね。
 

8月20日 Mon

 始まったばかりだが、稽古はすでに佳境である。静かなかんじのシナリオなのだが、実際に動いてみると字面のイメージからは想像もつかない激しい芝居だということがわかった。人と人との気持ちが動いて行き交う様、というのは、たとえ座り芝居でも空気の分子がスパークするみたいで、激しいものなのだな、と改めて思ったりする。この稽古場のかんじをそのまま持って、秋のアゴラに行きたいものだ。きっと、面白いものに、なる。いや、してみせますわ。
 そして、ここだけの話、美しい女優陣に囲まれオヤジモード全開、やけにご満悦のテツムラは、なんだかいつになくワイルドでカッコいいのだ。環境って大切ね(!?)。「透きとおる骨」以来久々の松岡さんとのゴールデン・コンビに、ぜひご期待を。
 稽古後はテツムラとともにとあるお宅にお邪魔して秘密の作業。当然徹夜。なんの作業かは、劇団的にシークレット。口が裂けても言えませんてば。
 

8月19日 Sun

 「千と千尋の神隠し」再挑戦。40分並んで、真ん中とはいかなかったけど、まあまあ良い席をゲット。
 いやねえ、これが、昨日の「猿の惑星」を補ってあまりある面白さだったのよ。いつものテーマ性っていうのはない、割と単純な冒険物語なんだけど、それが逆にイメージの豊かさを強調していて、一時たりとも飽きさせない。宮崎駿がそんなに得意ではない詩森だけど、今回はすごく感情移入して、余計なことを考えないで見ることができた。2時間あまりの映画の間、子供がしーんとして見てるのもスゴイ。
 終わった後、面白かった、面白かった、と騒いでいたら、「もののけ姫」のときはあまりの観賞態度の悪さに「もう君とは宮崎映画には行かない」と宣言した過去を持つ宮崎峻ファン菅原さん(詩森夫)。それはそれで複雑な気持ちになるものらしく、「宮崎映画が面白いのは今回に限ったことじゃない」と怒られた。
 映画の後は「ダミアン」という犬が主宰している「ダミアン」という劇団を見に行った。ちなみに犬が主宰、というのは、ほんとうの話で、会場となった「劇」小劇場の前には「ダミアン」と名札のついた黒のラブラドールが繋がれ、道行く人に無遠慮に撫でられ迷惑そうであった。そして肝心の芝居は「アイアン・メイデン」という処女の生き血を啜った拷問器具で有名な実在の犯罪者エリザベート・バアトリをモチーフにした話なのだが、エリザベート・バアトリって、もともとの話自体がかなり面白いので、それを演劇化するのもなかなか難しいね、と思う。まあでもなんの内容も考察もなく、ただただ「私は、私は、エリザベエト・バアトリが好き!!」「私はエリザベエト・マニア」「あなたもエリザベート・マニア」と叫び続けるこの作品は、あまりの馬鹿さかげんがちょっと爽やかでさえあり、C級カルト・プレイとしてこれはこれで良いのではないか、などと思う。しかし今回の公演は「ダミアン」単独の公演ではないらしく、ダミアンのメンバーはちょっと本意ではない、といった様子だったので、次の2月の公演も見に行ってみようかと思う詩森だ。
 かようにしてこの週末は2本の映画と1本の芝居、そして1回のライブを見て、稽古もするというなにげにハードな週末であった。
次はいよいよ(詩森的には)最大の夏休み映画「テルミン」を見るのだ。

8月18日 Sat

 菅原さん(詩森夫)とトマトとバジルの冷製パスタを食べてから「千と千尋の神隠し」を見に行くも、ものすごい行列なので諦め、「猿の惑星」を見る。「猿の惑星」はティム・バートンの映画、と考えても、「猿の惑星」と考えても、かなり物足りない出来と感じたが、いかがなものか。だいいち説教臭い。けっこうウンザリ。どうしたんだよ。ティム。真面目過ぎるぜ。ティム。猿のヒロインは可愛かったけど、それだけじゃね。
 菅原さん(詩森夫)と別れ、詩森は一路町田に。sol plasticのベーシスト、よっちゃんが率いるpekoの初ライブがあるのだ。寺田くんはギターで、八尋さんもパーカッションで参加している。奈々ちゃん以外の麒麟草メンバーが全員で行ったので、なんだか稽古休みなのに損した気分だ。初ライブは初ライブなので、まあいろいろ物足りないところ、それでいいのか、というところもあり。よっちゃんと寺田くんには率直に感想など伝えてみる。それにしても町田は遠かったことだよ。

