| 12月31日 Tue |
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仮眠をとってから菅原さん(詩森夫)の実家、岩手船越へ。6時間近くかかるのでかなり大変。紅白を見る普通の年越し。皆様、今年はほんとうにありがとうございました。来年は少しのんびりしようと思っていたのに、相変わらず大変なスケジュールになっております。まずは3月のスズナリから。来年も風琴工房をどうぞヨロシクお願い申し上げます。 |
| 12月30日 Mon 大忘年会 |
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そして件の大忘年会。フラジャイルの4月公演の顔合わせの後、ユニークポイント・風琴工房がなだれ込み行われる合同忘年会で、50人あまりがくるという凄まじいものだ。発起人の小里くんが10月くらいから企画していたというのもまたよく解らない。知らない間に料理担当になっていた詩森は12時に愛ちゃん、小里くんと「肉のハナマサ」で待ち合わせ。何キロあるかよくわからない肉を買い込む。それにしても野菜は高騰中。きゅうり6本で600円てどうよ。そして仕込み。いや、たくさん作るのには慣れているつもりだったけど、さすがに50人分はキツイよ。腰が痛くなるくらい大変。今後こんなに作ることもないと思うので、メニューを記してみたりする。豚の角煮、手羽先のキムチ煮、韓国風の肉ジャガ、餃子300個、冬瓜の蟹餡かけ、胡瓜と蒸し鶏のピリカラサラダ、肉巻き、バリ風ピラフ。いやはや。しかも足りないどころか余ったのもスゴイ。そんなこんなで当然朝まで。年を忘れるに相応しい一大イベントであったことだよ。 |
| 12月29日 Sun 地獄変とやら |
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昼過ぎから吉川、松岡と情報宣伝写真の撮影。人からデジカメも借りていたのに、なんとムービーモードで撮ってしまったようで、紙焼きに賭けるしかない。でもたぶんすごくいい写真だと思う。シンプルでどこか恐ろしい写真になる(予定)。のち、新宿のヨドバシカメラでプリンターを買う。この半年、プリンターが家になくてどれほど苦労したことか。菅原さん(詩森夫)が誕生日プレゼントとして買ってくれたのだ。すごく嬉しい。そして、今度は中板橋に場所を移し、近文研というところの朗読劇「地獄変」を見る。「地獄変」は芥川龍之介のあの「地獄変」である。大の芥川ファンで、そのなかでもとりわけ「地獄変」は大好きなハズなのだが、今、こうして改めて聞くと細部はかなり失念していたことに気づく。主人公の画家はわたしの中ではすごくカッコいいステキな人になっていたが、実際は猿のような醜い風貌で性格も歪んだ小男であった。「天才的画家」という単語だけが記憶されあとは自分に都合よくトランスレイトされていたのだ。ああ人の記憶の曖昧さよ。そして「地獄変」は朗読という地味なスタイルにも関わらずとてもおもしろかったのでした。後半盛り上がるしね。小一時間ほど会場で飲んでから、今度は明日の忘年会のため、台所用具、モニタ等搬入。深夜1時下北沢集合だったので全てが終わったのはなんと朝の4時。ふー。こうして書くとなんと忙しい一日だったことだよ。 |
| 12月28日 Sat 衣裳探しの旅 |
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フラジャイルの衣裳探し。市橋朝子ちゃんと詩森、小里の3名。出掛けに急な所用があり、多少遅れると電話すると時間に厳しい小里氏が不機嫌そうだったので、では先に行っていて下さい、と言って中野富士見町、救世軍に急ぐ。中野坂上で乗り換えたところ、車内に行き倒れのようにグッタリとした人がいるので「大丈夫なのだろうか」と見やるとそれはかの小里氏であった。超夜型の小里氏にとって昼の12時はとんでもない早朝なのである。ともあれお待たせしてしまった朝ちゃんには申し訳ないことをしたよ。なので昼ゴハンは小里くんが、お茶は詩森がご馳走する。救世軍では男物の着物と背広、原宿(また原宿)で女物の着物を購入。メインキャストのものはこれで殆ど揃った計算になるが、アンティーク物はサイズに問題があることが多いので、合わせてみるまで心配の種は尽きない。夜は青年団のワークショップ公演。フランス人演出家によるマルグリット・デュラスの「インディア・ソング」である。いつものことだが、青年団俳優にして東京タンバリン制作でもあるN氏こと永井氏が上半身裸になっていた。永井氏の芝居を見に行くと3回に2回はヌードである。どーゆーことだろうか?いくら美しい裸とは言え、なにかが間違っているような気がしてならない。ああそれにしても忙しい年末。あと1週間くらい年末が欲しいよ。そうして掃除はあいかわらず中途半端なまま、2002年ももう終わるのであった。 |
| 12月27日 Fri 原宿という場所にくるたび思うこと |
