ろばくん ROBA DIARY

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1月31日 Mon

 6月の脚本の第一稿、最後の追込み中。初めてお願いする人が多いので、やはりちゃんと脚本を読んで決めてほしい、という劇作家としての意地がこんな詩森にもあるワケだ。まあ、その分、脚本で断られる可能性もいっぱいあるワケだが・・・(涙)
 今回のストーリーには詩森の美しい(!?)セリフ回しは不要と判断。短いセンテンスを重ねていくかんじにしてみたものの、やはりいつもとスタイルを変えると、書いてる間中、不安なものだ。出来たところまでプリントアウトして稽古場に持っていって読んでもらう事にする。それにしても、稽古しながらホンを書き、ボランティアにまで行ってしまう私は脳からヘンな麻薬でも出ているに違いない。2000年になってからそこらへんのバイタリティが更に加速している気がしてわがことながらオソロシイ。そんなこんなのうちに1月も終了。ついに本番の2月がやってくるワケだな。
1月30日 Sun

 忙中ヒマあり。一泊二日で恒例のボランティアに。
 伊豆のペンションに泊まる、という豪勢な企画に釣られ、わざわざ稽古を休みにして、無理矢理でかける。今回はボランティアは2回目という菅原さん(詩森夫)も行ったのだが、我々夫婦の他には西原先生という職員の人と、そして子供が3人、ボランティアというより、ただの家族旅行である。それが証拠に、遊園地で乗り物に乗るときも、タクシーに乗るときも、「はい、お母さん(お父さん)はこっち、こっち」と何の疑いもなく言われる私と菅原さん(詩森夫)。そうだよなあ。小学校の子供くらいいたって全然おかしくないワケだよなあ、などと感慨に耽る。どーでもいいことだが、ゴーカートに乗った菅原さん(詩森夫)ヘアピンカーブで大クラッシュ。いつまでも帰ってこない菅原さん(詩森夫)と担当しているやっちゃんを案じたゴーカート係りのおじさんが、ゴーカート係だけにゴーカートで駆けつけ、救出されことなきを得る。面白すぎるぞ菅原さん(詩森夫)。
帰りに西原先生の新婚家庭にお邪魔し、スキヤキをたらふく食べ帰宅。
1月28日 Fri

 今日は衣装の大川さんが初稽古場。と思ったら、なぜか寺田くんも来てくれる。おかげで本番以上に緊張してしまう詩森。
 セリフ、トチりまくり。
 稽古後、衣装の打合せ。資料として持っていった荒俣宏編集の「民族大展覧会」で大川さんと詩森大いに盛り上がる。特に「日本」の項は一応カミシモのつもりらしき上着に、変なジョッパーズみたいなズボンを履いてて、相当に間違っていてオカシイ。ちなみに今回の衣装テーマは「架空の国の民族衣装」である。
 途中、「話題の衣装、大川さん」を見たいという物見高い理由で、桐野も合流。まあ、私が呼んだんだけどさ。終電ギリギリのつもりが乗り損ね、大崎からタクシーとなってしまうも、これが、全然こなくて泣きそうになる。仕方なしに白タクに乗って帰宅。でも普通のタクシーより安かった。ちょっと怖かったけど。ああ、しかし、いかんですな。女だてらに白タクに乗る生活。反省。反省。
1月26日 Wed

 会社を早退してAGUA GALAにチラシの挟み込み。せっかくなので公演時期が近いreset-Nのチラシもいっしょに挟み込む。こういうことは言わずにひっそりやるべきだろうが、ついつい自己顕示してしまうダメな私。reset−Nの皆さん、詩森、頑張ってますよ。読んでないかもしれないけど(笑)そして頑張ってるのは主に境くんなんだけど。
 チラシを折り込みながら昨日大嶋くんが言ってくれたことをぼーっと考えてたら、なんか一箇所だけ「ぜったいそれは違う」ということがあるのに今ごろ気付く。稽古場に行って境くんにそれを言うと、「俺は昨日の時点でそう思いましたよ」と呆れたように言われる。
 だったらその場で言ってくれよ。
 私の演出家としての問題点はひとえにこのビビットでない反応にある。打てば、明後日くらいに響く。あまりの反応のトロさに「恐竜」と言われることがあるくらいだ(恐竜の神経系統は発達していないので尻尾とか踏まれて相当時間が立ってからギャッとかいうらしい)。だから、詩森にキツいことを言ってニコニコしてたからと言って、油断してはなりません。2日くらいしてから、「あれはぜったい失礼だ」と怒っていたりするのです。まあたいてい気付いてもらえないし、そのうち忘れちゃうんだけどね。(笑)
1月25日 Tue

