ろばくん ROBA DIARY

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10月31日 Wed

 一日かけて図書館で借りた「永遠の仔」読了。これは大ベストセラーになった作品、ずっと読みたいと思っていたのだけど、わたし的にはなんだコレハ、というかんじ。まあ、多くは感想を語るまい。
 10冊借りてきた本も週半ばにして殆ど読了。ファン・ゴイティソーロの「サラエヴォ・ノート」と「パレスチナ日記」には時節柄、落涙。これはやっぱり自分でも買っておこう。

10月30日 Tue

 夕方から鉄村とシアターガイド。担当のIさんといろいろお話。終わってから鉄村とちょっとだけお茶。昨日の読み合わせで気になったところをダメ出し。

10月29日 Mon

 ついにこの日が来てしまった。大嫌いな顔合せ。大嫌いな初読み合わせ。稽古中の「ほりゆり」を除き、役者は全員集合。まあ、嫌いでもいつかはやらなければいけないものなので、資料を作成し、今日の会場となる区民集会所へ。制作の子がこられないので、稽古場の場所とかスケジュールの説明もわたし。全てわたし。ああ、もう消えてなくなりたい。
 で、読み合わせ。ク・ナウカの阿部さん、タイプスの新本さん、わたしの大好きな声たちがわたしのセリフを読んでいる。だからと言って「サイコー」とか言うのではもちろんなくて、演出家としてのこれからの仕事の膨大さを改めて確認したという感じ。
 下北沢に移動して飲み会。制作の音子ちゃんも稽古を終えた「ほりゆり」もやってくる。ここにきて阿部さん、大活躍開始。暴れる。暴れる。独壇場。12月には阿部家で、みんなで鍋をやるそうである。そういえば前も鍋をやるって言ってたな。あれ、本気だったのね。THE SHAMPOO HATの日比くんは自分で自分のことを「やんちゃ坊主ってかんじですかね」とか言っているし、ほりゆりは豹柄の服で現れるし、まったく油断がならない客演陣である。月曜日だと言うのに終電を逃し、深夜2時、解散。寒空の下、自転車で帰る。あとは稽古をするだけだぜ。よしっ。

10月28日 Sun

 義父によるとうちの近くに大きな図書館があると言うので、義父、菅原さん(詩森夫)、詩森の3人で出かけてみた。確かに大きくてキレイ。品揃えもすごい。検索システムもあるので、読みたい本を確実に探し出せる。アドレナリンががあっと上昇し、読みたかった本、興味のある本を借りまくる。10冊まで借りられるのだが、アッというまに上限まで借りてしまい、枠が残ってるのなら貸してくれ、と菅原さん(詩森夫)に交渉し、呆れられた。徒歩5分のこんな近所にこの図書館があるだけでも引越しして良かったと言うものだよ。
 自転車で移動していると、不思議なものをたくさん見る。今日は図書館以外どこにもいかなかったので、そんな町ネタをふたつ。
 平日の昼間、四谷で、背広姿の若いサラリーマンがチワワの散歩をしていた。
 浜松町駅付近の産業道路沿いに「コカコーラ自動販売機 砂」の看板。その下には売り物の砂の山とコカコーラの自動販売機が一台。なぜ?
 

10月27日 Sat

 円形劇場で山の手事情社、「JAM」。稽古を見せるカタログシリーズというらしいが、エチュード、そしてエチュード。世界で一番苦手なのはフリーエチュードという詩森、見ているだけで涙ぐみそうだが、百戦錬磨の劇団員の方々は軽々とこなし、疾走する。すごいなあ。面白かったよ。
 家に帰ってゴハンを作る。うちの義父と義母は食べられるものが真逆なので、たいへんである。義母が食べられるものは義父が食べられず、義母が食べられるものは義父が食べられない。今はだいたい飲み込めたけど、最初の頃は何がなんだかわからなかった。「お父さんは難しいから」と義母は愚痴るが、お母さんもたいがい難しいと思うよ。いや。ホントに。

