| 7月31日 Wed 暑すぎる |
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というワケでこの日の出来事は覚えていません。 |
| 7月30日 Tue 演劇ワークショップ始動 |
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そして本日は「演劇プロデュースワークショップ」の初日なのだった。このためにどれだけの時間と労力を使ってきたことか。しかし、ワタシはB型の女なので、別に悲壮な覚悟で時間や労力を使ってきたワケではもちろんなく、単に楽しかったため自分の中の優先順位が高くなっているにすぎない。おかげで9月の準備が遅れがちになっているような気もするが、それなりには進んでいるのでよしとすることに。それにしても今日はタイヘンだった。山田さん@ユニークポイントの的確な仕切りのオカゲで幕が開いたようなものだ。松尾さんにも会場設営、結局全部やってもらっちゃったし。その間詩森が何をしていたかとゆーと、自分の準備のヌケのフォローをひたすらしていたという・・・。いきなりダメダメ。ヤル気はあるがミスが多すぎる。寺田師匠の「あんたの人間としてのスキルがよーくわかったよ」という言葉を思い出し、ああ、ホントにワタシって・・・。と悲しい気持ちに。しかし、肝心のワークショップはこんな詩森のダメっぷりにも関わらず本日の講師高萩さんの素晴らしいレクチャーのオカゲで素晴らしい幕開けとなったのであった。ここらへんの激動っぷりは公式サイトのワークショップレポートでお読み下さい。 |
| 7月29日 Mon 班女@稽古場 |
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今日はぴあに行って担当のMさんといろいろお話。宣伝に行ったハズなのになんか雑談ばかりしていた気もする。Mさんは明日からニューヨークだそう。ニューヨークって暑いのかしら。涼しいのかしら。いずれいいなあ。行きたいよ。海外。 その後は最後のワークショップ。班女の稽古場発表もする。そして打上げ。三島は「手強い」と謙虚に言うべきなのかもしれないが、実はただただ楽しかった不遜なワタクシ。それほど「班女」が好きなのよ。松岡も吉川ももちろんできてないことがたくさんあるんだろうけど、そんなこと気にしても仕方ないくらい成長したよ。すごいね。三島の言葉。下手な演劇学校よりずっと俳優を成長させるね。というワケでできたことできなかったことも含めてワークショップは終了。いよいよ稽古の夏が始まるワケだな。 |
| 7月28日 SUN 走れ!日曜日 |
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今日は班女の練習をしてから、萩原嬢と会って今後の話。後、アゴラで演劇プロデュースワークショップの最終打合せ。なんかもうバタバタだ。終了後は山田さん、そしてfringeの荻野さんと飲みに行く。その席上で荻野さんに「日記に『ある人』とか書かなくていいですよ」と言われた。というワケで告白しますけど、7月19日の企画書作り直しのアドバイスをいただいたのは誰あろう荻野さんからである。公私混同と言われても仕方ないが荻野さんがワークショップのスタッフなのをいいことに、ワタクシ、自分の劇団のこともドサクサに紛れいろいろ相談したりしております。そりゃあねえ。こんな身近に素晴らしいシンクタンクがあるんですもの。聞くわよね。ふつう。そう思いません? |
| 7月27日 Sat 真夜中の・・・ |
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しりあがり寿の「真夜中の弥次さん喜多さん」というのは名作マンガの誉れ高いが、実際スゲー傑作である。詩森は送ればせながら最近友人から借りて読んだのだが、久しぶりにビックリしたよ、あたしゃ、というマンガ作品であった。そのマンガを演劇にしてしまうというので行ってみた。いやね。これ。スゴイよ。奇跡みたいな舞台よ。俳優はふたり。ツマヅキノイシの寺十さんとてんぶくプロの小熊さん。そして脚色・演出が少年王者館の天野天街さん。あたくし、悔しいけれど最初から最後までやられっぱなしでしたわ。アタマからドラッグでそう。天才俳優、寺十さんの中でもベストアクトに入るのではなかろうか。興奮しすぎてて、なんのコトやらわからないかもしれないけど、見るべきよ。皆様。何があろうと。絶対。火曜日まで。シアターグリーンにて。それにしても7月は当たり月だったなあ。グリングもタテヨコ企画も百鬼どんどろもナイロン100℃も今月だもんな。そんな今月に最後のダメ押し。そして年間ベストアクト間違いなしの傑作でしたわ。 |