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原宿などという場所で、その場所とはいかにも似つかわしくない、詩森、小里の両名が駅前ドトールにて明日の衣裳探しを前にしての打合せ。 |
| 12月26日 Thu もう何回目か忘れたけど |
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誕生日だったので、大掃除。まるきり関係ないね。 |
| 12月25日 Wed 地味な一日 |
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今日は地味な一日。クリスマスなので、人を愛することの意味について考える。というのは大嘘で、溜めに溜めた大掃除などして、いつのまに今年の聖夜は終わったのであった。 |
| 12月24日 Tue クリスマスイブとはなんの関係もありません |
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アゴラの新体制が公になった。ラインナップを見ると再演が多いようだ。そういう指示はアゴラからは出ていないので、各カンパニーが自主的に再演を選んだようである。私はこの体制になることが決定する前から、これから何年かは、アゴラでロングラン再演、そして(お借りできるなら)スズナリ、もしくは他の空間で新作というかんじで年間計画を立てていこうと思っていた。それが誰でも借りられる劇場ではなくなってしまい、逆に慌てたくらいである。企画書が通ってほんとうによかった。そしてなぜ再演かというと、とにもかくにもソフトをなんとかしていかないと演劇を見る人はどんどんいなくなっちゃうんじゃないか、という危機感によるところが大きい。良質な作品を提供していくためにはいろいろやり方もあろうが、再演というのは有効な手段なのではないかと思う。だいたいこんな殆どの演劇公演が本邦初演、しかも使い捨て、なんていうのは日本の、しかも小劇場だけの状況なんじゃないだろうか。劇作家も消耗する筈である。そして、やってる立場からすると新作なんて、ホント、賭けみたいなもんなんだよね。お客様の視線に晒されてはじめて作品の至らなさに気付くことのなんと多いことか。いや。それはわたしがダメ演劇人だからかもしれないけど。だからこそ、再演はたいせつです。脚本を書き直し、演出を見直し、精度をあげていく。風琴工房なんてちっとも流行っぽい芝居じゃないんだもの。せめて完成度くらい上げていかないとね。がんばらなくては。ほんと、がんばらないと。とは言え、現在、詩森は新作の執筆中なのであった。そう会う人ごとに「イヤなタイトルですね」って言われるアレよ。新作はほんとタイヘン。今日もせっかくのクリスマスイブだっていうのに、油汗がでそうなイヤーなシーンを書いたわ。「紅き深爪」 2003年3月末、下北沢ザ・スズナリにて大公開。ヨロシク。 |
| 12月23日 Mon マイノリティ・レポート |
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近所プリンスシネマまで「マイノリティ・リポート」を見に行く。これが、詩森的にはメチャクチャつまんなかったのだよ。原作P.K.ディックなのにヒューマニズムと家族愛のただのアクション映画。まさにハリウッド的。いやハリウッド的でもいいんだけどさ、主人公が陰謀によって陥れられて悪役に追い掛け回される、というバターンの映画、みんなホントにまだ見たいのかなと思うが如何か。映像はステキにお金がかかっていたけど、あまりのことにちょっと呆然。似たテイストなら「マトリックス」のほうが100倍くらい面白いと思うわ。もっとぜったいおもしろくなる題材なのに。とても残念。でもプリンスシネマのシステムにはちょっとビックリ。全席指定。ネットで予約もできる。シネコンってみんなこういうものなの?そして鬼のカクラン、詩森は風邪を引きました。年の瀬なのに。年の瀬だからというべきか。あーあ。 |
| 12月22日 Sun 芝居のハシゴ |
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今日はお芝居のハシゴ。まず昼間はポカリン記憶舎。世界観が明確で、やりたいことがハッキリしていてあとは見る側の好き嫌いの範疇ね、というかんじ。着物が合わせ方も含めてとてもモダンでステキ。阿部聡子さんは当たり役ではないだろうか、などと思いつつ、茶話会は参加できずに会場をあとにする。そして夜はL.P.これはなんだろ、ort.d.dの倉迫氏と山の手事情舎の三村氏とク・ナウカの寺内さんのユニット、なのかしら。ちょっとわからないケド、そんなメンバーで行う二人芝居。終演後は久しぶりに「抱瓶」。旨くて安い沖縄料理を堪能しましたわ。 |
| 12月21日 Sat 美術打ち合わせ |