10月26日 Fri

 今日は義父と義母が上京するので東京駅に迎えに行った。3時30分だというので会社を早退して行ったのに、携帯に連絡があって到着が9時過ぎになると言う。チケット買ったって言ってたのに、なんでかなあ、と思いつつ会社に戻り、いろいろ用事を済ませてから菅原さん(詩森夫)と待ち合わせ、食事をして、9時に再び東京駅に。
 ところが、事件は起こった。改札口から出てきた義母が言うには、義父は3時30分に着いているハズだと言うのである。つまりいきさつはこうだ。地元の最寄の駅までタクシーで行ったが、義母だけがチケットを家に忘れ取りに戻ったのだ。しかし、なぜ、なぜそれを携帯に電話してきたときに言わないんだ。おかーさん。そして義父は携帯の電話を知らず、しかも新居には来たこともなく、到着してからすでに5時間が経過しているのである。さすがまとまりのなさでは人後に落ちない菅原家。なにせ東京に来るのでも、義母は禁煙車、義父は喫煙車と別々の車両でやってくるのだ。それにしても。
 とりあえず家に帰り、留守電に飛びつく私。件数なんと21件。いやだから、留守電に「お父さんは3時30分の電車で行きます」と入れてもダメなんだよ、おかーさん。留守電なんて聞かないよ。携帯があるんだからさ。最後の最後、21件目に義父の声で「新馬場の駅にいるから」と留守電が入っている。脱兎のごとく走る詩森。そして菅原さん(詩森夫)。義父はいた。改札にちょこんと立っていた。一気に力が抜ける。義母のことをブンスカ怒っていたが、この義父は前に大森の家にはじめて来たとき、電話番号も住所も知らずさっさとひとりで行ってしまい、迷子になっているのだ。この時は菅原さん(詩森夫)が地元の駅(しかもいつも使っていない池上駅)で奇跡的に発見してことなきを得たが、人のことは言えないハズだ。そしてこんな騒ぎの渦中で、「日記に書くネタができたぜ」とほくそえむヨメ。まったくたいへんな一家である。
 なので、今日アップしたばかりの日記だが、速攻書いて速攻アップ。このお茶目な義理の両親はしばらくは東京にいると思うので、きっとまたいろいろやらかしてくれることだろう。次回報告をどーぞお楽しみに。

10月25日 Thu

 昼間、牧野久美子さんの出演している東京シェークスピアカンパニー。夜は青島レコード。合計4時間30分くらい芝居を見ていた計算になる。青島レコードは知り合いが出ていることもあるけど、その独特の世界のかんじが好きなので、ここのところ欠かさず見に行っている。役者さんのレベルにバラツキがあるのが惜しいな、とずっと思っていたのだが、今回は達者な客演さんが出ていて演技のレベルはいつもより高い。なのに逆に世界が濁った気がする。芝居というのは難しいものだな。
 とはいえ、「猫のホテル」から客演していた菅原さん、という人はかなり面白いのだ。やはり「猫のホテル」は見に行かねばならないのだな、と芝居を見に行くたび思う今月の詩森である。
 自転車で山の手通りをだーっと帰る。あと少しで我が家、というところで警察に捕まった。無灯火だったのだ。防犯登録の照合だけなので、まあ、問題はないが、開口一番「息子さんの自転車?」と聞かれてショックを受ける。まあ私も息子のひとりやふたりいてもおかしくない年なんだけど、愛する自転車が借り物みたいに似つかわしくない女なのかと思うと、ちょっとガックリくる。ちなみに詩森の自転車はプジョーのオリーブグリーンのシティバイク。すっごい可愛いルックスなので、乗ってるとよく羨ましがられるけど、乗り心地はあんまり良くないのでオススメしません。転ぶしな。