 香辛料孤児の大嶋さんが稽古場見学。
 たまたま今日だけ詩森は出番がない日で、夏芽と境くんのシーンをやっていたので、個人的には「助かった」というかんじ。だって大嶋くん、怖いんだもん(笑)帰り飲みに行って怒涛のダメ出し。出したのはもちろん大嶋くん。貴重なアドバイスなどもあり、うんうんと聞く。そういえば境くんが香辛料孤児の4月公演に出演決定。みんな、来てねー。
1月24日 Mon

 選曲を手伝ってもらう寺田くんと電話で話す。脚本は「面白かったよ」と前置きした上で、唯一男性の登場人物である境くんの役について、「あの役はさー、男の神経を逆撫でするんだよね」とのたまう彼は、やさ男風のルックスからは想像もつかない「男尊女卑男」である。
 「あなたもつくづく血中男性濃度が高いよねー」と応戦すると、「これだから女の演出家はなー」と更に食い下がる。「じゃあさー、あの役って男の人から見るとリアリティーないんだ」と聞くと、「少なくとも俺とは違う」と断言。「でもさー、私もそのへん心配だから、境くんに聞いたら境くんはすっごくわかるし、こういう状況になったらこういう行動をとるだろうって言ってたよ」と詩森。するとしばらく電話口のむこうで黙った寺田くん、ぼそりと一言。
「俺にはわかんないよ。境くんが」
 あげくの果てに
「ま、俺、結婚してないし、する気もないし、こんなしがらみ、わかんないよね。俺は菅原さん(詩森夫)の意見が聞きたい」
などと言い出す始末。どーするんだ、いったい、そんなもの聞いて。
 まあ、でも秘蔵のステキな曲をお蔵だししてくれるというので、機嫌を損ねては大変と適当に聞き流し、電話を切る。
 まったく、困った「俺様男」である。なんだかんだと仲はいいんだけど、はたで聞いてたら喧嘩しているようにしか聞こえないかもしれない。まあ、実際ムカツイてもいるんだけどさ。蛇足になるけどいままで寺田くんに言われたことの中でいちばんショックだったのは、「あんたも結構な自分オタクだね」という一言である。「自分オタク」ちょっと当たっているだけに衝撃もひとしおだ。というワケで、特に男性の意見が気になる今回の公演。この日記を読んだ方は寺田派か、境派か、ぜひアンケートにお書き添え下さいませ(笑)
1月23日 Sun

 会社があまりにヒマなのにパソコンもないので「会社で脚本書き用」に秋葉原でノートパソコンを買う。とは言え、家に2台もデスクトップがあるから、中古パソコンショップでIBM「シンクパッド」のものすごい旧式のを買ってみる。驚きの22000円。一応WIN95搭載なのが泣かせるが、いったいこれはちゃんと使えるのか。
 その後新宿で夏井さんと「バックステージメーリングリスト」のミーティング。

1月22日 Sat

 たまには真面目に今回のお芝居の話。自分が出る、というので緊張してしまい、ついついおちゃらけがちな今回だが、十人見たら十人がそれぞれいろいろな思いを描くような、そういうお芝居になるのでは、と思う。R指定かもねー、などとふざけてはいるが、ホントのところは別に過激な芝居でも奇を衒った芝居でもなく、実はとてもスタンダードで胸苦しいストーリーのお芝居だ。3人の登場人物が、特に境くんと詩森の役の夫婦が、夏芽のやる女の子を間において、言葉を一生懸命捜しながら、けれどなんにも伝わりきらない、その苛立ち、無様なあり様を、ぜひ見てもらえたら、と考えている。

1月20日 Thu

 ネオゼネの大西さんが演出をやっているクロニクルという劇団のお芝居を見に「劇」小劇場へ。今日くらいは「いえっ今日は帰ります」とカッコよく帰ろうと思っていたのに、大西さんに「飲んでくでしょ?」と言われていちもにもなくうなずく私。結局今日も渋谷の町を疾走するハメに。