8月17日 Fri

 最近よく皇居の回りを自転車で走っている。働いている京橋から新宿とか渋谷に行くには、一度内堀通りに出るのが近いのだ。東京国際フォーラムの中庭が小さな森みたいになっているのを横目で見ながら、信号をいくつか渡るとそこは皇居。ゴミひとつ落ちていない。ビルの合間からビルで切り取られていない空がパアッと広がるのは感動的ですらある。天皇制の是非はさておいても、東京にある風景の中でも美しい景観のひとつであることには間違いない。宗教に関わる場所なんかを見ても思うけど、人は何かを信じ、それを大切に思う時、とても美しいものを作り出す。時間。労力。惜しんでいたら決して到達できない美しさだ。宗教を持たず、天皇を敬う気持ちもない私だが、では、私の作る演劇はどうだろう、と思う。演劇を信じている、とか、演劇を大切に思っている、と言うのは簡単だけど、それは目に見えるものにしていかないとダメだ。
 そんなことをボーッと考えながら自転車に乗ってたら、人生でこんな転倒は初めて、というようなスッ転び方をした。自転車なので、少し間違ってたら、後ろから来た車に轢かれたりしても文句は言えない転び方であった。大きなケガはなくて幸いだったが、気づくと体中アザだらけだ。こんなとこ、どうやったら打撲するんだ?というような場所にもアザがある。自転車もちょっとだけひしゃげた。悲しい。転んだのは六本木だったが、負傷した自転車を見てもらいに元赤坂の自転車屋まで行き、その後、稽古に。ああ、それにしてもショッキングな転倒であったことだよ。

8月16日 Thu

 今日から9月公演の稽古開始。
 稽古場に行ったら、何か妙な緊張感が漂っている。詩森にしたって稽古初日はアガってしまうというのに、稽古場の雰囲気が更に輪を欠ける。稽古っていったい、なにするんだっけ、ってなものである。一ヶ月前まで公演をやっていたというのに、けっこうフレッシュにダメダメ。そんな中、リライトされた脚本がうやうやしく渡され、配役が発表される。今日の日まで配役を知らされていなかった一同、キャーキャー大騒ぎ。そして、第一回目読み合わせ。なんかもうスゴーク暗い。みんな蚊の鳴くような声で、消え入りそうにセリフを言っている。
 終了後、みんなで、この妙に緊迫したムードはなんだろうねー、などと話す。そんな中、松岡が「よく知った仲で恋愛モノってアガるよね」と言い出す。そうだよ。今回、恋愛モノじゃんねー。それか。それがこの緊迫感の原因か。そう思うと、ちょっとステキな気もしてくる。そこらへんからようやくほぐれだし、2回目の読み合わせに向け、和気あいあいと雑談していたら、ガタン、と扉が開いて、みんな飛び上がらんばかりにビックリすると、それは、なんと、寺田くんであった。
 どーして。どーして、君が今日稽古場に来るんだよ。選曲手伝ってくれるって言うから、参考程度に稽古日程表は渡したけどさ、初日だよ。選曲ったって一曲だけだよ。関係ないじゃん。そんな、わざわざ初日にこなくたって。ライブの宣伝したかったって、それは、身勝手というものではないの?それでなくとも空気を固まらせる達人の登場で、暖まってきた空気が一気に冷える稽古場。取り返しのつかぬことになったまま、第2回目の読合せが始まる。とは言え、詩森は読み合わせは意味がない、と思っているので、脚本片手にもう動く。所在なげなからだたちが、進行するにつれ、空気に馴染んでいくのが面白く、この芝居はいいものになるかもしれないな、とちょっと思う。
 終わった後、寺田くんにリライト部分の感想を尋ねると、「え、まだ書き直すんじゃないの」とあっさり言われる。そ、そうですか。さすが、風琴工房の永遠の小姑。厳しくていらっしゃるわ。通してみると、実はちょっとボリウムも足りないんだよな。時間の計算間違ったのも、考えてみれば久しぶりだけど、あと5枚。水増しにならないように書き足して、ラストをリライトしなければ。脚本書きの夏は終わらない。早く終わらせたい。でも頑張る。頑張りますとも。