| 7月26日 Fri ナイロン100℃ |
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詩森とナイロン100℃?というかんじだが、行くのよ。勉強のため。楽しみのため。これがね。やっばり面白かったのよ。誰もが言うと思うけど、これはやはりケラさんの女優さん4人に対する愛の賜だろうな、という気がする。劇団というものの良さがダイレクトに出てる作品だった。女優さん同士も存分に憎み合い、愛し合っていた。お互いに対する信頼感がヒシヒシと感じられる。それは芝居の中身以上に貴重なことだ。ラストシーンは泣いてしまったよ。ちなみに「フローズン・ビーチ」というタイトルは多分、P−MODELというバンドの曲のタイトルからとったと思われるが、詩森のモスト・フェバリット・ソングであったりもするのであった。劇中では流れなかったケドね。
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| 7月25日 Thu |
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今日も稽古。9月公演の衣装をお願いしている岡田桂子さんが稽古場に採寸にきた。染めの見本とかも持ってきてくれて、すごくイメージしやすい。採寸してから班女の通しをやったのだが、最初、それが9月公演の稽古かと思っていて「衣装のデザインとぜんぜんあわなくてドキドキした」らしい。「途中でわかったので大丈夫でした」と言っていたけど、面白すぎる。松岡に「こんな可愛い衣装着れるのは最後かもよ」と言ったら「だいじょおぶですよお。まだまだ。」と例の口調で言っていたが、デザイン画を見て、「最後かもしれないなあ」とつぶやいていたのもおかしかった。仕上がりが楽しみだ。 |
| 7月24日 Wed 仕事する日 |
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仕事した。しかもたくさん。いろいろ気になっていたことを一気に片付け、よし!というカンジ。こういう時、わたしってホントに地味な人間なんだなー、などと思い知るのであった。もっと華やかな人に生まれたかったよ。ここ数日、自転車で走り回っていたら、走行距離が飛躍的に伸びていた。詩森の自転車には走行距離も測れる速度計がついているのだ。年末にはジャジャンと年間走行距離を発表するので、ドーゾお楽しみに。 |
| 7月23日 Tue 東西奔走 |
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いよいよ来週から始まる「演劇プロデュースワークショップ」の講師の方との打合せで三軒茶屋。その後、今度はインタビューをお願いしている指輪ホテルの羊屋さんの稽古に伺う。これが桜上水。その後、下高井戸の居酒屋に場所を移してインタビュー。カラフルな企画力に定評のある指輪ホテルの主宰にしてプロデューサでもある羊屋さんの話はのんびり、ふわふわした口調ながらとてもキッパリとしてしていて、すごく面白かった。たまたま映像作家のKくんが来ていたので、カメラマンをお願いしたら、ヘンタイチックなカメラワークを遺憾なく発揮していた。他のインタビューとちゃんと繋がるのだろうか。心配だ。羊屋さんには前々からの懸案事項、家畜同盟の加入も快諾していただく。「食べられるケモノ」、「荷物を運ぶケモノ」という役割分担についても確認しあい大満足の詩森だ。名残惜しく居酒屋を辞去した後は、今日できてきたチラシの文字校正をダブルチェックしてもらうため、経堂の寺田くんちを回ってポストインした後、延々と自転車で帰宅。到着が2時20分。さすがに遠かったことだよ。 |
| 7月22日 Mon あいもかわらず |
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今日は劇団の稽古なのであった。稽古の話ももう聞き飽きたと思うので、今日のところは割愛。まあ、ひとつだけトピックを書くとしたら、三人姉妹は稽古場発表をやったのだった。どーなることかと思ったけど意外と面白かったよ。その後ジャンプ亭で飲み会。なんでも宏平さんはク・ナウカの基礎訓練に行っているそうで、うちも入れると週6回くらい稽古に参加しているらしい。オフなのに。今度宏平さんに会ったら「稽古の鬼」と呼んであげておくれ。 |