10月24日 Wed

 一日、劇団の作業。それにしてもインクジェットのプリンタはなんて遅いんだろうか。レーザープリンタが欲しいよ。挟み込みを一件こなした後、鉄村にプレス関係の資料を受け渡し。で、打合せ。本チラシも今月末には上がってくるし、やりますわよ。
 家に帰って遅い夕食。それからブックオフで100円で買った松本サリン事件の河野さんの本を読む。文章が簡潔でとても読みやすいのだが、これはご本人が書いたのだろうか。冤罪に巻き込まれていくシステムがよくわかる。怖い、とは思わないけど、理不尽だ、とほんとうに思う。

10月23日 Tue

 山の手事情社「Fairy Tale」。平田オリザさんの戯曲を山の手事情社の安田さんが演出したもの。青年団の志賀さんが出演していて、体中白く塗って、ルパム(山の手流のダンスのようなもの)をやっていた。ドキドキした。別に知り合いでもなんでもないのに志賀さんばっかり観ちゃったよ。そして志賀さんのルパムはけっこうキレが良かったのであった。
 それにしても9月の初め「忠臣蔵」を見に行ったとき、制作の奥林さんと「Fairy Tale」の話をしたときには、テロなんて起こってなかった。たった2ヶ月のあいだに世界は変わってしまったんだよな。前に平田さんが芝居の内容と世の中が同期するのは逆にリアリティを削ぐ、というようなことをどこかに書いていた気がするが、これはもう完璧なこれ以上ないほどの同期。企画時にはフィクションだったものが、時代とデットヒートして、公演のときには追い抜かれてた、というのは、わたしも「カスパー」のとき体験したけどかなり怖い。元の戯曲は集団論のひとつの提示としてのテロ集団(どこかノンポリの)だったと思うのだが、もう開き直ってテロリズムの考察、みたいな展開にしちゃっても良かったかもしれない。もちろん意識した内容だったけど、もっとあからさまでもっと悪趣味でもいいかもしれないなあ、なんて。なにせほら現実の趣味の悪さが群を抜いているからさ。まあ、いろいろ考える観劇だったことだよ。
 終わった後、いっしょにいった愛ちゃんとお茶していたら、さっき劇場でお会いした宮城さんが制作さんと打ち合わせ中であった。演劇人の夜は眠らない、だな。

10月22日 Mon

 愛ちゃんと一日劇団の作業。チケット作ったり、DMの準備をしたり。ぜーんぜん終わらない。でも事務作業は好きなので、苦にはならない。家に帰ってマーボドーフとニラ玉。食後は買ったまま忘れていた宮部みゆきの「R.P.G」を一気に読む。宮部みゆきはミステリ作家としてもいいけど、普通の小説として読んでも面白い。火車や蒲生邸事件なんかは傑作だと思うが、これは設定に無理がありすぎて如何なものか。筋も読めちゃうしね。だけどネット上に疑似家族を作る人々、というのはちょっとドキッとするね。便利屋、という商売が世に出てきた時に、演劇界その他で「レンタル家族もの」という設定が相次いだが、ネット上の疑似家族って、なんて希薄で切実さすらない話だろう、なんて思ったりして。