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略して美打ち。風琴の、ではなくフラジャイルのね。早いねー。ウチも早いけどそれにしても公演は来年の4月だからね。まあ客席の話とか客入れのコト以外は特にワタシの出番はないので、ボーッと聞いていたけど、これが意外に勉強になるのよね。自分のところで打ち合わせしているときより距離があるせいだと思うけど、自分の考え方とかがクリアにわかるのね。そんなフラジャイルの美術さんは長田さんという年若い女性。なかなか魅力的な人でもう少しお話をいろいろしてみたかったわ。 |
| 12月20日 Fri |
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寺田くんと円谷奈々子ちゃんが出ている前方公演墳を見に行った。これはいわゆる事務所系というお芝居で、まあ、中身もそういうかんじのお芝居だった。そのあと、やはり来ていた紅王国の中川こうちゃんとあしたのチケット発売の件で打ち合わせに来た山田さんと、なんだかすっごい中華屋に行った。スッゴイというのは、もう戦時中のバラックのようなという意味での「スッゴイ」である。料理は注文してもなかなか出てこない。飲み物は結果としてセルフサービス。なんといってもかなり高齢の女性ふたりでやっているのだ。体力的にとてもキツイらしく、最後に注文した「モヤシ炒め」など「どーしても作らなきゃダメ?」と聞かれたくらいだ。「どーしても作って下さい」と言って作ってもらったケド。しかし、そういう店によくあるように、どれもこれもちょっとないくらい美味しいのであった。そういえば、今日寺田くんが誕生日のプレゼントをくれた。ここのところちょっと弱っていたので、泣きそうになるくらい嬉しかった。 |
| 12月19日 Thu 指輪ホテルをみておもうこと |
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指輪ホテルを見に行った。目黒の庭園美術館まで。見終わってすごくすごく複雑な気持ちになる。そう。もちろん見に行ってとても良かったんだけど、でもやっぱり複雑。パンフレットで羊屋さんは、スタッフさんやパフォーマーの女の子たちに感謝、って書いているし、それはもちろんぜったいウソじゃなくて、わたしだってひとつの劇団を主宰しているワケだから、すごくよくわかる。ああ。でもね。やっぱり共有しきれてないと思ってしまうの。みんな羊屋さんが好きで、たぶんそれぞれに切実なものもあって、だから一生懸命だし、ラストシーンの表情とか、パンフに書かれた文章とか読むと、ひとりひとり抱きしめたいくらい健気なかんじもする。でも深夜までおよんだというミーティングでも埋められないなにか、を感じてしまった。たったひとりのNOWHERE GIRL 荒野を行く、というかんじ。それがこの作品の魅力なのかもしれないけど、でもそれはつくりての意図ではきっとないのよね。なのにわたしときたら、さいごの羊屋さんの短い挨拶で泣きそうになったりして。ごめんなさい。ダメなお客さんで。ああ。あのテロはほんとうにおおきかったね。関係ないけど、わたしはちっともテキストが書けなくて、それはもうシンドロームといいたいくらい。まあこんなところでわたしが書けなくなっていても、世界はちっともかわらないわけなので、くやしいからがんばって書くけどね。そんなところさ。 |
| 12月18日 Wed みのむしのように |
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家にいる。今年もあと半月。このいそがしいのに、わたしときたら70本以上はお芝居をみたわ(ちゃんと数えてないケド)。今年のベストは「真夜中の弥次さん喜多さん」@KUDANプロジェクトでキマリかも。あと半月で6本の芝居が待っているけどね。 |
| 12月17日 Tue 反省会 |
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劇団の反省会。今回は細かく考えようと思ったので、項目を決めていつになくちゃんと話し合う。共有していたこと、共有できなかったことがあぶりだされていく。企画、脚本、演出、稽古、楽屋、劇場、スタッフワーク、制作。各方面に多大な負担をかけたこの4演目同時上演の主催者としてはもちろん反省の方が多いけど、全体の一致した意見としては集団としての基礎体力がついたね、ということ。それは反省会で私、松岡、吉川が対等に言葉を交わすことができるこの状況が物語っている。ゆっくりとちゃんと話ができたと思う。声高な議論じゃないけど、きちんとした対話だった。こういう機会は、劇団の内外に関わらずあまりない。ところで話していて、やはりわたしたちは女性中心の集団で、しかも30代以上を中心としたオトナの女の集団なんだな、というようなことを思った。それはもちろんいい面もあるし、悪い面もある。でもこれでやっていくのだし、うまく言えないが、やっていく覚悟がついたと言えばいいのか。そのことに誇りをもてるし、実はわたし、そういうのが好きなんだ、とも思った。ここまで女性中心、ということをどこかしら消極的にしか捉えていなかったけど、これからは劇団の大きな軸として考えていきたいと思う。なので、いいですよ。フェミニズム劇団って言っても。とはいえ男性俳優は引き続き募集しますけどね。 |