| 7月21日 Sun 日曜日でしかない |
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今日は溜まった掃除をしたり、図書館へ期限切れの本を返しに行ったり。ホントは幕張でやってる恐竜展に行こうかと思ったのだが、そんなコトしてたらビデオの編集も課題の整理も終わらないと気付き、家事のほかはあいも変わらずパソコンの前で過ごす。パソコン大好きでホント良かったよなあ。これ苦手だったらホント苦痛よ。で、課題の整理を終えてプリントアウトしようとしたら、プリンターが壊れていることに気付く。インク切れかと思ったら、インク・カートリッジを取り替えても直らなかった。手がインクでベトベトになってホント不愉快。どーするよ。いくら会社でもプリントアウトできるとは言え、これから超忙しいのにプリンタなしじゃ暮らせまい。でもこのブリンタ超古いからな。あーあ、と思いつつ、パソコン機器を買うことにはついつい心が躍るアキバ族気味の詩森であった。 |
| 7月20日 Sat 稽古たけなわ |
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今月末でひと段落を迎える予定のワークショップに向け、稽古はたけなわである。「三人姉妹」のほうも演出をつけたら、グッと面白くなってきた。ふうん。やっぱり演出って、大切なんだなあ、と今更思うのは、日頃、自分の戯曲ばかり演出しているせいか。班女はようやく終景まで。俳優は「ひとり芝居」を究極の芝居だと思っている節があるが、3人というのが詩森にとっての究極の芝居である。俳優としての力量、他者と向かいあう覚悟、そしてテキスト解析の力、どれが欠けても成立しないスリリングな戯曲の形態ではないだろうか。自分の戯曲の中でも好きなのは3人芝居に多い。「鳩とカナリア」「セルロイド」「ヤフーの媚薬」そして「ユダの食卓」の密室バージョンの方。 家に帰ると演劇プロデュースワークショップの課題が山ほど送られてきていた。これもまたはじまるんだなあ。 |
| 7月19日 Fri 会場下見 |
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9月の会場の下見にスタッフ、俳優と。会場の方は大変協力的で、まさにメセナ的に今回の公演に関わってくださっている。このような丁寧な応対を受けると、いい公演にしなくては、という思いが新たになる。そして、久しぶりに会ったけど、八着はほんとうに仕事ができる舞台監督だ。「疲れでボケボケだよ」と言っていたがボケてるときでも詩森の推定十倍くらいきはしゃっきりしている。あいも変わらずボンヤリした詩森から次々情報を引き出し、プランを立てている。まあ、なのでスタッフワーク的には来週くらいには公演ができるような気分で会場を後にする。それにしても美しい会場だなあ。幸せ。 夜は一跡二跳の公演「その男、顔のない」を観に紀伊国屋サザンシアターへ。報道被害の話。スッキリと無駄なくまとめられており、プロの仕事だなあ、などと思う。圧倒的な深み、というようなものはないかわり、確実に伝える伝達の力がある。この確実に伝達というのがこのようなテーマの場合、なかなか難しいものだから。 |
| 7月18日 Thu インタビュアー詩森 |
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企画書をタテ位置からヨコ位置のものに作り直し。とある人から「ガレリアホールをフィーチャーした内容にすべき」とのアドヴァイスを受けてのもの。レイアウトも全面的に改訂したので思ったよりずっと時間がかかった。でもその割にカッコよいレウアウトにならなかった。センスが古めかしいのよね。自分で言うのもなんだけど。その他、いろいろ劇団の仕事を一気に片付ける。DMの文章なんかも作っちゃう。封筒の原稿もチケットの原稿も作る。その後、自転車宅配便で六本木までチラシに必要な画像資料を届ける。六本木からウチは存外に近いし坂を下るばかりなので気持ちよい。行くときは登ってばかりで死にそうだけど。自転車生活のおかげで20代のころより心肺機能が上がっているような気がするが、それは気のせいなのか。今日の夕食は「豚肉の梅肉蒸し」。この「豚肉の梅肉蒸し」はワタシの作る全ての料理の中でいちばん美味しい。カンタンだけど。疲労回復に良いというビタミンBが豊富なのも良い。それとオクラ納豆で夏バテ対策。 |