8月15日 Wed

 なんだかんだとアッというまに家に帰る日。今日の読書は天童荒太。「永遠の仔」がベストセラーになったあのヒトね。詩森が読んだのは「永遠の仔」ではなくて、「孤独の歌声」という初期の作品。どんなものかと読んでみたのだが、まあ、ふつうのホラーミステリだったね。タイトルにまつわる部分と一行、すごくハッとするセンテンスがあったけど。それだけ。マリンコーポで手に入れた最後の一冊はジェームス・エルロイの「血ぬられた月」。これを一番楽しみにしてたんだけど、でも、また幼児期、心に傷を負った犯罪者の血なまぐさい話なのかな、と思うとちょっとウンザリして、菅原家から持ってきた菅原さん(詩森夫)の若かりし日の蔵書「ゲド戦記」なんてものを読んでみる。これは、すっごく面白い。まだ一巻目だけど。そんなこんなで帰り道はアッという間。まあ、でも珍しく小説ばかり読んだ夏休みだったな。明日からは稽古も開始。あ、その前にラストシーンの書き換えしなくちゃ。トホホホ。

8月14日 Tue

 今日は晴れたので「大島」という山田から10分ほどの島に行く。ここは、どこまでも澄んだ水と白い砂の海岸がある、とてもきれいな島である。山田湾を覆い尽くすワカメの養殖の網が見えなければ、まるで外国のどこかの島にいるみたいだ。しかし、問題がひとつあって、詩森はあろうことか水着を忘れてきてしまったのだ。しかも、筋金入りの海嫌い。更には島なので先に帰るというワケにもいかない。島を一周する散歩をしたり、カキ氷を食べたりしながら、ひたすら帰りの時間を待つ詩森。ノリの悪いことこの上ない。しかもせっかく買った本も忘れてきたし。ああ、ごめんなさい。海が嫌いで。あまりに詩森がグッタリしているので、さすがの菅原さん(詩森夫)もちょっとだけオカンムリ。いや、ほんとに、申し訳ない。夏の海は詩森のエネルギーをゼロ状態にしちゃうんだよ。こうして、せっかく甥っ子、姪っ子たちと仲良くなる唯一のチャンスを棒に降り、トボトボと家路に着く詩森。
 家に帰ると「青青の時代」をアッという間に読了し(面白かった!!)、更にはマリンコーポで買った「39」という映画になったあの作品を読む。精神鑑定に関わる部分は面白かったけど、あのお粗末なプロットはいかがなものか。精神鑑定というリアルな素材に戸籍を買うとか、人の挿げ替えとか、そういう、非現実的なシチュエーションは似つかわしくないと思うんだけど。ちょっとうんざりした気分で就寝。