| 12月16日 Mon 冬眠中 |
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朝に資源ゴミを捨てて、夜に不燃ゴミを捨てた。家はようやく機能しはじめた。しかし詩森は冬眠中である。ストーブの前にずっといる。床に座っているとホコリが目につくのでたまに立ち上がり掃除する。そしてまたストーブの前へ。殆ど廃人状態。それにしても今月は知人の公演が多いね。いつまでもグズグズしてても仕方ないので、ぜったい行かなくてはいけないものはいくつか予約を入れてみる。それでもまだいくつかあるんだけどもう日程的に無理そうで困る。そのほかミーティング、忘年会等々で、アッというまに埋まっていくスケジュール。外出、きらいなのに。 |
| 12月15日 Sun いろいろ |
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ネオゼネレイタープロジェクトを見に、原宿のS&Eミュージアムまで。この場所を推薦したのはワタシなのに、道を一本間違え、開演時間微妙に過ぎて会場着。そしたら立ち見だった。係りの人が気を使って椅子を持ってきてくれたので、それに座り人の合間から観劇。終演後は松岡、チェルフィッチュの岡田くん、今度P.E.C.Tに入ったというリリイちゃん、そのお友達とお茶。海外のカンパニーのことなど演劇のお話いろいろ。楽しかったわ。 |
| 12月14日 Sat かたづける |
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帰って来た劇団の荷物で床が見えないほどだった家の片付けにようやく着手する。資源ゴミ、不燃ゴミ、可燃ゴミが山となり、これらを順番に捨てていかないと掃除機すらかけられない有様だ。ああ。嘆息。
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| 12月13日 Fri 助成金 |
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の締め切りだったので、書類を駆け込みで送った。具合が悪くてクラクラだったけど、燐光群を見に行った。家に帰ってきてから、助成金の書類の不備にいろいろ気づき、かなしい気持ちになった。
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| 12月12日 Thu タンバリンのハシゴ |
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今日はタンバリンをハシゴした。というと意味不明だが、東京タンバリンという劇団の「タンゴ」というタイトルは同じくするが内容はまるで違うものを阿佐ヶ谷、高円寺の2劇場で上演するという試みを見に行ったということだ。楽しく飲んで終電で帰るつもりが、飲み屋に忘れ物をしたため、タイヘンな一夜となった。なので以下省略。
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| 12月11日 Wed イリュージョン |
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幻想というものもときにはいいものだ。もちろんあぶくのように消えてしまうけどね。
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| 12月10日 Tue よる年波 |
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所用あり、寺田くんと待ち合わせしたら、地下鉄の中で貧血を起こして遅刻した。それを言ったら、「年だな」とにべもなく言われた。そんな寺田くんも酔っ払って携帯電話を破壊したそうである。ここまで何かにつけていがみあってきたわたしたちだが、これからは労わりあって生きていきたいと思う。
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| 12月9日 Mon 疲労困憊 |
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思った以上に疲れ、そして消耗していたらしい。一日、眠り、少量の食べ物を食べ、そしてまた眠る。たまに起き上がるとしんしんと寒い。夜中に起き上がり多少のメールを書き、また眠る。そんないちにち。
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| 12月8日 Sun どんなことにも終わりはくる |