| 7月17日 Wed 家畜会議 |
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用件あり、フラジャイルの小里くんと下北沢でお話。いや、遠いよ。京橋から下北沢。暑いしさ。ここのところ、稽古の前に一度家に帰る習慣がついていたため、会社から下北沢一気はひさしぶり。三宅坂のダラダラ登りが堪えたよ。小里くんとは実りある話ができたと思う。 |
| 7月16日 Tue インタビュアー詩森 |
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今日は2件のインタビュー。いやあ、面白いね。インタビュー。ほんと楽しい。演劇の方が一段落したら、何かドキュメンタリーとか撮ってみようかな。いったいいつ一段落つくのかは想像もつかないが。今は固定カメラでただお話を撮っているだけだけど、いろいろなアイデアが出てくるんだよね。インタビューは一応これで予定終了なんだけど、制作の方ばかりだったので、今度は主宰者のインタビューも撮りたいかなー、などと間口を広げてしまうワタクシ。最後の最後まで足掻いて編集致しますわ。燃えるわ。そんなところ。 |
| 7月15日 Mon 今日は風琴稽古 |
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うちのワークショップに来てくれているYさんが、突然「ある人に聞いたんだけどさー、俺、詩森さんの日記でイニシャル表記なんだって?なんか寂しいなー、と思って」と言い出した。なので今日から実名表記。吉雄さんを演じてくれているYさんとは何を隠そう山の手事情社の山田宏平さんである。日記を読んで「吉雄さんはユニークポイントの山田さんがやっているんでしょう?」と早合点していたあわてんぼさんがいたが、それはとどのつまりまるきり違う。まあちょっと見てみたい気もするが。そんなこんなで今日も稽古は白熱。スタンダードを合い言葉に風琴テイスト満載の「班女」が出来つつある。これをスタンダードと呼ぶのはあまりに自己中心的な考え方かもしれない。でもだからと言って新しい解釈は何も示していないのでね。考えつかないのよね。現代国語だけはいつも学年でトップクラスだったような女だからさ。そーゆーのってホント演劇には必要ない能力だよな、などと思う今日この頃。「三人姉妹」組は「まず何より問題なのは姉妹に見えないことです」と根本的なダメを出され、大騒ぎになっていた。面白すぎるよ。そんなダメ出し。終了後は今日は全員で飲みに行く。いろいろ話す。いろいろ議論。風琴工房は今、熱い。女子ばっかりだけど。人数少ないけど。そんなところ。 |
| 7月14日 Sun どんどろワークショップ |
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今日は百鬼どんどろのワークショップ。私は演出なんで行く必要はないのかもしれないけど、どーしてもやってみたくて参加する。短い時間だったけど、なんというか、幸福でしたね。人形を交替で触らせてもらったのだが、手にしてしまうと離したくなくなって困った。一緒に参加した愛ちゃんと松岡も感動していた。お話も素朴で深くて解りやすくてとてもよかった。こうして詩森の百鬼どんどろウィークは終わったのであった。 |
| 7月12日 Sat 小町 |
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本日も「百鬼どんどろ」。今日の演目は「小町」。完成度だけを言ったらきっと「清姫曼陀羅」のほうが上だと思うけど、私は「小町」が好きなのね。どうしてかな、と考えると、やはり女性が老いる、ということに対しての、眼差しのあり方が、女性として嬉しいのかもしれない。若かりし幻影の小町との生々しい絡みも面白かったけど、最後、老女となった小町を慈しみつつの道行きには、涙がこぼれてしまった。初日は寂しかった客席も今日は大入り満員。 終演後はそのまま来年度からのアゴラの体制の変化に伴う説明会。これについてはきっとそのうち、アゴラの方で発表になると思うけど、日本でも類を見ない凄い民間劇場になることは確か。そのまま平田さん、倉迫さん、山田さん、Yさんで飲みに行く。平田さん曰く、五反田団をまだ見ていないのは演劇人として問題だそうで、見てない私と倉迫氏は「ダメだな。君たち」と切って捨てられたのであった。次は行くわ。絶対。 |