8月13日 Mon

 なにせ船越は娯楽のない町なので、今日のように寒くて海にも行けないとなると、さしたる娯楽は遮断されてしまう。なので、「食べ物を買うのが何より楽しみ」という菅原さん(詩森夫)の妹のダンナに連れられ、宮古市にあるマリンコーポという巨大なスーパーへ。これがまた、ほんとうに巨大。30分自由行動というので、我々夫婦は中に併設された書店へ。田舎の本屋なのでたいした本はなかったが、それでも本でもないとヒマは潰せないということで、無理矢理3冊の本と「青青の時代」という山岸涼子の4巻物のマンガを購入。まあ、日頃、キヨスクで本を買ってしまうような詩森には、どこでも読みたい本はある、ということで。まあ、曲がりなりにも本を手に入れたからには安心と、家に帰ってから、東京で買ってきた「ピュタゴラスの旅 by 酒見賢一」と「阿修羅の如く by 向田邦子」を立て続けに読破する。これも東京駅の書店で慌てて購入したもので、日頃読まない小説とテレビのシナリオという取り合わせだけど、けっこう面白かった。特に酒見賢一の短編集は玉石混合だけど、なかなか良かった。ファンタジックノベル大賞を取った「後宮小説」も面白かったし、この人「買い」、かもね。
 夜中、携帯が鳴るのでもしやと思い出てみると、果たしてそれは寺田くんであった。9月の脚本を渡しておいたのだが、その感想を伝えようと電話をくれたらしい。最果ての地で聞くダメ出しは、いつものことだが的確で、詩森も気になっていたラストについて「あれはないでしょ」とキッパリ言われる。「で、全体の感想は」と聞くと、「ラストを直さなきゃわからない」と言い放ち、ガチャンと切れる。ああ、またガチャンだよ。岩手でまでも、ガチャンだよ。しーんとしずまりかえったリビングで携帯電話を握り締め、呆然と立ち尽くす詩森であった。

8月12日 Sun

 稽古の前に帰省。菅原さん(詩森夫)の実家、岩手船越へ。遠路はるばる6時間。遠いぜ。岩手船越。おまけに辿り着いた実家には菅原さん(詩森夫)の妹一家も夏の帰省中。なんとこの家には4人の子供がいるのだ。おかげで老夫婦の静かな海辺の家は俄か10人の大家族に。子供が苦手で老人の相手も親戚づきあいも下手な詩森にとっては苦行とも言える3日間の始まりである。私だって欲を言えば、子供にもなつかれたいし、姑や舅にも好かれたい。でもそれは性質的にムリなので、マイペース&ダメな人キャラを徹底することに。というか結果として徹底してしまうことに。
 第一、今日からして、ノタノタと家を出たら、船越まで行きつける最後の新幹線ギリギリで、電話をすると「しゃぶしゃぶを用意したのに」と怒られる。そして、22時、ようやく辿りついた船越で、しゃぶしゃぶの夕餉。ふたりっきりで牛肉をシャブシャブしていると、なんだかもう、なダメっぷりが際立つようだ。そんな帰省、第一日目。

8月11日 Sat

 今日は前々から計画していた東京湾花火大会。夕方過ぎから参加メンバーから「雨が降っているが花火はどうなるのか」と電話の嵐。特にシンゴからは携帯、メールと矢のような確認。そんなこと言われたってわからないよ。開催事務局の電話は当然のように繋がらないしさ。
 でもお台場にいるタービン情報で、花火決行と聞き、三々五々会場へ。雨騒動のおかげか、すんなりと場所取りができる。どーでもいいけど、タービンが生爪をはがしたと言っていた。いったいどーしてそんなことになってしまうんだ。タービン。
 花火は小さい上に、煙に巻かれて大規模なものほど見えない、という悲しいものだったが、単純な我々はかなり楽しむ。レインボーブリッジを背景にした都会の花火。乱れきった周囲の日本語もまた夏の風情というものなのか。
 花火終了後はお台場から30分という我が家で宴会。生爪をはがしたタービン、ここでリタイア。久しぶりに大皿料理をたくさん作る。ピータン豆腐、冬瓜の蟹肉あんかけ、茄子とトマトのオレガノ風味、チャプチェ、韓国風鳥の唐揚げ、タコライス、どれもこれも大皿にドーンと盛って出すのに、アッというまにキレイになくなっていく。作り手としては嬉しいかぎり。そしてナツメと怜雅ちゃんが終電で帰っていき、残ったのはシンゴ、あきやま、松岡、といういつものメンバーである。すごい古いビデオなんかを見て盛り上がる。なんだかんだと台本ばっかり書いていたオフもこの花火で打ち上げ。稽古の夏が始まるんだなあ。