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そして今日も開演ギリギリまで俳優と話す。その甲斐あってか、どの演目もステキだった。いい出来だったと思う。こうしてこの2週間は終わった。来年から私たちはアゴラでこのような2週間を毎年過ごすことになる。アゴラの体制の変化に伴い、それに同行する幾つかのカンパニーのひとつとして選抜していただいたのだ。わたしたち再演を中心としたロングラン公演を行うこととなるであろう。そのことの意義を体で感じる公演であった。また吉川愛と松岡洋子というふたりの俳優に心からのリスペクトを感じられる公演でもあった。客演の方もそれぞれに素晴らしい仕事をしてもらったと思うが、何より自分のカンパニーの俳優に誇りを持つことができたことが嬉しい。テイストの違う、技術的にも精神的にも大変な2役を演じてくれ、また公演に関わる様々なことの支えにもなってくれたことに感謝したい。 打ち上げは夜半からの雪となった。埋もれていく町を見ながらアゴラの5階の稽古場で飲み明かした。反省すべき点はもちろんあるが、得がたい公演であり、得がたい座組みであった。「病の記憶」はいつもわたしたちの出発点となる。5年前もそして今日も。公演に関わってくれた全ての人にただ深い感謝を。 |
| 12月7日 Sat |
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昨日話したその演目は化けた。気のせいかと思って外に出ると、音響のタクヘイさんが「初日が出たねえ」と言っていた。気のせいじゃなかったんだなあ。だから芝居は怖い。そして諦めてはいけない。終演後は見に来てくださったタテヨコ企画の横田さんとお話。あまりちゃんとお話したことなかったんだけど、いろいろ話せて刺激的だった。こうしてすこしづつ繋がっていければいいと思う。 |
| 12月6日 Fri 褒めてもらうのは嬉しいけど |
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「ゼロの柩」に出てくれたシャンプーハットの日比くんが来てくれた。なんだかすごく感動していて、「自分が恥ずかしくなりました。シャンプー、がんばらないと」なんて言っている。昨日はAプロにシャンプーの作家の方が来てくれて、すっかり同じことを言って帰って行った。褒めてもらうのは確かに嬉しいけど、日比くんたちの芝居を見るたびに、その才気溢れる作劇に打ちのめされる詩森としては、「君たちの才能はそんなレベルじゃないんだよ」と言いたくなる。ほんとにこんなレベルじゃぜんぜんないんだよ。「明日、できたらAプロにも来ます」と言ってくれたことだけで充分。 ある俳優と飲み屋で、他の出演者や舞台監督も含めて、ある演目についてお話。あと2ステージを残して、まだ未完の部分を残す作品が、どうすればステップアップするのかと真剣に考える。時間の操作について、話す。いい俳優は観客と「時間」をやり取りする。そんな話。さあ。あと土日4ステージ。皆様、ぜひ劇場へ。 |
| 12月5日 Thu 沈黙は静かに解除される |
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そのひとが黙り込んでしまってから、もうふたつの季節が過ぎた。傷つかないワケではもちろんないけど、その言葉を待っていたんだよ、といいたい夜。 |
| 12月4日 Wed ライブなのだ |
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今日はBプロ。開演ぎりぎりまで稽古。今日はセッションってかんじでいきましょうと音響さんに指示。ライブだものね。終演後はいつものように劇場で飲む。いい座組みだと思う。公演はあと4日。この俳優たちの仕事をぜひ見に来てください。
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| 12月3日 Tue 自己保身はたいがいに |
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今日は装置の福田さんが来てくれて、床が軋るのを直してくれた。嘘のように静かに。悩んでいた数日間はなんだったんでしょう。それもこれもちゃんと言わなかった私の責任。演出である以上、スタッフへの要求はちゃんとすべきだ、ということを思い知ったよ。お互いの仕事のクオリティを守るためにね。
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| 12月2日 Mon いろいろな出会いがある |
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終演後、行った居酒屋で、お手伝いに来てくれたTさんとお話。このTさん、アーツマネジメントを目指していて、まだ22歳だそうだが、実にクレバー。話していてとても面白い。年齢差なんてまるで感じさせない。私が22歳の時なんて、こんなちゃんとしてなかったぞ。いや。いまもぜんぜんちゃんとしてないけど。 |
| 12月1日 Sun 2ステージ |
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今日も2ステージ。俳優とスタッフの負担を思い、ココロの中で手を合わせたりする。 |