| 7月12日 Fri ミシマユキオの日 |
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一日劇団の仕事。プライベートでも現在大きな動きがあり、何かと忙しい。合間に三島由紀夫のことや班女について調べる。とは言え、三島は詩森が殆ど読破している作家のひとりであり、「班女」も能の舞台を見たことがあるので、特に新しい知識が入るワケではないのだが、逆に客観的に系統だてて考えたことないからね。まあでもつらつら泥縄式に調べるうちに、なんとなく三島の面白さが言語化できる気分になって就寝。 |
| 7月11日 Thu ワークショップ |
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今日はワークショップ。これだけ毎週やっているとことさら書くこともないけど、まあ地道にやってますということで。松岡と吉川、そしてYさんは引きつづき「班女」。「スタンダードな班女にします。」と言ったあと、演出プランを説明すると「演出、それは、ちっともスタンダードではありません」と俳優に言われた。いやいや。まるきりスタンダードだと思うんだけど。全員セリフを入れてきてくれているので、今日だけでほぼ3場の基本は仕上がった。とは言え、今日はテキスト見つつやってたら、松岡が超いいかげんな覚え方をしているのが発覚。三島に敬意を払い、なるべくテキスト通り言うように指示。その点Yさんはさ、一言一句間違えないからね。さすがと言うか、当たり前というべきか。 新人ふたりと松岡規子ちゃんは今日からチェホフの「三人姉妹」。でもさ、「三人姉妹」って三人で話しているところ、殆どないのね。イメージの中ではずっと三人で話しているようなかんじがあったけど。こちらはあと数回の稽古でどこまでいくかというところ。けっこう手強いぜ。チェホフ。 |
| 7月10日 Wed 百鬼どんどろ |
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楽しみに、ほんとうに楽しみにしていた「百鬼どんどろ」の初日。愛ちゃんと寺田くん、そして松岡規子ちゃんも一緒。名古屋の大須で巡り会い、もう一度見たいとずっと願い、そして2年前の利賀で再会した「百鬼どんどろ」。何度も見ている筈なのに、始まってしまうと異常なほど集中してしまう。はじめて見るみたいに呆けてしまう。凄かった。生と死、聖と俗、沈黙の中にあふれだす言の葉。こういうものがこの世にあるから、演劇をまだ信じることができる。 終演後、人形師であり、パフォーマーでもある岡本さんとお話した。岡本さんは「メイクと衣裳を落として戻ってまいります」と言って引っ込んだのに、いつのまにか白塗りで着物のままビールを飲んでいるような自由で柔らかなかんじの方だ。客席がガラガラだったので、「東京で公演をやるときは制作を致します」と申し出ると、「ああ、嬉しいなあ」とほんとうに嬉しそうな笑顔になり、仲間を呼んで「この方がね、東京でやる時は制作をやってくれるそうなんです。ありがたいですねえ」と屈託なく喜んでいた。そんな笑顔を見てしまったら、それはもうなんでも手伝いますよってかんじだ。 というわけで帰ってからもメールやら掲示板やら宣伝活動。気分はもう東京制作。でも、わたしがヒトにモノを勧めるって実は珍しいのよ。そんな詩森オススメの「百鬼どんどろ」土曜日までやってます。皆様、ぜひ。 |
| 7月9日 Tue チラシ会議? |
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チラシの打ち合わせに六本木まで。デザイナーの岡田さんとコピーライターの秋本さんとお話。今回、2公演分ひとつのチラシにするため繁雑なので、手書きで「レイアウトはこんなカンジ」と持っていったら、「カッコよすぎるよ」と笑われた。特に表に「メインビジュアル」と手書きで書いてあるのが大受け。いや。ほんとはフォトショップでダミーを作ろうかと思ってたけど、あのカッコいいチラシをデザインしてくれる岡田さんに私の手作りのチラシなんて見せられないよ、と思い手書きにしたのが裏目に出たようだ。しかも、「どんなカンジがいい?」と言われ、「インパクトがあって、二つ折りになっているときと開いた時と印象が変わって、お客さんがたくさん来てくれるチラシがいいです」などと言うワタクシ。