10月21日 Sun

 昼間、アゴラにバウンズを見に行く。開演時間を一時間間違え、ロビーで延々時間を潰すハメに。白い衣裳で、スタイリッシュ。キサラギコハルさんみたい、と思ったりするが若い彼らは如月さんのことは知らないだろう。
 渋谷で菅原さん(詩森夫)と待合せして、壊れたカメラを下取りに出す。その後、詩森が駅ポスターで見かけて、「これは」と思ったマッサージ椅子を見に行く。マッサージ椅子、というのは、菅原さん(詩森夫)憧れのアイテムであるが、デザインがあまりにあまりだし、なんだか大きいし、高額商品でもあり、ここまで、何度も購入を検討されながら、見送られ続けてきたものだ。今回、見に行ったものは座椅子タイプでしかもローソファぽいデザイン。ちょっとオシャレなフォルムが良い。しかも、安い。揉み心地も悪くない。「ちょっと見るだけ」で行ったハズなのに、「帰ろうか」といくら誘っても菅原さん(詩森夫)がどうしてもその場を離れようとしないため、この冬買うはずだった暖房器具と冬の京都旅行をあきらめ購入することに。まあ、でもポイントカードとカメラの下取りを合わせると3万円くらいで買った計算になるのだが。
 帰りは山の手通りの中古家具屋を見たり、自転車でゴハン食べたり、ブックオフによったりしながらブラブラ帰る。ブックオフでは100円均一で江藤淳の「妻と私」を購入。ずっと読みたかったのだが、薄くて一瞬で読めちゃいそうなので躊躇していた。100円で手に入り嬉しい限りだ。

10月20日 Sat

 劇団の印刷物いろいろ。最初ひとりでやるつもりだったが、急遽菅原さん(詩森夫)が手伝ってくれることになり、ふたりでやっていたら、これないかも、と言っていた愛ちゃんもバイトを早めに上がって来てくれる。それでも手一杯。なぜ最初はひとりでやれると思ったんだろう。自分の能力を過信するのも考えものである。
 終了後はナツメと三鷹までバーズアイビュー。パッケージ、というタイトル通り、箱を模して作った装置のなかで繰り広げられる物語。「カラッポのぼくたち」がそれでも誰かと結びつきたいと願い、得られなかったり、ほんの少しだけ叶ったり。若さを突き放しつつ、冷たく見据えつつ、やっぱり若くて、いいぞいいぞ、と思ったよ。わたしは好き。猫のホテルの千葉さんが客演でこれはもう呆然とするくらい面白い。いないとつまらないかと言えばそんなことはないくらいきちんと芝居は作ってあったが、それにしても「猫のホテル」は見ておくべきなのだな、と今更ながら思ったり。

10月19日 Fri

 挟み込み@山の手事情社。いろんな人に会う。三村さん、山田さん、音響の斎見さん、制作の奥林さん、南さん。見に行きますから頑張って下さい。そーいえば、明日見に行く予定のbevの柏原くんに昼間チケット予約の電話をしておいたら、夕方6時過ぎに電話がかかってきた。7時から本番だっていうのに、何をやっているんだプリンス。
 挟み込みが終わってから愛ちゃんとラケルでオムライス。お餅が入ってた。すごいボリュームで満腹に。ドリンクまでついて850円。安すぎないか?

10月18日 Thu

 FF\、終了。エンディングが長くて長くてビックリだ。パーティのうち何人かが戦闘不能の状態での終了だったので、あまり美しくないが、もういいや。なんか今回は実際に戦争が起こっていて、なのになんにもするわけでなく、ゲームやっている自分がイヤになったよ。

10月17日 Wed

 書類作ったり、劇団仕事で忙しい一日。webデザイン、リンクページとか更新履歴とか立ち上げの時作ったきりずーっとほっておいたページをチマチマ直す。特にリンクページ、ここのところ、知り合いも増え、閉鎖されたページもあり、デザインもダサイため、ずっと気になっていたのだ。web更新とともにいろいろニュースもアップされるのでお楽しみに。