8月10日 Fri

 寺田スタジオに『麒麟草の舟』のポストカードの版下作りに行く。入稿がマックデータでなければならないのと、寺田くんのセンスを見込んで、無理矢理頼んだのだ。詩森が撮った写真がロクでもないので、「写真がロクでもないんですが」とさんざん言っておいたのに、私の顔をみた途端、もっとちゃんと写真とらなきゃダメだよ、と怒られる。ああ、ほんとにスミマセンねえ。曇ってる上に、もう夜に近くて、これじゃあねえ。どうしようもないよねえ。
 と言いつつ、まあ、一枚で、というのはムリだから組み合わせにしましょう、ということになり、私が趣味で取りためた写真までスキャナで取り込んで、取り込んで、取り込んで、割り付けて、割り付けて、割り付けて、と、作業する寺田くんの横で、手書き文字のタイトルを書く私。6時間あまりかけてようやく原稿が出来上がる。最後の最後まで「もう少したくさん写真を撮らなきゃだめ」とか「こんど頼むならもう少し余裕のあるスケジュールで」とか、いちいちごもっともな文句を言いつづける寺田くん。まあねえ、ほんとにねえ。すみませんねえ。ムリなお願いして。あ、でもなかなかステキな仕上がりではないんでしょうか。文句を言われた甲斐もあったというものだよ。
 さすがに、ビールなどご馳走して労をねぎらう。どうでもいいけど、経堂うさぎ洞のゴーヤチャンプルとナシゴレンは美味しいよ。ちょっと高いけど。
 

8月9日 Thu

 脚本、仕上がった。時間経過のない、ワン・シチュエーションものの芝居は久しぶりに書いたけど、書いていて、集中力の使い方が違って面白かった。一回、読んでもらって、リライトして、稽古、だな。稽古一週間前、仕上がりましたね。えらい。……えらくないか。……あたりまえか。
 鉄村さんに新宿でできたての脚本やら書類やら渡して、それから、大急ぎで阿佐ヶ谷ヴィオロン。今日は山の手事情社 山田宏平さんのソロアクトがあるのだ。これが、とても面白かったのよ。初日なので、いろいろ本人的にはあったらしいけど、そして、集まった濃いお客様たちは当然のようにそれぞれ一家言あるわけなのだが、あんたそれでも劇作家にして演出家なワケ、と自分で自分に疑問を呈したいほど、単純に楽しんでしまった詩森である。まず、だいいちに題材となったフランス人の小説(戯曲?)がものすごく面白い。クレイジーなんだけど、普遍的で、そして、とても現代的。ネタバレにならない程度にちょっと書くと、現在、恋愛中のふたりが、24ヶ月法、という「一年を24ヶ月にする」新しい法律ができたために、現在の半分の年齢になってしまい(どーゆーワケか、からだも子供になってしまうのよ)、そこからまき起こる滑稽にして悲惨な出来事、というストーリーなのですね。中性的なルックスを生かして18歳の女の子を演じる山田さんもとても楽しそう。面白そうでしょう。いや、もう、ものすごく面白いんですってば。阿佐ヶ谷ヴィオロンで日曜日までやっています。ぜひ。

8月8日 Wed

 一日、脚本の執筆。最後の山場を越えたので、書き止める。明日、仕上がる、かな。
 家に帰って、今日は前々から食べたかったカレーを作る。夏の野菜をたくさん入れたカレーを、オレンジ色の鍋で煮る。お米もなかったので、隣のお米屋さんに買いに行ったら、なんと、驚き、玄米から精米してくれた。そりゃあ、もう味が違ったね。隣だから運ぶのもラクチンだったし、配達もしてくれるみたいだし。いいね、商店街のど真ん中にある我が家というのも。しかし、どーしてカレーというのは食べ過ぎてしまうのであろうか。なにかもう体中がカレー物質に満たされて就寝。