そんなのダレだって言えるよなあ。これじゃダメだ、と焦ったあげく「死体っぽいかんじいいな」などと言ってしまう。「死体っぽい」っていったい・・・。「死体、死体ってあんたほんとに死体が好きだよね」とののしる寺田くんの声が聞こえてきそうだ。そうよ。あたしは死体写真が好きよ。ウィトキンの写真集とかヒマさえあれば眺めてるネクロフィリア気味の死体写真集マニアよ。骨とかホルマリン漬けとか大好き。あげくの果てに寺田くんが頼んでくれとうるさいのでCDのジャケットやら、ポストカードまでどさくさに紛れお願いする。まあでも皆さんご存じのように岡田さんにまかせておけば大丈夫なので、勝手に大船に乗り込み、黒雲立ちこめる中、自転車で帰路につくワタクシ。どうぞヨロシクお願いいたします。
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| 7月8日 Mon 月曜日は嫌い |
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今日は「演劇プロデュースワークショップ」のためのインタビューと劇団の稽古。カスパーは今日で最終日。皆木くんは7月中は吉田テツタさんという俳優がプロデュースする公演の演出助手をやるのだとか。前に風琴工房に出てくれた池田火斗志さんも出演するらしいのでまた掲示板ででも告知致しますわ。インタビュー協力者もここではイニシャル表記だったりするけど、公式サイトに行くと終了した方から順にお名前が載っています。まだまだ続くインタビュー。話はじめると面白くてついついテープを長回し。編集がコワイ。 |
| 7月7日 Sun 劇団サハラ? |
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新劇団員、奈良百花ちゃんが客演している芝居を観にザムザ阿佐ヶ谷まで。1週間で5本。さすがにキツイなあ。まあ普通のコメディ芝居。老人メイクとかヘンにキチンとしているところを見ると新劇系なのか?そんなかんじで日曜も終わり。あー疲れた。
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| 7月6日 Sat ギャラリーカタカタ |
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今日は「タテヨコ企画」を観に経堂にあるそれはそれは気持ちの良いギャラリーまで。昼間の公演は追加料金を取ったほうがいいんじゃないか、というくらい昼間向きの芝居だったと思う。日の光燦燦とした戸外から「コンニチハー」とか人が来るのが楽しかった。雨が降っている日も見たかったな。でもこういうタイプの芝居って今はほんとうに多くてドコで差別化されていくのかな、とそれは気になる。どうなんだろ。それはあんまり目指してないのかな?まあ、でもほんとうにとっても気持ちの良い空間で、心地よい空気のお芝居だったので、ちゃんと楽しかったし、それでいいんだけど。
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| 7月5日 Fri スイカチップス |
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愛ちゃん、寺田くんと齋藤真吾君が旗揚げしたユニット「010534J」のスイカチップスを観に駅前劇場へ。これが客演であれば、「シンゴ出る舞台は選びなよ」と苛めて終わりだが、本人が主宰でクリエイターとしても関わっているので、見終わった後、ほんとにドヨーンとした気分になった。悲しくてショックだった。3日間、日記も更新せずにどうしようかと考えあぐね、でもきちんと書くことにした。あれはわたしにとって演劇以前の表現だったのだ。 ところで下北沢までは自転車で行ったのだがそのせいでサイフを家に忘れたことに劇場まで気付かず、「サイフ忘れた。でも飲みに行きたいよ」と言ったら寺田くんに「ほんとうに世話の焼ける女だな」とののしられた。まったく泣き面にハチだ。でもお金は貸してくれたので、飲みに行くことはできた。 寺田氏や愛ちゃんと別れてから用事があり、つかのまの時間、友達に会った。話が弾み、「名残惜しい」という言葉をひさしぶりに思い出した。 |
| 7月4日 Thu 地点 |