10月16日 Tue

 わたしが住んでいるあたりは江戸前だけあり、魚屋がやたらに多い。しかもみんな美味しい。今日はヒラメを買って唐揚げに。高かったけど肉厚で白身だけれど味が濃い。いいね。
 ところでファイナル・ファンタジーはついに佳境に入っているのだが、最後の大ボスが複合したステータス異常を引き起こす「グランドクロス」というワザを使うことが判明した。小人になっちゃったり石になっちゃったり、困るんだよねってカンジだ。前のボスもそのワザを使ってたけど、そんなのすっかり忘れていた。たいして強いボスではなさそうだが、ステータス異常をあたふた直しているうちにやられてしまうのだ。アピリティをアップさせる必要もあるし、回復魔法を使えるのが王女様だけってのもまずい。やはり召喚士の女の子をレベルアップして連れて行くべきか。それにしてもFF\の召喚獣は弱すぎるんじゃないのか。バハムートとかMPを54ポイントも使うのにファイガより弱いのはどーゆーワケなんだ。黒魔法強し。ここまでのとこ、ファイナル・ファンタジーをやらない人には何のことか解らないと思うけど、なにせ佳境なのでね。勘弁しておくれ。でも私はFFシリーズはスーファミの時のほうが何倍も面白かったと思うよ。

10月15日 Mon

 松岡、愛ちゃん、怜雅といっしょに円形劇場。ク・ナウカのトリスタンとイゾルデ。ワーグナーのオペラを曲抜きで演劇にするという試み。作 リヒャルト・ワーグナー、と書かれて、ワーグナーもさぞビックリしているに違いない。前半、スピーカーがちょっと弱く、ストーリーがよくわからない気がするし(私は稽古も見たし、オペラも好きなので解りますが)、アンサンブルの乱れもあるように思う、思うけれども、新しい試みをしつづけるク・ナウカにやはり感動してしまう詩森だ。美加里さんの最後の立ち上がり刀を投げ捨てるまでのパフォーマンスを最前列で見せつけられ、それはもう圧倒的で唖然。息もできない。阿部さんももちろん凄くて、3場は独壇場。この人が毎日稽古場にいるんだなあ、とちょっとだけ暗い気持ちになる詩森である。
 公演終了後は丁度いらしていたスズナリの二ツ森さんも交え、飲みに行く。来年はスズナリで「欲望という名の電車」をやるという構想があるらしい。どうやるのよ。宮城さん。いったいどうやって。想像もつかない。でもその無謀さにまた心が躍る。つまり、ただのファンだ。
 そして今日、風琴的にはちょっとした、そして、大切なニュースがあったが、それは2、3日中にウェブ上で発表致します。乞うご期待。
 

10月14日 Sun

 ほんとうに久しぶりに何もない休日。アゴラに話題の五反田団を見に行こうか、というアイデアもあったが、掃除もしなきゃならないし、ゆっくり寝たいし、と一日、品川から一歩も出ずに過ごす。夜はロールキャベツ。それから最近凝っているチャイ。どこかのインド料理屋で買ってきたのだが、普通の紅茶の葉で作るチャイとはやはり一味違う。今日はシナモンも入れて、満足のいく出来に。うん、いい一日だったな。
 

10月13日 Sat

 テツムラと待合せ、情報宣伝写真撮影。仙台で撮った写真はやはり使い物にならなかった。加工してホームページの表紙に使ったりはしたけど、あれじゃ仙台だということすらわからない。なので、再撮影。最初は都電の駅で撮っていたけど、そう言えば「ソウル・プラスティック」も線路だったよな、と思い返し、学習院下の駅からブラブラと高田馬場に歩きながら、路地で撮影。早速55分DPEに出したのだが、思ったよりずっと綺麗に撮れていて、どれを使うか迷うほど。さすがニューカメラ。それにしても線路、壁にうつりこむ木々の影、歩道橋、路地、写真を撮ると、わたしの好みがよくわかる。なんだか恥ずかしい。
 夜は久しぶりに劇団員全員揃って中野ポケット。フラジャイル。竹内銃一郎さんも平田オリザさんも青年団の永井さんも来て大盛況。終演後はミーティングをするつもりだったが、久しぶりにみんなで会ったのでついつい雑談に終始してしまう。テツムラはこの後、「千と千尋の神隠し」のレイトショーに行くらしい。清水怜雅は阿佐ヶ谷で友達と飲むと言って反対方向の中央線へ。みんな元気だなあ。
 