8月7日 Tue

 困るのよ。こういうことやられると。
 何のことかと言うと、フルタ製菓が新発売した「ダイノモデルス」のことなんだけど。ちなみにこれは前に夢中になっていた「ダイノワールド」とはまた違うものだが、中身がガムからラムネに変わった他は、だいたい仕組みはいっしょ。つまり恐竜のフィギィアがオマケについたお菓子なのである。しかし、ダイノワールドと違うところが2点。まず立体組立式であること、外見からは中に入っているものが分からないこと。
 チョコバージョンのお菓子もあったけど、これは恐竜を標榜しつつ三葉虫とかまで網羅されている上に、写真にそそられなかったのでサクッと無視できた詩森だが、これはいけない。なぜなら原型を作っているのが「あの」荒木一成さんなのだ。この荒木さん、本職は鍼灸師、といういわば恐竜模型のアマチュアでありながら、海洋堂の恐竜模型の原型を提供しているという究極の「素人恐竜模型マニア」なのである。そして、海洋堂の恐竜模型はなんといってもスバラシイのだ。こんなこと、恐竜模型マニア以外、ぜったいに知らないと思うけど。
 というワケで、その時店にあった分を躊躇なくすべて買い占めた詩森。家につくやいなやひとつめを引きちぎるように開ける。「ティラノ」だっ。見事な立体感。すばらしいフォルム。そして説明が書かれたトレーディングカードもついてくる。写真もそれに添えられた文字の字体もマニア心をうならせるものばかり。このダイノモデルス、今のところは8つ。揃えるわ。揃えますとも。でもなー、外からはわからないというのが難点だよなあ、と思いつつ、ホームページを覗きに行ったら、「第2弾、続々開発中!!」の文字が踊っている。せ、せめて、パート2にはパート2って書いて欲しいよ。頼むよ。フルタ製菓。
 今日はもちろん脚本も書いたし、BSMLの運営委員会もあったけど、詩森的には、「ダイノモデルス」で暮れた一日。8月7日現在、脚本の進行、約2/3。品川→東京→新宿→品川と自転車ライフも絶好調。書き上げますよ。書き上げますとも。
 

8月6日 Mon

 今日は会社はお休み。例のソファが届くのだ。
 ソファを持ってきた佐川急便の若造は、佐川急便にしては珍しいほどのヘナチョコ。玄関への通路が狭いのを見て、泣きそうな顔で、「運べるかどうかわかりません」などと言っている。仕方ないので手伝って梱包をとき搬入。赤いシックな合皮のソファ。形もクラッシックでかわいい。
 どうなることかと思った部屋も狙い通り植民地風のインテリアとなり、とても嬉しい。あとはファブリック関係をミシンで縫って、ダイニング用の椅子をアンティーク屋で購入すれば完了。
 夜はテツムラがやってきて、新居で初めての自炊。トマトとルッコラの冷製パスタと温野菜のサラダ、空心菜の炒め物。なにやら健康的。その後は詩森はお茶、テツムラはカクテル片手に、9月脚本のためのインタビュー。8月6日現在、まだ、脚本のためのインタビュー。仕上がりますよ。もちろん仕上がりますってば。
 

8月4日〜5日

 8月4日〜5日のろばの行状は、間もなくアップされる予定の「ろば紀行 海水浴編」をどーぞ。

8月3日 Fri

 1月の脚本脱稿の脱力感があまりにものすごく、旅にでも行きたい気分だったが、実は9月にも公演がある、という事実とようやく向かい合い、1日中、9月公演の脚本書き。9月は出演者が決まっていたし、プロットも作り終わったし、シーン割も終わっているし、セットも決まっているし、もうあとはセリフ書くだけだし、となどと言い訳しているが、そう、今、書いてます。書いていますよ。8月3日現在、9月の脚本を。
 ところで、新居に移ってから通勤は自転車なんだけれど(ちなみに会社は京橋)、自転車で通勤する楽しみと言ったら、それは風景である。通勤路は海岸通りを一直線、なのだが、排気ガスがすごい以外はとても空いていて、なおかつ風景も素晴らしい。私の好きな人工がさびついてしまったような光景が延々と続いている。
 そんな通勤途上で、ずっと前に車に乗っているときに見かけて、もういちどぜひ巡り会いたかった風景に再会した。運河沿いに無軌道に継ぎ足してしまったようなバラックの集合体といった趣の砂糖工場があり、その横の水上を空を切り取るようにモノレールが走っている、という風景。胸をつかれて、自転車を漕ぐスピードがゆるむ。手に入れた。この風景。もうわたしのものだ。目のおくでシャッターを切る。都市生活の密かな楽しみ。