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魅力的なタイトルの青年団実験公演である。鈴江さんのテキストを解体し、再構築していく試みと言えば良いのか。こういう実験的要素の強い公演の場合「何がやりたいのか」ということを考えながら見るのだが、この公演は様々な要素がスタイルとしてのみ存在し、そこに与えられた意味さえもスタイルのようにしか感じられず、ああ、どうしてもこういうことになっていってしまうのかな、と感じたのであった。スローな歩きやセリフの言い方のせいか、ずっと転形劇場のことを考えながら見ていたんだけど、幕間で帰った評論家風の年配の方が制作の人に「ぼくたちの頃には転形劇場というのがあって、どうしてもそれと比すると嘘にしか見えない。稽古が足りない」と言っていたのを耳にし、「稽古が足りない」のかどうかはさておき、ああ、ほんとそう思うよ、と思ったのだった。転形劇場のやっていたことは確かに前衛的だったし実験的でもあったのだけど、遍く普遍があった。人の「事実」と言ってもいい。その稽古の過程について記したものを私は可能な限り読んでいるが、例えば小町風伝という芝居で、最初はたくさんのセリフがあったけど稽古を繰り返すうち佐藤和代の老婆は無言ということになりました、と太田省吾さんは言っていて、確かに、その劇空間は沈黙という名の饒舌に満ちており、生と死と性が圧倒的な強度で存在し、私は完膚無きまでにノックアウトされたのであった。つまり今回の実験公演に限らず、わたしたちのやっている作業にはスタイルを選び取るまでの道程が圧倒的に足りないのだと思う。多分この公演で演出家に与えられる評価はとてもきびしいものだろうと思うし、そうあるべきだとも思うけど、なんと言っても困難なことに踏み出そうとしているその心意気は否定したくないと思う。ひとつの過程、地点として、この公演を位置づけ、自己完結することなく、次を目指してほしいものだ。そういえば来週、同じアゴラで「百鬼どんどろ」という人形芝居の公演が行われるけれど、これは、人形と人間のふたり芝居と説明すればよいのか、沈黙の中の豊饒という意味で、現代においては奇跡とも思えるパフォーミング・アートである。東京で見ることはなかなかできない希少な公演なのでぜひご覧になって欲しいと思う。
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| 7月3日 Wed グリング |
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今日はお知り合いの佐藤直子ちゃんが出ている「グリング」。グリングはとてもオトナな集団なのでお芝居も、終演後の飲み会もとても楽しゅうございました。ストリップ小屋の話だけど、実は演劇や劇作やそれを続けていくことの困難さについてのお話でもあり、でも納得できるシンプルな結末が待っていて、これから秋に向けての公演に、少しだけ勇気をもらったりもしたのであった。「ちょっといい話」風のモノが苦手の詩森も、これは好きよ。オススメ。 |
| 7月2日 Tue ポラーノの広場にはたどりつけず |
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増田さん改め胡糸さんの朗読の会に行こうと会社を出て、池袋まで来たところで打ち出したメールを家に忘れたことに気付いた。いったい最寄り駅がどこなのか、場所がどこなのか、ちっともさっぱりわからない。東上線のどこかだと言うのがかろうじて解っているだけ。倉迫さんと山田さんにも電話したが繋がらず、7時30分過ぎ、悲しく諦め家に帰る。ごめんよ。増田さん改め胡糸嬢。どうして、なぜ、私の人生にはこういうことが起こってしまうのだろう。こんなことで今月末から始まる制作者ワークショップをやっていけるのだろうか。謎だ。あーあ、行きたかったな。残念。 |
| 7月1日 Mon ワークショップ |
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劇団稽古。とのチームもちょっとづつ本格化。Yさんはすでに全てのセリフを入れてきた。カスパーのちょっとのセリフすら入れられていない皆木くんに「君、甘えすぎなんじゃない」と言ったら、「Yさん、頭がいいんですね」とノンキなことを言い、松岡に「執着心の違いよ」と怒られていた。ホントそうだよ。稽古場はそういうことで、ピリッとしたりしなかったりするんだぜ。肝に命じて欲しいものだ。 |