10月12日 Fri

 テツムラとぽカりん記憶舎。アゴラでの公演もあるが、劇場外演劇が好きな詩森としては上野の森で行われるこちらに。けれど、環境的にかなり厳しい。静寂を前提としたお芝居だと思うので、のべつ幕なく響く電車の音に役者さんが気の毒になった。明神さんも本意ではないだろう。きっと。
 

10月11日 Thu

 青山円形劇場でチラシの折り込み。愛ちゃんと。入り口のところでツルマキさんと鉢合わせ。青島レコードのチラシを運んできたらしい。詩森も持ってる松本大洋「鉄コンキンクリート」のクロTシャツを着てた。悔しいが私より100倍くらい似合う。でもいい。クロへの愛は誰にも負けない。
 私たちのとなりではその青島レコードの野俣さんが折り込み。最後のオフだって。がんばって下さい。
 愛ちゃんのホノボノトークを聞きながら、楽しく折り込む。なんかさー、稽古してないのが不思議だねー、とか、折り込みって、終わりくらいになると淋しいよねー、とか、そんな話。
 菅原さん(詩森夫)にシャンプーハットの話をしたら、週末ひとりで見に行くと言いだした。行かないと思ったからストーリー、全部話しちゃったよ。テツムラと清水怜雅も送り込み、観客動員に密かに貢献する詩森。
 

10月10日 Wed

 曜日がうまく把握できない。よし今日は水曜日だ。
 フラジャイル、中野ポケットで挟み込み。挟み込みは好きだ。単純作業が好きなのだ。でも最近やっていない。かなり久しぶり。
 丁度食事に出てきた小里くんが「装置を見ていく?」というので見せてもらった。装置だけ見ても、もちろん何も言えないんだけど。でも、立派な装置だったよ。初日の前の日、何も言えない。見に行くしかない。
 その後、下北沢にはじめてのシャンプーハット。
 イライラと、ジリジリとした夏の昼下がり、職のない男たちがウダウダと、と書くと、「ああ、またその手の芝居ね」といいたくなるってものけど、なんだろ、この芝居、秀逸に面白かったよ。作りが緻密で、しかもダイレクトに体に来るカンジ。見終わってからも少しずつ少しづつ浸食される。ちょっと悔しいくらい。負けました。投了。
 

10月9日 Tue

 詩森の最大の贅沢、と言えばマッサージ屋に行くことで、会社のお給料が出た時と内職仕事のお給料が入った時、マッサージに行くことを何より楽しみに生きていると言っても過言ではない。この業界、意外にハズレの店、ハズレのマッサージ師も多いものだが、たまの贅沢をハズしてしまっても悲しいので、まあまあの水準を誇る銀座付近の店を愛用している詩森だ。
 ところでこの店に、詩森的には気にかかってしょうがない人がいる。それは誰あろう、その店の店長だ。まだ若い。せいぜい30歳くらいではないだろうか。長身。しかも「超」をつけても構わないほどの美男子である。しかもホストでも十分やっていけるほどの巧みな話術。マッサージ店というのは簡易なカーテンで仕切られているだけなので、隣の会話は筒抜けなのだが、彼の担当の部屋ではいついかなる時も、相手が男性であろうと女性であろうとお構いなしのスイートで心ないホスト・トークが繰り広げられているのである。
 指名もかけられる店だが、別に詩森はその店長にマッサージしてもらいたいというワケではない。うつぶせで行うマッサージに顔は関係なく、第一、詩森は寡黙なマッサージ師が好きなのだ。あんなに次から次へとウンチクを聞かされてはたまったものではない。けど気になる。なぜあれほどに如才なく、しかも超美男子の彼がよりにもよってマッサージ師を職業としたワケが。
 今日、そんな彼と店の前の交差点ですれ違った。店での営業スマイルからは想像もつかない暗い目をしていた。気になる。やはり気になる。何者なのだ。知りたい。彼の過去。そして彼の未来を。
 そんなこんなで今日の夕食は石狩鍋。すっかりと鍋物の季節ですな。
 