8月2日 Thu

 もともと対人恐怖症気味なのだが、演劇をやっているとそういう自分の傾向に構っちゃいられない、ということもあり、当然のことながら公演中は特に頑張っている。しかし、公演終了とそれに続く引越のせいで、すっかり軽い引きこもり状態、だったのだが、さすがに今日から座長稼業を再開する。まずはジンジャンの中島さんとミリメートルというアーティスト集団をやっている笠置さんという人と来年のお話。雑談しているうち三人とも引越したばかり、しかもインテリア好き、ということが発覚し、打合せもそこそこにおうち自慢に花が咲く。なんでもナカシマさんは家具を買うならフランフランかアスクルなんだそうだ。とてもオシャレでセンスのいい中島さん。フランフランはともかくとして、そのアスクルっていうのは何?アスクルっていうのは。事務用品の通信販売をやっているあの「アスクル」のこと?コピー用紙が安いあの「アスクル」のことなの?そして、それは、やっぱりその「アスクル」なのであった。ナカシマさんが自慢げにとりだしたカタログを見せてもらったのだが、た、確かにカワイイ。しかもものすごく安い。ミッドセンチュリーモダン風の黄色や赤の椅子が2980円。ビックリ。詩森はアンティーク+アジアン風が好きなので、イームズの椅子なんかはもっぱら「見るだけ」なんだけど、ああいうかんじがお好きな方は「アスクル」オススメですわ。
 夕方からはシンゴとグルメ会の定例会。美味しいエスニックを食べてから、詩森が東京でいちばん好きなカフェ、渋谷のサンシーでおしゃべり。11時閉店だったのでそこで帰ればいいものを、なぜか大戸屋でコーヒー。しゃべっている間に、なぜか終電を逃すシンゴ。こうして品川の新居、宿泊者第1号は晴れてシンゴに。
 「人間関係」復帰第一弾は、中島さん、シンゴというナイスな人選のおかげで、なんとか無事クリア。明後日からは海に小旅行に行くし、ろば再機動ですわ。

8月1日 Wed

 8月に入ったのにまだ引越。こんどは寝室に着手する。詩森のうちには1989年からのアンアンのインテリア特集がほとんど全部取ってある。雑誌は捨てるが基本だが、これだけはどーしても捨てられない。で、掃除に疲れると、アンアン、アンアンを読んで燃えたぎりはじめると掃除、という永久機関のような仕組みで片付け続ける
今度のうちは収納が少ないので、着ていなかった服をガンガン捨てる。あっというまに70リットルのゴミ袋が2つも満杯に。冬のコートは見るのもうっとおしいので見えないところに仕舞っちゃう。
 どうでもいいけど、体中のアチコチにアザが出来ている。右手の小指なんて内出血で赤黒くなっている。足首も痛い。腕も筋肉痛だ。これ、すべて、知らないうちにアチコチぶつけているらしい。恐るべし引越し。
 そうこうしているうちに無印良品からベットが届く。注意書きを読むと「必ずふたり以上で組立して下さい」と書いてある。でも今日は菅原さん(詩森夫)は珍しく飲み会なのだ。11時半くらいまで待っていたが、寝室もキレイになっちやったし、なにごとによらず早く結果が見たい詩森、辛抱しきれず組み立てだす。まず1階から2階まで運びあげるのがオオゴト。でも運ぶ。早く組み立てたい一心で、スチール製の重たい枠をひとりで運び上げる。梱包を解いていたら、その枠がガーンと倒れてきたりして、確かにひとりでは危険に晒されることが証明されたが、でもやる。それは今日どうしてもベットで寝てみたいから。
 で、組み立てる。フレームが組上がり、足とベットヘッドという、確かにこれはひとりじゃムリかも、という段階になって、菅原さん(詩森夫)帰宅。手伝ってもらい仕上げ。無事完成したワケなんだけど、もし無印良品でこれからベットを買うかたは、組み立てはやっていただくことをオススメします。なんといっても組み立て代金はたったの1500円ですからね。


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