1月19日 Wed

 演出を手伝ってくれている桐野さんが来たので、稽古後、飲みに。公演の内容のせいなのかこのところワイ談に流れがちな風琴工房であるが、今日は子供の頃なにを見て性的なものを感じていたか、ということについて話す。父親のゴルゴ13を盗み読みしてドキドキしていた詩森、中学の頃マイバースデーとなぜかアサヒ芸能を買っていたという(その頃から親父)夏芽、高校の文化祭で古本屋の模擬店をやった時フランス書房の官能小説をこっそり家に持ち帰ったという桐野。ああ、それぞれのヰタ・セクスアリス。女の子だけになんだかんだと(夏芽以外は)可愛らしい。そんな中、じっと俯き、暗い顔をしている境。「どうしたの」と問うと、「いや、俺は・・・」と言葉を濁すので、きっとなにかよからぬことを隠しているに違いないと女3人よってたかって問いつめる。すると境、ますます暗い顔になってぽそりと
「俺、書いたんですよ」と言うではないか。
「なにを?なにを書いたの?」耳をそばだてる一同。
「だから、官能小説ですよ。」
なんでも境くんは中学校一年の時、性への憧れが高じ、「自分のためだけに」一編の官能小説をしたためたのだという。面白すぎる。ダイレクト・メールひとつ、アンケートのお返事ひとつ、これ以上ないほど辛吟するくらい、書くことの苦手な境くんが、「自分のために」官能小説。あまりのことに床を転げて大笑いしつつも、なんだかホロリとしてしまった一同であった。

1月18日 Tue

 宮沢章夫の「わからなくなってきました」を読んでいたら、盛岡のことが書いてあった。かいつまむと盛岡に宮沢さんが行った際、信じられないほど様々な親切を受けたそうだ。彼が導き出した結論は「盛岡の人はみんないい人」である。そして、彼は書く。いい人の裏にはきっと通り過ぎるだけの旅人には窺い知れない闇があるのではないか、と。そう思うと、盛岡はとても恐ろしい町だと。
 ところで知っている人は知っていると思うが、詩森はこの「いい人の町」、盛岡の出身である。この町で高校までの日々を暮らした実感から言わせてもらうと、宮沢さんには大変申し訳ないが、盛岡は正真正銘「いい人の町」、なんである。裏もなにもない。なんだか馬鹿みたいだが、事実なのだから仕方ない。おかげで詩森は東京に来るまで自分も「いい人」だと信じて疑わず暮らしてきたのだ。なぜなら、私は盛岡に住んでいるころ「人の悪口」を言ったことがなかった。言う必要がなかったのだ。
みんな、いい人だから。
なぜなんだ盛岡。それでいいのか盛岡。
己の襟を開き、かの劇作家(宮沢さんは劇作家でもある)にお前の暗部をみせつけてやれ。ないのかもしれないが、90年代も終わった今、心の暗闇ひとつなく生きていけると思うなよ、と私はわが故郷に言ってやりたい。

1月16日 Sun

 知り合いが第3エロチカに入ったので、夏に引き続き「ハムレット・クローン」を見に行った。ほりゆりちゃん、とゆーのだけど、大変素晴らしい女優さんで、それが証拠に新人なのに大役だった。踊りまくりキレまくりでカッコいい。お嬢様なので、なにをしても(痙攣してても)品がある。きっとこれからスターになる人なので、女優マニアの方はぜひチェックして下さい。
 芝居の方は下敷きになってるハイナーミュラーの「ハムレットマシーン」からしてとても難しいので、もちろんこれも難解で理解しているとは言いがたいんだけど、こういった方法で現代を語ることは果たして有効なのか、というようなことをわたしなりに思った。例えば日の丸。個人的には例の日の丸法案にはもちろん反対だけど、いきなり私達を蹂躙する国家の象徴として日の丸が大写しにされても、なにか釈然としないものが残る。釈然としない理由については、これはもうとても長くなるので、戯言に続く。(ただし、2月の芝居が終わってからね)

1月15日 Sat

境くんが映画の撮影でお休みなので、詩森とナツメ、そして桐野さんの女3人だけで稽古する。ナツメ相変わらず大暴走。アイデアが泉のように涌き出ているらしい。当然演出してくれている桐野嬢もそのアイデアについてコメントを出さざる得ないハメになり、「どーして私がこんな目に」と涙する。ごめんよ。桐野さん。こんな芝居書いちゃって。それにしても恐るべしナツメ。どこへゆくんだナツメ。ナツメ・ビックバン近し、を予感させる今日の稽古であった。