10月8日 Mon

 仮チラシ用の原稿を作り直し、さあプリントアウト、と思ったら、印刷ができない。こ、壊れた?と飛び上がるくらいビックリしたが、インクカートリッジを変えたらちゃんと印刷できてホッとする。仮チラシも出来、いよいよ1月公演も本格化だ。
 印刷を手伝ってくれた菅原さん(詩森夫)と渋谷のカメラ店へ。パソコンを見たり、プリンターを見たり…としているうち、つい買ってしまったよ。何を。そうカメラを。もちろん一眼レフ。レンズは使えるのでPENTAXにするしかないのだが、例によってデザイン重視。菅原さん(詩森夫)はカメラはルックスじゃない、と怒っていたが、首から下げて持って歩くんだもの。デザインは大切だよ。しかも買ってからカメラを使うのはほとんど私なのだから、私が買うべきなんじゃないか、と気づき更に怒っていた。まあ、確かにそうで、我が家では夫婦で旅行に行くと、私が写っている写真より菅原さん(詩森夫)の写真のほうが断然多い。それは、わたしがカメラを手離さないからである。絵を見ることが何より好きで、だけど絵が描けない私にとって、カメラは自分の視線で世界を切り取ることができる、ほんとうに愛おしい機械なのだ。
 それにしても、新しい家に越してからの電化製品の壊れ方はちょっと怖いくらい。やはりお参りか。お参りに行くべきなのか?

10月7日 Sun

 1月の公演の舞台となる仙台へ。夏芽が行ってみたいというので、じゃあ情報宣伝写真でも撮りましょうということでついていく。ところが仙台について、さあ、撮ろう、としたら我がいとしの一眼レフが動かない。電気系統が故障したらしい。ああ、大ショック。仕方なく夏芽が持参してきたインスタントカメラで撮影したのだが、仕上がりの違いは現像を待つまでもなく明らかで悲しくなる。重たい思いをして望遠レンズも持ってったのに。ほんとうに悔しい。
 一日市内を観光し、せっかくだから美味しいものでも、と国分町をウロウロした末、一軒の居酒屋に入る。この店「おじか半島」というのだが、単に仙台の居酒屋のアベレージが高いということかもしれないけど、かなりの大当たりだったのであった。イワシの刺身もカツオの刺身も東京で食べるのと別物といって差し支えないほど美味しい。そして、名物牛タンも頼んでみたが、これも噛めば噛むほど滋味が広がる素晴らしさ。仙台の牛タンはウマイというのはホントなんだね。仙台生まれだけど知らなかったよ。オナカがいっぱいになったところで宿泊する夏芽を残し、最終の新幹線で詩森は帰る。帰りは爆睡。仙台から東京が10分くらいに感じられたことだよ。

10月6日 Sat

 菅原さん(詩森夫)が上司からのお誘いを受け出掛けてしまったので、予定を繰り上げて南阿佐ヶ谷アール・ヴィゴへ、去年、利賀でお知りあいになった矢野さんが演出するという芝居を見に行く。脚本が去年円のアトリエ公演で話題になっていた「そして飯島くんしかいなくなった」という少年犯罪をモチーフにしたもので、その脚本への興味も手伝い出掛けたのだが、具象化された別役実、というかんじであった。そうか。これが、あんなに「衝撃的なラスト」とあちこちで喧伝されたホンなんだ。考えてしまうね。いろいろ。

10月5日 Fri

 夕方、寺田くんから電話で「奈々ちゃんの芝居はいついくのか」と言われる。奈々ちゃんとは9月の「麒麟草の舟」でひよりちゃんをやってくれた円谷奈々子ちゃんである。最近気付いたのだが、寺田くんはひとりで芝居に行くのが嫌いなのかもしれない。まあ、私も今日行くつもりだったので、芸術劇場で待ち合わせることに。待ち合わせ場所に現れた寺田くんがいつもとかんじが違うので、どうしたんだろう、と思ってよくよく見ると、今日はとてもオシャレだということが発覚した。夏の間は「暑いから」という理由で信じられないほどダサダサの格好をしている寺田くんのあまりの変身ぶりに秋の深まりを感じる詩森である。
 芝居は岡田以蔵を主役に据えた幕末ものなのだが、事務所の顔見世公演を兼ねていることもあり、均質なかんじのシーンがいつ果てるともなく続く。そして、おやっと思うといつのまにか終わっているのだ。奈々ちゃんは紅王国で演じている役柄とも風琴工房のこの間の役柄とも全然違うボケキャラを演じていた。その日のうちにさっそくお礼のメールをくれたのだが、「わたしのボケキャラ度は公演のたび上がっています」となぜか奈々ちゃんは嬉しそうだ。あんなに綺麗な人なのに、なぜそんなにボケキャラが嬉しいのか。それとも綺麗だからこそボケキャラが新鮮で嬉しく感じられるのか。謎である。

10月4日 Thu

 スズナリで1月公演の客席についての打合せ。変形舞台で全席指定なので、いろいろ聞きに行ったのだ。二ツ森さんも偶然キャブドライバーに行く予定だと言うので、一緒に中野へ。パンフレットによると急病による降板者がいたらしい。その時はふーんたいへんだ、などと思っていただけなのだが、帰ってきてから初日は休演にしたと知り、胸が痛む。
 終演後、二ツ森さんと「ふらんす亭」でゴハンして、しゃべりまくる。二ツ森さん、ほんとうにお芝居が好きなんだなあ。ふたりのルーツが劇団四季のストレートプレイ、というのも発覚し、盛り上がる。いや、昔の四季はほんとうに面白かったんですってば。

10月3日 Wed

 今日は「ク・ナウカ」の稽古を見せてもらいに森下スタジオに。行きますメールを宮城さんに送ったつもりが、なぜかバックステージメーリングリストに送ってしまい、自分にまで配信され、ものすごくビックリする。ああ良かった。他愛ない内容で。ほんと気を付けないと。
 というワケで稽古場見学。1時半から始まるというので1時半に行ったら、ちょうどやってきた宮城さんに「早すぎるよ」と言われ、3時まで鉄村と喫茶店で時間を潰す。用事のある鉄村は夕方帰ったが、詩森はそれから延々夜10時まで。阿部さんが「最後まで見てくの?」とビックリしていたが、せっかく来たし、7時間の稽古、ちょっとばかり見たって何がなんだかわからないしと、最後まで見る。物静かにずーっと見ているから、ク・ナウカの皆さんにはコワイ思いをさせたかもしれない。でも面白かった。明日からは10月の観劇月間がついに本格化。とりあえずキャブ・ドライバーからはじめてみる詩森だ。

10月2日 Tue

 松岡が出ている映画(実は詩森も1カット出ているけど)「月まで3キロ」の上映会で下北沢へ。終了後、用事があったので松岡とは会えずじまい。私たちの次ぎの回を見たハルちゃんとシンゴと映画館の前でバッタリ。私たちの用事が済むころ、向こうの上映も終わるので待ち合わせてゴハンを食べることに。はじめて「新雪園」に行った。気になってたんだよね。ここ。いろいろ食べて美味しかったことだよ。

10月1日 Mon

 風邪が治らないので、家でファミコン。夕ご飯はホワイトシチュー。あまりに簡素なので、せめてゴハンを炊き込みにしてみた。鮭のハラスを刻んで炊き込んだら美味しかったが、シチューには白いゴハンかパンがいいね。味が濃すぎてさ。どっちも好物なのに組合わさるとイマイチなんて釈然としないな、と思ったが、そーいえば、キャスティングもそーゆーこと、あるな、なんて思ったりして。


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