1月14日 Fri

 今日は掲示板でお馴染みの睦月さんと睦月さん大御贔屓の「花組芝居」を見に行く。詩森はお初。睦月さんも緊張したようだが彼女の手前「苦手なお芝居だったらどうしよう」と身構える詩森。でもそんなことは全然杞憂で、華やかな雰囲気を堪能してとても楽しかった。でも装置とかちょっとショボくてそれは少しだけ悲しい。もっとお金を使わせてあげたい、と思う。最後はじゃあんと後ろでもあけてゴーカにいってもらいたかった。実は派手好き。
 ところで今日の演目は「天守物語」。天守物語と言えば妖怪と人間の道ならぬ恋を描いた泉鏡花の傑作だが、花組芝居の座長で富姫役の加納さんはまさに恋する乙女であった。女優さんというのはなかなかケチで相手役が優しくしてくれないと恋もしてくれないものだが、加納さんの富姫は惚れてしまったら命がけとばかりに突っ走っていた。潔し。
 詩森も次に役者をやるなら欲も得もなく惜しげもなく愛を与える女がやってみたいと、実は思っていたのだが、いざそのチャンスが巡ってきたら、なんだか愛を搾取するばかりの困った女を書いてしまった。くううう。悲しい。これが詩森の器量の限界というものか。まっいいか。相手、境くんだし、と惜しげもなく愛といったってねえ、と開き直るが、考えてみれば詩森ごときに愛を搾取される彼こそいい迷惑である。明日からの稽古では隙を見て、ちょっとは境くんを愛してみようと、加納座長を見習って殊勝に考える今宵の詩森であった。

1月13日 Thu

 境くんとのファーストシーンを立ち稽古。3時間みっちり同じシーンを繰り返す。夏芽は今日は演出家だ。詩森いいなり。割と若夫婦。比較的新婚さん。などと決めていくが、詩森と境くんで新婚さんとは、いったい。今日も謎が深まるばかりの稽古場である。
 ところで今日は偶然隣でネオゼネレイターの大西さんが演出する劇団クロニクルの稽古をやっていた。そして稽古後、飲みに行くことに。というより飲みにいきたくて大西さんたちの稽古が終わるまで意味もなくそのへんをウロウロしていたというのが真相。帰れよ詩森。たまには。
 終電ギリギリとなった大西さんにつきあって渋谷の駅を疾走する。久しぶりに走ったけど息が意外に切れなかったのは、自転車効果なのだろうか。まだまだ若いわ、などと悦にいる。しかしそんなことで喜ぶこと自体が年をとった証拠とも言えるが・・・。

1月12日 Wed

 稽古初日。演出を手伝ってくれる桐野嬢も来る。初日なのになにやら怒涛の稽古場と化す。夏芽、いきなり大暴走。「わたしとしてはー、馬乗りになりたいんですよね」だと。いったいなにに?(涙)答えは2月劇場にてその目でしかとお確かめ下さい。

1月11日 Tue

 「遠い球体」に奥さん役で出てくれた上田さんが出ている女歌舞伎を見に博品館劇場へ。女歌舞伎というより大衆演劇だったが、こういうものは意外に楽しめるものだ。でも6000円。 泣ける。

1月10日 Mon

 今日は2月公演の予約開始日。日付が変わったとたんからFAXと電話とメールで何件かの予約が入る。うう。ありがたや。ありがたや。夕方までには結構な枚数の予約が入り、追加公演とかになったらどうしよう、などといらぬ心配をする私。それは冗談としてもなるべく早めに予約をした方がいいかもです。詩森もDM出さなくては。
 夜は香辛料孤児の制作ミーティング。制作リーダー詩森としてはこんどこそ客をいっぱい入れるぞと張り切っている。ここの主宰は風琴工房の9月公演に涙花役で出演してくれた大嶋くんである。みなさんこちらもどうぞよろしく。(今日は宣伝ばっかでスマン)

1月8日 Sat

 「性同一性障害」のシンポジウムに夏芽と夏芽のヨメさんとともに出掛ける。これが朝の10時から夕方の5時までという結構ハードなものであった。主宰者がバリバリのフェミニストの方ということで、会全体の進め方は正直言って少し苦手な部分もあったが、埼玉医大の先生が答申案を通した際のいろいろな話などありとても興味深かった。途中グループに分かれてのデスカッションの時間があったが、ディスカッションというのはホントに難しいなあ、と実感。ちっとも話なんて噛み合ってないのに、私も含め、なぜかうんうんとうなずく一同。知らない同士で話すのってとてもタイヘン。このシンポジウムは通年に渡って様々なテーマで行われており、次回は「幼児虐待」の「手を上げてしまう親側」にスポットを当てたシンポジウムとのこと。
 その後は用賀の青龍門で、夏芽カップルと詩森友人の男の子同士のカップル「まさとさんとヒロくん」で新年会。ホントは菅原さん(詩森夫)も来るハズだったが、風邪でダウンしドタキャン。ラブラブのカップルに囲まれてかなりさびしい私、であった。しかし、会自体はものすごく盛り上がって、順調に(?)終電を逃す。まさとさんに「もう島田荘司」は読まない、と言ったら、でも「眩暈」は面白いですよ、と言われ、「そうか、じゃ『眩暈』だけは読んどくか」と思い直す主体性のない私。こうして課題図書がどんどん増えていくのであった。うーん。

1月7日 Fri

 会社帰りにふと思い立ち有明に引っ越した菅原さん(詩森夫)の会社を見に行く。他に食べ物屋もないので話題のビーナスポートに行ってみたが、なんか、ディズニーランドにブティックが立ち並んでいるようなヘンなトコだった。バカ高いパスタを食べたのだが「これなら私が作ったほうが・・・」というほどまずく悲しい。パスタと言えば荻窪駅南口にある「ペペロンチーノ」というイタリアンレストランの「手長えびのパスタ」は、ものすごく美味いので荻窪に行った際にはぜひともお試しあれ。

1月4日 Tue

 昨日の日記を自分で読んで、ミステリ作家になる人でエラリー・クイーンが嫌いな人は殆どいないんだろーなー、とはたと気付く。馬鹿だわ。あたし。

1月3日 Mon

 途中、盛岡の妹宅に寄り、ロングコートチワワの「さぶ」の大歓待を受け、服を毛だらけにしてから東京へ。今日も今日とて懲りずに綾辻行人の「時計館の殺人」を読む。ホントはおくむらさんから「館シリーズは順番に」と言われてたのに、我慢しきれず最高傑作の誉れ高い「時計館」に手を出す堪え性のない私。でも、これは、とっても面白かった。犯人はすぐわかったけど、トリックが緻密で、謎解きの部分で溜飲を下げる。この人はきっとエラリー・クイーンの特にドルリー・レーン・シリーズが好きなんでしょうねえ。詩森も好きなので気が合うかも知れない。

 ところで妹のパソコン参入を記念してチワワ「さぶ」のホームページを作ってみました。

http://www.windyharp.org/sabu/sabu.html/

風琴工房とはうってかわったすっげえ「らぶりー」なページなので、まだまだ工事中ですけど、良かったら覗いてやって下さい。特に吉岡とかひつじちゃんには大推薦だな(名指し)。何気にオモロイ「プッチろば(詩森妹)」のエッセイに注目。
1月2日 Sun

昨日からコタツに座りつづけて2冊のぶあついミステリを読了する。どっちも「ひえーっ」ってくらい詩森的にはダメダメだった。特に森博嗣の「すべてがFになる」は分厚いし途中までものすごく面白いので、その分腰くだけで拍子抜けしてしまった。もう一冊の島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」は犯人はすぐにわかっちゃうし、トリックも「まさかソレじゃないよね」のそのマサカで、ほんとガックリ。でも森博嗣はもう一冊くらい読んでみるか、と思う私。
1月1日 Sat

 ついに2000年の年明けだ。あけましておめでとうございます。
 偕楽園を後にし、菅原さん(詩森夫)の実家「岩手船越」へと向かう。朝10時に出て、途中盛岡で3時間くらい待つハメになり、到着は夕方6時過ぎであった。遠いぜ岩手船越。 広いぜ岩手県。
 実家に行くとヨメの仕事はチャワンを洗うだけと決めて、上膳据膳でコタツにずうっと座っている詩森。出て来るオカシを際限もなく食べつづける詩森、夜は誰も見たくない「筋肉番付」を「どーしても見たい」と我を張って見せてもらう詩森。こんなでいいのか、私のヨメライフ。
 こんなふつつかすぎる詩森ですが、今年もよろしくお願いいたします。



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